一度行ったら病みつき!岐阜「郡上徹夜おどり」を楽しもう

一度行ったら病みつき!岐阜「郡上徹夜おどり」を楽しもう

更新日:2015/07/01 10:02

「郡上おどり」は、観光名所の岐阜県郡上市八幡町で開催され、日本三大盆踊りに数えられる有名な盆踊りです。毎年7月中旬〜9月上旬まで33夜に渡り開催されていますが、特に有名なのが8月13〜16日の「徹夜おどり」です。美しい水の街、郡上八幡の歴史的な街並みが、ちょうちんの明かりと人々の熱気でゆれる様は圧巻です。
この日本が誇る夏の風物詩「郡上徹夜おどり」を楽しむ為のポイントをご紹介します!

「郡上おどり」とは?

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「郡上おどり」の歴史は古く、江戸時代には既にこの地方で徹夜で盆踊りを行う風習ができていたと言われています。
第二次世界大戦時中にも、8月15日のみは開催が許されていましたが、なんと1945年8月15日の終戦日であっても、市民が自発的に徹夜で郡上の街を舞ったといい、この「郡上おどり」が地元の人々にどれほど愛されている文化であるかがよくわかります。
その後1996年に国から重要無形民俗文化財に指定され、現在8月13〜16日の4日間行われる「徹夜おどり」に全国から訪れる踊り客はおよそ25万人に達すると言われています。

さあ「徹夜おどり」に参戦!持ち物やポイントを紹介

さあ「徹夜おどり」に参戦!持ち物やポイントを紹介
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「徹夜おどり」期間中の開催時刻は20:00〜翌4時までです。この長く熱い夜を、楽しく乗り切るポイントを紹介します。

まず服装ですが、私服でも全く問題ありません。特に初心者の方は踊りやすい服装で大丈夫。3割くらいは私服の方がいますし、服装は関係なく、皆で踊ることでその場の一体感に浸ることができます。雰囲気重視の方や街歩きを楽しまれる方は、やはり浴衣が素敵です。
コスプレで踊っている方も見かけますが、踊りの上手な方ばかりで少しハードルが高めです。

履物も踊りやすいものがベスト。スニーカーやサンダルの方も多くいます。しかし、足に合った下駄をお持ちの方は、下駄を強くお勧めします!「郡上おどり」には、下駄の音を響かせるステップが多いため、下駄の「カラン」という音が周りの下駄の音に混じりあい、何とも素敵な快感が得られます。
現地の下駄屋さんでもそれほど高くない値段で購入できますので、お持ちでない方は、足に合うものが売っていたらぜひ購入してみてくだい!良いお土産になると思います。

かばんや手荷物はかさばらず、手に持つ必要が無いものに小さくまとめましょう。小銭入れと携帯電話、ミニタオル程度でまとめます。うちわや扇子は踊る邪魔になることがありますので、思い切って持たずに出かけてみてください。水の街、郡上の川辺はとても涼しく、気持ちよい風に当たることができます。

そして重要な、踊りの振り付けですが、現地で見よう見まねで踊っても充分楽しむことができます。もちろんインターネットの動画サイトなどで予習もできますが、あまり気負いせず、周囲の上手な方を参考に踊ってみてください!笑顔で楽しむ気持ちが何より大事です!

踊り疲れたら美しい街並み散策や休憩スポットへ

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こちらは郡上八幡で特に美しい「やなか水のこみち」です。昼間に訪れる人も多い代表的なお散歩スポットですが、「郡上おどり」期間中に訪れれば、ちょうちんの明かりと、踊りの合間に涼む人たちがまさに風流。このように、踊り以外にも、人波から逃れ、普段と違った街の表情を見て歩くのも楽しいです。

休憩場所としては、夏の吉田川への飛び込みで有名な「新橋」周辺、街のシンボル「旧庁舎記念館」周辺にベンチが多数設置されています。この界隈には食べ物の屋台も多いので訪れてみてください。

そして、なんといっても清流、吉田川の川辺が涼しくておすすめ。踊りの音楽が聞こえる中、せせらぎを感じながらラムネやビールで乾杯しましょう。

「徹夜おどり」は踊りを極めたり、夏の夜を楽しんだり、はたまたその両方と…いろいろな楽しみ方ができます。

徹夜期間中に参加できない方も、もちろん楽しめます!

徹夜期間中に参加できない方も、もちろん楽しめます!
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一番の盛り上がりを見せるのはやはりお盆期間中の「徹夜おどり」ですが、大層な人出がおっくうな方、故郷への帰省などで参加が難しい方もいらっしゃると思います。しかし、「郡上おどり」自体は、毎年7月中旬から9月上旬まで開催されていますので、充分にその熱気を感じることができます。ライトアップされた郡上八幡の街並みはとても美しいですし、写真のようなお馴染みの出店や屋台は夏の気分を盛り上げますね!

「徹夜おどり」以外の開催日は、下記「関連メモ」リンクより今年の開催日程をご確認ください。おおよその開催時間は、日曜・平日 20:00〜22:30頃まで、土曜日 20:00〜23:00頃までです。

気になるアクセス情報など

「徹夜おどり」期間中は大変混雑するため、近隣の駐車場は早い段階で満車になってしまう可能性があり、公共交通機関の利用をおすすめします。筆者は観光バスツアーを利用し参戦することもあります。市営日吉駐車場は比較的空いていますのでお勧めです。

皆さんもこの熱く美しい夜を体感してみてください!きっと何度も足を運びたくなる素敵な思いになることでしょう!

交通アクセスなど詳細は関連MEMOよりご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/16−2013/08/17 訪問

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