冬は別世界!三重いなべ「藤原岳」絶景雪山ハイキング

冬は別世界!三重いなべ「藤原岳」絶景雪山ハイキング

更新日:2020/02/04 13:21

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、樹氷を愛する登山家、B級グルメ探訪家
"普段何の変哲がない登山道も、雪が降ると景色が一変する!"これこそ雪山登山の醍醐味の一つですが、三重いなべ市に位置する「藤原岳」はその筆頭格。雪の季節に藤原岳へ足を延ばせば、登山道の木々が雪を被り、まるで水墨画のような樹林の風景が広がります。さらに山頂には白銀の雪原や咲き誇る樹氷も!電車でのアクセスも良く、本格装備を整えれば初心者でも登頂できる冬の名山・藤原岳。この冬、一度挑戦してみては?

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関西ハイカーに人気を誇る花の山「藤原岳」

関西ハイカーに人気を誇る花の山「藤原岳」

提供元:「いなべにいこ。」フォトギャラリー

http://210.134.244.43/gallery/地図を見る

全国的に見れば、東海〜関西エリアは手軽にハイキングができる標高1000mクラスの山々の宝庫!奈良県の金剛山、兵庫県の六甲山などが根強い人気を誇っていますが、滋賀県・三重県を隔てる鈴鹿山脈では「藤原岳」が強く支持されています。

関西ハイカーに人気を誇る花の山「藤原岳」

写真:土庄 雄平

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その理由は、春先に咲く"福寿草"が美しいとして「花の百名山」に指定されている知名度と登りやすさ、そして素晴らしい景色という三拍子が揃っているから。一年を通じて多くのハイカーがこの山を訪れます。

関西ハイカーに人気を誇る花の山「藤原岳」

写真:土庄 雄平

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もちろん藤原岳に登るには、福寿草が花開く3月中旬以降も良いのですが、お勧めしたいのは1月〜2月の厳冬期!

厳冬期は計画や装備がより重要となりますが、雪が降ると180度違う山へと変わり、まるで未知の世界へ足を踏み入れたかのような錯覚すら感じさせてくれます。スタートからゴールまで心洗われる風景の連続です。

三岐鉄道・西藤原駅からすぐ!「藤原岳」美しき雪山世界へ

三岐鉄道・西藤原駅からすぐ!「藤原岳」美しき雪山世界へ

写真:土庄 雄平

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特に東海圏のハイカーから「藤原岳」が根強い人気を誇る理由に、アクセスの良さも起因しているのは間違いありません。なんと藤原岳の登山口までは、名古屋駅から電車でアプローチでき、車を使わずとも登山を行うことができるのです。

近鉄名古屋駅から電車に乗り、近鉄富田駅で三岐鉄道に乗り換えて、終点の西藤原まで行けば、登山口はそこから徒歩5分という好立地!まさに藤原岳へのアクセスのために鉄道が通っていると言っても過言ではありません。

三岐鉄道・西藤原駅からすぐ!「藤原岳」美しき雪山世界へ

写真:土庄 雄平

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登山口は神武神社の境内から。鳥居をくぐると、早速こぢんまりとした登山道が続きます。雪がないと平凡な樹林帯のルートが、雪が降り積もることで一変!木々が真っ白に雪化粧され、静けさも相まって、何とも言えない情緒を醸し出しています。

三岐鉄道・西藤原駅からすぐ!「藤原岳」美しき雪山世界へ

写真:土庄 雄平

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無雪期とは180度違う登山道を楽しみながら淡々と登っていきます。藤原山荘までは片道2時間〜2時間半ほど。時折、木々から舞い散る雪粉が綺麗で、太陽に照らされると声にもならない美しさ!

特に4合目以降に現れる雪を被った木々のトンネルは、冒険心を掻き立ててくれますよ。

雪山の荘厳さを感じながら「藤原山荘」へ

雪山の荘厳さを感じながら「藤原山荘」へ

写真:土庄 雄平

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トンネルを越えてさらに進むと杉が立ち並ぶエリアに突入!ここでまたひとつ景観がガラリと変わります。無雪期は単調で、特に面白みのない杉林ですが、雪を被ると圧巻!

白色を纏って凍り付いた大樹がそびえたち、その間を縫うように走る登山道。まさに未知の世界を冒険しているかのように錯覚させます。背景に覗く青空とのコントラストも格別です。

雪山の荘厳さを感じながら「藤原山荘」へ

写真:土庄 雄平

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そして杉の樹林帯を終え、少し急登を登れば、眼下にいなべの町を見渡す展望エリアへ!雪稜の先に広がるパノラマは本当に爽快!しかし稜線は崩落すると危険なので、安易に崖側へ寄らず、あくまでトレース(足跡)があるところのみ歩くようにしましょう!

