写真:Chanos Maya
地図を見る金沢城を中心に、日本三名園の兼六園や端正な茶屋街など、加賀百万石の時代に作られた藩政期の遺構や歴史的な建造物が今も数多く残り、きらびやかな伝統や文化に触れることができる金沢の街。
ちょっとした路地でも当時の面影を残す美しい景観があり、お茶屋さんがあり、金箔を打つ工房があり、金沢にあるすべてのものが風情溢れる街並みをつくりだし、金沢の街は晴れた日も、雨の日も、そして春夏秋冬、四季折々の美しさを見せます。
そんな美しい金沢の街並みを見渡すように高台にたたずむ緑草音は、古くからある日本のおもてなしを感じられる旅館です。
写真:Chanos Maya
地図を見る老舗旅館から大手ホテルチェーンまで様々な宿泊施設が集まる金沢で、緑草音は他にはない独特の雰囲気をたたえています。
金沢駅から車で20分ほどのところ、椿原天満宮横の坂道を少し上がったところに日本家屋の風情を残した一軒家が現れます。緑草音は古い邸宅を改装したたった7室の旅館。優しいおもてなしで迎えられ、仲居さんがつかず離れずの距離感で接してくれる、まるで小さな家に滞在しているようなあたたかさ。
オーベルジュとは、フランスからはじまったホテルとグルメレストランが一つになった宿泊施設のこと。緑草音の食事処「割烹」では、金沢の豊かな食材と郷土料理をモダンに表現したお料理が提供され、まさに「和風オーベルジュ」。緑草音ならゆったりとした滞在と美食を1カ所で楽しむことができます。
写真:Chanos Maya
地図を見る金沢の魅力を表現した5つのお部屋と、2つの特別室。緑草音では日本のお屋敷の美しさをそのままに感じることのできる客室が用意されています。
アンティークな客室の扉を開けると、そこには日本の伝統、金沢の伝統工芸などを取り入れた美しい空間が広がります。紅の鮮やかな漆喰壁が美しいお部屋、アンティーク家具が古き良き時代の日本の洋間を思わせるお部屋、それぞれしつらえやコンセプトの異なるお部屋です。
とっておきの旅行なら、2層の蔵だった建物をメゾネットタイプのお部屋に改装した特別室や、数寄屋造りが美しいかつての茶室が客室になった離れの特別室はいかがでしょうか。
客室の一部には布団ではなくベッドが用意されています。和の風情がありながら、あえてベッドのチョイスがあるのもうれしいポイントです。
写真:Chanos Maya
地図を見る緑草音の食事処「割烹」では金沢の伝統の食材に加藤料理長が新しい感性を吹き込んだ、五感で楽しめるお料理が提供されています。緑草音名物の冬の熊鍋やカニをはじめ、金沢の魅力を食で表現した美食に舌つづみを打てるのも、オーベルジュに滞在するお楽しみのひとつ。
古くから石川の気候や風土に育まれてきた加賀野菜、金沢港や能登の各地で揚がる旬魚、能登牛など料理長が感銘を受けた地元産の食材のみを厳選し、四季折々の日本の山海の美味と合わせて一皿一皿丁寧に作られる懐石料理。
お食事の際には、料理長が食材選びにも負けないほどこだわっているという、器のコレクションにも注目です。古九谷、古伊万里などの骨董の美しいお皿とお料理のコラボレーションはまさに食の芸術です。
写真:Chanos Maya
地図を見る緑草音では朝食でも一切妥協はありません。だし巻き卵や綿のようにやわらかい寄席豆腐、魚のすり身など数えきれないほどの品数がお盆にのせられてやってくる、和朝食。
昔ながらのおくどさん(釜炊き)で用意されるお米は、厳選された石川県産のコシヒカリ。もっちり、つやつやのおいしいお米と一緒にいただくのは加賀野菜のお漬物やお椀いっぱいのいくらです。他とは一線を画す緑草音の朝食は、朝が待ちきれなくなるほど贅沢です。
和食の基本を大切に、そして旬の食材をできるだけ素のままに、煮たり、焼いたり、蒸したり。一つの食材を様々な調理法で三様に変身させ、味覚でも視覚でも滋味深い四季折々の味覚を存分に味わえるように提供するのが、緑草音のこころ。食事処は宿泊をしていなくても利用が可能です。(季節により提供されるメニューは異なります)
日本の古くからある伝統や美を求めて、遠く外国からもたくさんのゲストが宿泊にやってくるというのにもうなずける、緑草音。
心のこもった上質なサービスとともに迎えられ、金沢の四季や伝統をお料理を通して堪能できる緑草音は、外観や内装、レイアウト、おもてなしとサービスが特に快適なホテルとして、ミシュランガイドで「最上級の快適・赤」を獲得しています。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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