ブダペストは夜も楽しめる!ドナウ川ナイトクルーズ&ウォーキング

ブダペストは夜も楽しめる!ドナウ川ナイトクルーズ&ウォーキング

更新日:2020/05/06 14:13

ドナウ川ナイトクルーズはブダペスト観光の華であり、ぜひ乗船してみたい、観光の目玉ともいうべきアクティビティです。装飾の多い国会議事堂や王宮は、日中見ても壮麗な建物ですが、夜になるとライトアップされ、黄金色に輝きます。船上からの景色はとてもゴージャスな素晴らしい眺め。ナイトクルーズで夜景の美しさに感動した人は、川沿いを歩いてのお散歩もオススメ。くさり橋を渡って、川岸からものんびり夜景が楽しめます。

ブダペストは美しき「ドナウの真珠」

ブダペストは美しき「ドナウの真珠」
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ハンガリーの首都・ブダペストは「ドナウの真珠」と呼ばれる東欧の古都です。西岸のブダ地区にある王宮を筆頭に、東岸の細かな装飾が美しい国会議事堂や、エリザベート皇后もお忍びでしばしば訪れたという国立歌劇場、食料品からお土産物までそろう、開放感のある中央市場などはぜひ訪れてみたいもの。

ブダペストは美しき「ドナウの真珠」
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これらは日中のお楽しみですが、ブダペストを訪れたら、ドナウ川沿いの夜景は必見です。暗くなるとドナウ川沿いの主要な建物がライトアップされ、観光客の目を楽しませてくれます。

船着き場にはクルーズ船がずらり

船着き場にはクルーズ船がずらり
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地下鉄M1号線終点のヴェレシュマルティ広場駅で地下鉄を降りて、ドナウ川に向かって歩いて行くと、川岸に沿って、クルーズ船がずらりと並ぶ船着き場があります。日中のクルーズで、ドナウ川から国会議事堂や王宮の丘などのブダペストの街の風景を楽しむのも良いですが、やはりここブダペストでのおススメは夜景を楽しむナイトクルーズです。

船着き場にはクルーズ船がずらり
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クルーズの内容は千差万別。ブダペストでは、船上でディナーを楽しみながら夜景を眺める長めのクルーズや、1ドリンク付きのクルーズ、価格を抑えた乗船のみのクルーズなどいろいろなパターンのクルーズを楽しめます。

乗船時間が短いクルーズでは、船着き場を出て、国会議事堂とゲッレールトの丘の間あたりまでを往復し、元の船着き場に戻ってきます。最短で1時間くらいの船の旅です。ディナークルーズなどは食事をするため、もう少し長くなります。

船着き場にはクルーズ船がずらり
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乗船して夜景を1時間楽しむだけのクルーズなら、安いものなら、10〜15ユーロくらいから乗ることができます。(2020年5月現在)

クルーズはお早めに!狙い目は日没間際の薄明るい時間

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日没時間は季節によって変わりますが、ブダペストは、冬は4時くらいから暗くなり始め、夏は9時過ぎまで明るさが残っています。夜景を楽しむなら、日没間近のまだうっすら明るさが残る時間がねらい目。空が暗くなり始め、王宮にぽつぽつ灯がともり始める時間に乗るのが混雑回避のテクです。完全に暗くなってから乗りたいと思うと、長蛇の列に並ぶことになるかも。

クルーズはお早めに!狙い目は日没間際の薄明るい時間

提供元:wikimedia commons(xorge)

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チケットは日本で事前予約することもできますが、ホテル等にクルーズのパンフレットが置いてあるのでホテルで予約を入れてもらってもいいですし、突然乗りたくなった場合でも、船着き場に行って、直接チケットを購入するのでもOK。その場合は早めに行ってチケットを買っておき、近くのお土産物屋さんを見たり、食事をしたりして時間をつぶしましょう。

ヴェレシュマルティ広場から東に少し足を延ばせば、ヴァーツィ通りという、レストランや土産物屋が軒を連ねるショッピングストリートもあります。

クルーズはお早めに!狙い目は日没間際の薄明るい時間
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寒い時などは、船室内で見ることもできますが、やはり、夜景をキレイに撮影したいなら、船前部の屋根のない見晴らしのいい席をゲットしたいもの。座席は見晴らしのいいところから埋まっていきます。少なくとも30分前くらいには乗り込みたいところです。船にはトイレもついています。ブダペストの緯度は北海道と大体同じくらいで、夜の船上は冷えますので、寒さ対策も忘れずに。

ブダペストの夜景は夜に咲くゴージャスな華!

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世界一の夜景と称されるだけあって、船の上から眺める夜景は感動モノ。西岸の王宮の丘などがライトアップされ、船上からも王宮の全景がよく見えます。東岸にある国会議事堂は、日中に見ても十分に美しく、複雑かつ繊細な装飾が見事な建物で、見ごたえがありますが、夜はまた格別。

くさり橋や岸辺のホテル、ドナウ川を見下ろすゲッレールトの丘など、灯に照らし出された建物は、幽玄な雰囲気にあふれ、とてもフォトジェニック!美しさも、昼間見るより何割増しになっています。

ナイトウォークもおススメ!

ナイトウォークもおススメ!
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数日ブダペストに滞在できる余裕があり、前日に見たあの夜景をもう一度見たい!という方には、川岸をお散歩することをおススメします。クルーズはお金もかかり、待ち時間もあったりしますが、ウォーキングなら無料。前日、船に乗り、橋の下から眺めたくさり橋を歩いて対岸まで渡ります。夜間でも、あまり遅くならなければ、周辺には観光客も多く歩いています。

ナイトウォークもおススメ!
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ペスト側からはライトアップされた王宮の丘全体を見ることができ、昼間とはまた違った顔を見せてくれます。ペスト側から、ライトアップされたくさり橋を渡ってブダ側に渡り、ブダ側・王宮のふもとの川沿いの歩道を歩けば、ライトアップされた国会議事堂や街並みをドナウ川越しに眺められます。船に乗って通り過ぎた美しい夜景を、対岸からゆっくりと堪能することができます。

ナイトウォークもおススメ!

川から見える場所の大半の建造物は黄色味がかった照明でライトアップされ、夜の中に存在感を主張しています。ブダペストの夜はやはり、この夜景を見ずして語れません。

必見の観光スポット!

香港のいわゆる「100万ドルの夜景」をはじめとして、函館やナポリ、上海など世界中に夜景の美しい都市はたくさんありますが、ブダペストも夜景の美しい街として有名です。

ここブダペストでは、夜景にプラスして、クルーズも楽しめます。くさり橋など有名な名所を、橋の下から眺めてみませんか?

そして、クルーズを楽しむだけでなく、船に乗って、あっという間に通り過ぎた夜景を、川岸をのんびりお散歩して眺めるのもおススメです!

2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/30 訪問

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