写真:ふるかわ かずみ
地図を見る名古屋の奥座敷と呼ばれている「猿投温泉」。インパクトのある名前ですが「さなげ」と読み、名古屋市内から車で約40分ほどの場所にあります。
愛知高原国定公園内の霊峰・猿投山の麓にあたり、2万坪の敷地内には庭園や旅館、そして今回ご紹介する日帰り温泉施設の「日帰り温泉岩風呂 金泉の湯」(写真)があります。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る建物から見えるテラスは、1階のお食事処「飲食食道」に併設されたもの。
こちらの呼び名も「いんしょく」ではなく「おんじき」と呼びます。
国内でも希少といわれている温泉の泉質が「ラドン泉」です。ラドンは自然放射線が変化して生成されたものですが、微量であれば「ホルミシス効果」といって細胞レベルに働きかけ、活性化して免疫力をあげてくれるといわれています。
こうしたことから遠投温泉のお湯は、療養泉としての基準を満たし、また愛知県内で初めて飲泉の許可が認められています。広々とした野趣あふれる岩風呂が目を引く内湯は天井も高く、内湯ながら開放感に浸れます。
浴室内には飲泉場も設けられており、その場で飲むだけでなく持ち帰りもOK!(一人10リットルまで)。ペットボトル持ってきてない!という人も大丈夫。売店でも販売されています。
さきほどの内湯から階段を上ったところにあるのが露天風呂です。こじんまりとした広さですが静寂に包まれ、内湯とはまた違った開放感に浸れます。
そしてこのすぐ裏に、地下1200メートルから汲み上げる泉源も併設。
「金泉の湯」は日帰り施設ですが、ゆっくりされたい方はすぐ近くに宿泊できる旅館「金泉閣」も完備していますよ。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る冒頭で少し説明した1階のお食事処「飲食(おんじき)食堂」では、アルコールやおつまみをはじめ、定食や御膳まで幅広く提供。
しかも土日祝の朝8時〜10時までだと入泉料が割引になる上、モーニングまでついたお得なセットも用意!そのほか、入泉料とお食事がセットになったお得なチケットなど、事前にHPでチェックされてみてくださいね。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る施設内には無料の休憩場も完備。畳の部屋から写真の掘りごたつのテーブル席まで、湯上がりにちょっとひと休憩したり、合間にちょっと一眠り…など利用シーンに応じてどうぞ。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るフロアの一角には、地元の生産者の方が作った旬の新鮮なお野菜や果物も販売されています。
こだわりの商品や加工品など、思わず手にとってみたくなるものまでずらり。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るもう1つ是非訪れてほしいスポットが、施設に隣接する「鈴ヶ滝」と「不動明王社」です。
落差10メートルの鈴ヶ滝は、かつて霊峰・猿投山に参詣する修験道が身を清めた場所とされています。その際持っていた鈴がついた杖の音が途切れないことから「鈴ヶ滝」と名付けられたとか。周りの木々や景色も四季に応じて絵になりそうなスポットです。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして修験者たちが身を清めて参拝したのが、すぐそばにある「不動明王社」。
1554年創建のこちらのお社にはあらゆる災難を払い除き、参拝者を強いパワーで護ってくれるという最強の不動明王をはじめ、御岳山大神、白龍霊神、遠投大神、観音菩薩など、多くの神様が祀られています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る見逃しがちですが、鳥居前にちょこんと座るこちらのお牛さん。健康祈願になでるとよいそうなので、なでなでしてみては。
住所:豊田市加納町馬道通21(愛知高原国定公園内)
電話番号:0565-45-5800
営業時間:平日/9:30〜23:30、土・日・祝日/8:00〜23:30 ※最終受付23:00
休み:不定休
アクセス:車/加納IC下車約5分、地下鉄東山線藤が丘駅下車→無料送迎バス
※無料送迎バスの時刻表はHPで要確認。
※無料駐車場200台完備
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
ふるかわ かずみ
新鮮な発見と新しい体験ができる旅行が好きです。以前は海外旅行も好きでしたが、最近は日本にもたくさん素晴らしい場所があることを再認識。特に神社仏閣、パワスポ、温泉地を巡ることが多く、気づけば年齢と共に自…
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