写真:土庄 雄平
地図を見る都会というイメージが強い愛知県名古屋。観光と言えば、どうしてもグルメが中心となってしまいますが、実は春のシーズンには梅・桜の数々の花見名所を有しているのはご存知でしょうか?特に、名古屋城や鶴舞公園、平和公園あたりが有名で、どれも地下鉄の駅からアクセスしやすいため、連日多くの人で賑わいます。
写真:土庄 雄平
地図を見るその中で今回紹介する「山崎川 四季の道」は所在地が瑞穂区と、名古屋の中心部からやや離れているため、少し落ち着いている印象。しかしながら、名古屋で一番と言っても過言ではないほど美しい桜並木が見られます。
アクセスは地下鉄桜通線「瑞穂区役所」から徒歩10分ほど。アクセスの良さは、さすが地下鉄が張り巡らされている名古屋ならではですね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそれでは「山崎川 四季の道」の桜の見所を紹介していきましょう。まずは日中、向田橋から桜並木が本格的に始まる石川大橋を眺める構図がオススメ!なぜなら、川が緩やかに曲がっていることも相まって、まるで周囲の桜が橋を包み込むような景観を見せてくれるから。桜の優しい包容力に、きっと癒されることでしょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた逆に、石川大橋から向田橋を振り返る構図も欠かせません。川の両側に綺麗なピンクの桜並木が続く景観は、本当に鮮やか!桜が川の中心に向かってやや枝垂れているので、ピンク色に躍動感を生み出しています。
そんな素晴らしい風景を眺めている時に、ふと風が吹けば、それは桜吹雪へと変わり、まさに心洗われる美しさ。川沿いへ下りて遊んでいる子供たちもとても絵になりますね!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、そこから少し南下した縣小橋(あがたこばし)も見逃せないポイント!桜の期間中には、この橋はとても混むので、少し離れたところから眺めるのがオススメです。小さな橋の両側を包み込む桜には、思わずうっとり。周囲の賑やかな雰囲気も相まって、心がほっこりする情景です。
写真:土庄 雄平
地図を見るこれまで紹介してきたように、日中に素晴らしい風景を見せてくれる「山崎川 四季の道」ですが、3月末〜4月上旬に行われるライトアップも必見!普段のんびりと、優しく包み込むような桜が、夜になると凛として幻想的な佇まいになり、日中とは違った趣があります。
写真:土庄 雄平
地図を見る例えば、日中に紹介した向田橋から石川大橋を眺める構図。ピンクが溢れるような日中の景色が、夜には暗闇から浮かび上がる厳かな佇まいへと変わるのです。明りの当たり具合で濃淡ができ、人がシルエットになる絵はまた一興!
写真:土庄 雄平
地図を見る他にも石川大橋から"かなえ橋"の間を歩きながら、写真を撮ってみれば、手前の桜と対岸の桜のコントラストが楽しめます。暗闇故に、より桜の花の存在感が強調され、思わず息を呑むシーンの連続です。
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に「山崎川 四季の道」の風景の撮影について、少しだけポイントをレクチャー!
もし一眼レフやミラーレスなどのカメラをもっているならば、望遠レンズを必ず持参しましょう。なぜなら桜並木全体のみならず、絵になる風景が沢山潜んでいるから!ファインダーを通じて、様々に風景を切り取るのはとても楽しいですよ。自分の感性のおもむくままに、お気に入りの構図を探してみて下さいね。
またスマートフォンの方は、ズームにすると写真の解像度が落ちてしまうことが多いので、桜に近付けたり遠くから撮ってみたり、いろいろな距離を試すのがオススメ!
特に近年のスマートフォンは明るいレンズが付いているので、夜景の撮影でも威力を発揮します。極力ズームは使わず、夜景モードで撮影すれば綺麗な写真を撮ることができますよ。
写真:土庄 雄平
地図を見るアクセスしやすく、それほど混雑もなく、心洗われる桜並木の風景。名古屋の桜名所のうち、三拍子揃っているスポットこそ、今回紹介した「山崎川 四季の道」。地下鉄の駅から徒歩10分という好立地ながら、鶴舞公園や名古屋城ほど混雑せず、一面が桜に包まれる美しすぎる情景を楽しむことができます。
写真:土庄 雄平
地図を見る桜並木の要所々々で橋がアクセントになり、日中も夜も違った趣を見せてくれる魅力を有しているのもポイントです。ぜひ3月下旬〜4月上旬に、名古屋で癒しのお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?
住所:愛知県名古屋市瑞穂区大殿町4丁目
アクセス:地下鉄桜通線「瑞穂区役所」から徒歩10分
※備考
2020年のライトアップは3月27日〜4月4日の18:30〜21:00
場所は、かなえ橋〜鼎小橋の区間です。
2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/11更新)
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