こちらは、JR長崎本線・肥前大浦駅にある看板。この真っ赤なカニは「竹崎カニ」と呼ばれる太良町の名物!
佐賀県の南部に位置する太良町は、有明海に面し「月の引力が見える町」と言うくらい、潮の干満の差が6mもあります。そのため、エサとなるプランクトンが多く生息しています。そんな栄養豊富な海で育ったカニは、天下逸品の旨さ!
「じゃ〜ん」こちらは、竹崎カニを使った料理。
カニの唐揚げ・カニ焼き・カニ焼売・カニの茶わん蒸し・カニ炒め・カニ蒸しなど、まさにカニづくし!
駅から車で約5分の場所にある「梅崎亭」では、こんなバラエティーに富んだカニ料理が味わえます。写真(右側中央)に写る料理は、カニの刺身。竹崎カニの本場ではありますが、刺身が味わえる所はめったにありません! 鮮度抜群でなければ食べられない料理を味わえるのも、網元ならでは。
カニの唐揚げは、殻ごと「パリパリ」と食べられ、カルシウムたっぷり! 刺身は、「サクサク」と、伊勢エビのような歯ごたえ。甘みがあって美味しく、本場ならではの味わいで、カニ好きにはたまりません!
カニ料理の中で、カニ本来の味が楽しめるのは、やっぱり「カニ蒸し」! 旨味が逃げ出さないように一パイ丸ごと蒸した豪快なカニは、身が「ぎっしり」と詰っているので、食べ応えもあります。濃厚なカニみそ・卵は、期待を裏切らない旨さ!
竹崎カニは、ワタリガニの一種。菱形をしていて、最大で約30cmになるものもあるそうです。夏から秋にかけて雄が美味しいシーズンを迎え、冬場は卵を持った雌が美味しく、ほぼ年間を通して美味しいカニが楽しめます。
身を噛めば噛むほど、カニの甘さが楽しめ、カニみそや卵は、とろけるようで、たまりません。カニ蒸しの締めは、やっぱり甲羅酒! 冷酒よりも、熱燗の方が旨味が出て、より一層美味しく頂け、体も温まります。ここに来たなら、甲羅にアツアツの日本酒を注いで、是非召し上がれ!
こちらは、宿の大浴場「かにの湯」。源泉は、地下1300mより湧き出ていて、泉質は無色透明の単純温泉。「さらり」とした肌触りの良い湯で、湯上り後もさっぱり。
立ち寄り入浴も行っていて、温泉だけの利用も可能。カニ料理を堪能した後に、温泉で温まるのは、最高ですよ。
太良町は、竹崎カニだけでなく竹崎カキも美味しい町。カキは、毎年10月中旬から4月頃が美味しいシーズン。有明海に面した国道207号線には、15軒ほどのカキ小屋が軒を連ね、通称「たらカキ焼海道」と呼ばれています。手頃な値段で焼きカキが楽しめます。もちろん、今回ご紹介した梅崎亭でも新鮮なカキを味わうことができます!
また、年間を通して営業しているお店では、焼きカニなど美味しいカニ料理も頂けてしまいますよ。竹崎カニの本場で味わうカニは、鮮度も美味しさも一味違います。太良町を訪れて、是非、豪快にカニを頬張ってみませんか?
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(2025/1/19更新)
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