華麗なる鶴の舞!北海道鶴居村はタンチョウサンクチュアリ

華麗なる鶴の舞!北海道鶴居村はタンチョウサンクチュアリ

更新日:2020/01/30 16:26

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
日本人にとって鶴は古来縁起モノとして、また昔話などにも登場するほど身近な鳥ですが、実は明治期末に絶滅したと考えられていたのをご存知ですか?

その後、釧路湿原で生き残りが発見され、餌付けに成功し絶滅の危機を救ったのが北海道鶴居村。以後、鶴居村は毎年冬のタンチョウの越冬地となり、その姿を観察しに国内外から多くの観光客が訪れています。2月には求愛ダンスも見られる鶴居村へぜひ一度訪れてみませんか?
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タンチョウのサンクチュアリ「鶴居村」とは

タンチョウのサンクチュアリ「鶴居村」とは

写真:Mayumi Kawai

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鶴居村は、北海道釧路市内から北へ約35km、南に釧路湿原、北に阿寒摩周国立公園を擁する内陸の小さな村です。「鶴が居る」から鶴居村、しかし実はそれほど単純な話ではなく、鶴居村とタンチョウには深い歴史が関わっています。

江戸時代までは北海道各地をはじめ関東地方でも見られたというタンチョウ。しかし、乱獲や湿原開発の影響で数が激減し、明治期末には絶滅したと考えられていました。そして大正13年、10数羽の生き残りが奇跡的に釧路湿原で再発見され、以後、鶴居村はじめ官民あげての熱心な給餌と保護活動のもと、現在では約1,800羽まで数が回復したといわれています。つまり、タンチョウにとって鶴居村は命をつなぐ大事な場所でもあり、ふるさとでもあるのです。

タンチョウのサンクチュアリ「鶴居村」とは

写真:Mayumi Kawai

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春から秋にかけて、釧路湿原や河川、湖沼付近で営巣や子育てをおこなう日本のタンチョウ。しかし、餌の確保が難しくなる冬季は鶴居村の給餌場へ飛来し、毎年11月頃から3月頃まで、ピーク時には200羽前後のタンチョウが集まってきます。そして2月中旬から3月にかけてはタンチョウのつがいが美しい鳴き声を上げて踊りだす「求愛ダンス」を見ることもできます。華麗なる鶴の舞は、まるでリアルな花鳥画を眺めるような美しい光景です。

というわけで、今回は鶴居村の中でも特に人気の高いビュースポットをご紹介します。

タンチョウ給餌の草分けの「鶴見台」

タンチョウ給餌の草分けの「鶴見台」

写真:Mayumi Kawai

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道道53号沿いにあり、鶴居村にある二大給餌場の一つ「鶴見台」。昭和30年代初期、「鶴のおばあちゃん」として親しまれた故・渡部トメさんによる給餌活動が草分けとなり、当時20数羽ほどだったタンチョウが現在では200羽を超えるまでに拡大した一大飛来地です。

タンチョウ給餌の草分けの「鶴見台」

写真:Mayumi Kawai

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冬季は朝と午後2時半頃の1日2回給餌が行われます。それに合わせて多くのタンチョウが飛来してくるため、訪れる観光客もまたピークで大混雑。

なお、現地は指定された場所以外は一般客は立入禁止です。もちろんゴミ捨ても厳禁。マナーを正しく守って美しい鶴の舞を観賞しましょうね。

<鶴見台の基本情報>
住所:北海道阿寒郡鶴居村下雪裡
電話番号:0154-64-2114(鶴居村役場産業課)

タンチョウ給餌の草分けの「鶴見台」

写真:Mayumi Kawai

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鶴見台の正面にあるカフェレストラン「どれみふぁ空」は、お土産物屋や写真ギャラリー、展望台、ハーブガーデンも兼ねた休憩所でもあります。冷え切ったからだを温める意味でもぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<どれみふぁ空の基本情報>
住所:北海道阿寒郡鶴居村鶴見台
電話番号:0154-64-3987
火曜日定休(2月・3月は無休)

