写真:乾口 達司
地図を見る「高田千本桜」は大和高田市にある桜並木のこと。大和高田市を南から北へと流れる高田川沿いに見られる桜並木のことで、その名のとおり、たくさんの桜が見られます。
植樹は1948年。大和高田市が市政を施行したのを記念して植えられました。したがって、樹齢は70年以上。現在もたくさんの桜が見事な花を咲かせており、毎年、開花シーズンともなると、たくさんのお花見客で賑わいます。現在は「奈良県景観資産」の一つにも指定されており、奈良県中部を代表する桜並木であるといってよいでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見る高田川の土手沿いに植えられた桜並木は、葛城市と接する大和高田市の南端から市内北部の築山地区付近まで数キロメートルにわたって続きます。したがって、その間であれば、どのあたりを歩いてもを楽しむことができすが、とりわけ大中公園を中心とした前後数百メートルは見事。そぞろ歩きは大中公園付近を想定しましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る高田川沿いにある大中公園付近は、土手だけでなく、川に沿った遊歩道も整備されています。そのあたりだと、ご覧のように、桜並木を見上げるように歩くこともできます。
ただし、上ばかり見て歩いていると川に落ちてしまう危険がありますので、足元にはご注意ください。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、橋の上から延々続く桜並木をご覧いただくこともできます。思い思いの楽しみ方で桜を眺めましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る高田川にかかる橋の中央から桜並木をご覧になると、ご覧のように、向こう側の橋の上を歩く人がまるで桜に包み込まれたように見えますよ。それほどたくさんの桜が咲き誇っている証です。
写真:乾口 達司
地図を見る西方に目をやると、はるか遠くには、ラクダの瘤のような形をした二上山を眺めることもできます。二上山は奈良県と大阪府との境に位置しており、『万葉集』にも詠まれている歴史ある山。二上山と桜を同時に見ることができるのも、高田千本桜ならではですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る先ほど紹介した大中公園では、近年、護岸工事がおこなわれ、それにともない、高田川で水遊びを楽しめるようになりました。ご覧のように、たくさんの家族連れが飛び石を渡ったり、水遊びに興じたりしています。もちろん、お弁当を広げてくつろぐこともできますよ。お天気のよい日お出かけになることをお勧めします。
写真:乾口 達司
地図を見る園内には遊具も設けられているため、お子さまたちも大喜び。家族連れのお花見客には嬉しい限りですね。
高田千本桜がいかに豪華で、お花見の醍醐味を味わえる桜並木であるか、おわかりいただけたでしょうか。春爛漫の高田千本桜に足を運んでみてください。
桜の見頃:3月下旬から4月上旬(例年)
住所:奈良県大和高田市大中(大中公園を中心とした高田川沿い)
アクセス:近鉄「高田市駅」から徒歩約10分
※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、例年よおされている「桜まつり」は2020年は中止となっています。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/14更新)
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