また、この区間周辺は凍結していれば危ないので、無理をせずアイゼンを装着することも不可欠です。

雪山の荘厳さを感じながら「藤原山荘」へ

写真:土庄 雄平

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そして藤原山荘までのラスト区間!最後は少しずつ木が少なくなっていき、雪原へと変わっていきます。これこそ鈴鹿山脈の冬の特徴!標高は1000m前半と低いながらも、どの山も山頂付近が開けているため、樹林帯からの景色変化が素晴らしいです。

なお風が強いことが山頂付近の目印!風が舞えば雪がさらわれ、幻想的なシーンに出会えることもしばしば。これも雪山ならではの情緒ですね!

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「藤原岳山頂」を目指せ!登り切れば樹氷の花見も

「藤原岳山頂」を目指せ!登り切れば樹氷の花見も

写真:土庄 雄平

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そして登山開始から2時間〜2時間半ほどで「藤原岳」への登山基地となっている藤原山荘へ到着!ここで一旦休息を入れると良いでしょう。お昼の時間帯になっていれば、持参したお弁当を広げるのも有り。

しかしながら、特に土日祝日には山荘はとても賑わうので、他の登山客とコミュニケーションをとって、場所を譲り合うのが重要です。

そして休憩を終えたら山頂を目指しましょう!山荘から往復1時間程ですが、豪雪時には雪が多すぎて進むことが困難な場合があります。ここは現地の状況を見極めながらトライしましょう!

「藤原岳山頂」を目指せ!登り切れば樹氷の花見も

写真:土庄 雄平

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一旦山荘から登山道を下ったら、あとは緩やかな丘陵を登っていきます。ここは根気と体力勝負ですが、無理をせず自分のペースで登ってくださいね。このラストが少し大変ですが、その先には素晴らしい絶景と達成感が待っています。

山頂の標識の先には鈴鹿山脈の引き込まれるようなパノラマが!標高は1000m前半と決して高くはないのですが、圧倒的なスケールを誇っており、雪景色になれば何とも荘厳な情景に。雪山に登頂した人しか見られないご褒美ですね!

「藤原岳山頂」を目指せ!登り切れば樹氷の花見も

写真:土庄 雄平

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また山頂付近には木々が点在し、運が良ければ霧氷が見られることも!さながら冬に咲く梅のような可愛らしい面持ちと、白と青の色彩のコントラストに心洗われるようです。霧氷は急激に冷えた日の翌日に見られる雪山に特徴的な現象です。

天候が良い場合、溶けてしまうことも多いので、午前中に登頂できるように山行計画を立てるのがベター!

山頂付近を楽しんだら安全に下山しましょう。注意が必要なのは8合目〜7合目付近!アイゼンを装着して一歩一歩確実に降りて下さいね。なお日没の3時間前までには下山を開始するように計画しておくと安心です。

雪を被れば180度変わる景色!「藤原岳」で白銀世界を大冒険

雪を被れば180度変わる景色!「藤原岳」で白銀世界を大冒険

写真:土庄 雄平

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雪山登山の最大の醍醐味こそ、雪を被ることによる景色の変化!普段慣れ親しんだ里山でも、降雪後に訪れれば全く違う世界へと変わります。今回紹介した鈴鹿山脈「藤原岳」はその変化の大きさが段違い!

樹林帯・杉林から雪原、そして山頂へ至るまで、まるで未知の世界を大冒険するような体験ができますよ!本格雪山装備(防水ウェアや防水靴、アイゼンなど)は必須ですが、それを揃えてでも見る価値のある美しい藤原岳の世界。ぜひこの冬、挑戦してみてはいかがでしょうか?

藤原岳の基本情報

住所:三重県いなべ市北勢町別名
アクセス:三岐鉄道・西藤原駅から藤原岳登山口まで徒歩5分。登山口から藤原小屋まで往復4時間。藤原小屋から山頂まで往復1時間半。

※備考
・アイゼンは必須装備です。また冬山の稜線は風が一段と寒いため、防寒着には余裕を持っておくと良いでしょう。なおワカンやスノーシューがあるとベターです。
・スニーカーでは冬山は登れません。防水性能をもったトレッキングシューズを持参しましょう。
・12月中旬以降、急激に冷えた翌日に、登山を行うと樹氷が見れる確率が上がります。

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/03/23−2019/01/27 訪問

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