二大給餌場の一つ「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」

二大給餌場の一つ「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」

写真:Mayumi Kawai

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二大給餌場のもう一つが「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」。昭和41年頃から故・伊藤良孝氏が自らの土地で給餌活動を開始、以後北海道の委嘱を受けてタンチョウ給餌人、タンチョウ監視人を務め、当初10数羽だったタンチョウを200羽前後まで拡大させることに成功しました。現在では協定を結んだ日本野鳥の会とともにタンチョウ保護の活動に取り組まれています。

二大給餌場の一つ「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」

写真:Mayumi Kawai

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こちらでの給餌は1日1回午前9時頃。併設のネイチャーセンターでは望遠鏡が設置されタンチョウを観察できるほか、希望者には専門ガイドによるガイダンスを受けることもできます。

<鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの基本情報>
住所:北海道阿寒郡鶴居村字中雪裡南
電話番号:0154-64-2620
ネイチャーセンターの営業時間:9:00〜16:00(10月1日〜3月31日)
毎週火・水曜日閉館(12月26日〜1月1日、4月1日〜9月30日)
※閉館日でも給餌場での観察、撮影は可能
入館無料

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タンチョウたちのねぐらを直撃!「音羽橋」

タンチョウたちのねぐらを直撃!「音羽橋」

写真:Mayumi Kawai

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鶴居村の中心から南へ約10km、雪裡川(せっつりがわ)にかかる音羽橋(おとわばし)の前はタンチョウたちのねぐらとして知られています。

タンチョウたちのねぐらを直撃!「音羽橋」

提供元:Julie Edgley via flickr

https://flic.kr/p/24Hud8Z地図を見る

外敵から身を守るために顔を羽毛にうずめ、川の浅瀬に片足立ちで眠るタンチョウたち。気温がグッと冷え込む早朝には「けあらし(川霧)」が発生し、朝日のオレンジ色とともに包まれた光景は、この世のものとも思えないほど幻想的です。

<音羽橋の基本情報>
住所:北海道阿寒郡鶴居村(道道243号沿い)

夕暮れのタンチョウシルエットが美しい「菊池農場」

夕暮れのタンチョウシルエットが美しい「菊池農場」

写真:Mayumi Kawai

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鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリのほど近くにある「菊池農場」。この上空が、サンクチュアリから音羽橋のねぐらへ帰るタンチョウたちの飛行ルートにかかるため、夕暮れ時になると多くのカメラマンが詰めかけます。こちらの農場は私有地ですが、農場主のご厚意で一部が一般開放されています。

夕暮れのタンチョウシルエットが美しい「菊池農場」

写真:Mayumi Kawai

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群れを為して飛び立つタンチョウのシルエット、実に絵になる光景ですね。

ちなみに、農場駐車場までの道はすれ違いができないほど非常に狭く、歩行や運転の際には十分お気をつけください。

<菊池農場の基本情報>
住所:北海道阿寒郡鶴居村鶴居23番地
電話番号:0154-64-2111

道東の冬の風物詩!美しいタンチョウの舞をぜひご堪能あれ

折り鶴や鶴亀、花鳥風月に鶴の恩返しなど、わたしたちにとって昔からなじみ深いタンチョウですが、実は限られた生息地でしか見ることができない絶滅危惧種の希少動物。それが200羽以上も一堂に会する場を目にすることができるのはここ鶴居村ならでは。2月半ば頃から美しい鶴の舞「求愛ダンス」もはじまります。ぜひ一度、日本の誇れるタンチョウの舞を見に出かけてみませんか?

<観察時のマナー>
・給餌場やねぐらにおける指定場所以外の立入厳禁
・フラッシュ撮影の禁止
・ゴミ捨て厳禁、ゴミの持ち帰り徹底

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/25 訪問

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