大分県屈指のお花見スポット臼杵市!おすすめ桜の名所3選

大分県屈指のお花見スポット臼杵市!おすすめ桜の名所3選

更新日:2024/02/29 10:33

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 地方移住ブロガー
江戸時代から続く城下町が今なお残る大分県臼杵市。海の近くにある城下町エリアから、田舎の原風景が残る野津町エリアまで、春には多くの花見客が訪れるほど、県南屈指のお花見スポットが数多くあります。

その中でも、臼杵の観光名所をめぐりながらお花見も楽しめるという、おすすめの3か所をご案内いたします。

桜の花見の一番人気「臼杵城址」

桜の花見の一番人気「臼杵城址」

写真:藤谷 愛

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1556年、丹生島(にゅうじま)に大友宗麟が築いた丹生島城。1600年から明治時代の廃藩置県で1873年に廃城となるまで、美濃から移封された稲葉氏の居城でした。

周囲が埋め立てられた現在、「海上の天然要塞」の面影は薄れましたが、当時の名残である石垣や空堀、櫓など多彩な見どころは健在。お城マニアにとどまらず数多くの観光客が訪れる人気観光スポットの一つです。

桜の花見の一番人気「臼杵城址」

写真:藤谷 愛

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臼杵城址には約800本のソメイヨシノがあり、散策路では歴史を感じながら満開の桜を眺めることができます。

写真は、桜の景色と急な角度で曲がる鎧坂のコントラストが美しいスポット。坂上に見える二層の畳櫓は、臼杵城があった頃から残る貴重な建物の一つです。

桜の花見の一番人気「臼杵城址」

写真:藤谷 愛

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畳櫓を超えてさらに坂を上ると見えてくるのが大門櫓。この大門櫓を潜り抜けると二の丸に入ります。

二の丸のエリアから南方面は展望が開けていて眺めも抜群。臼杵市民に親しまれている写真の鎮南山も桜景色となります。臼杵城の満開の桜の合間に見えるピンクに染まった鎮南山もここで堪能しましょう。

二度見たい!城址の桜の昼と夜

二度見たい!城址の桜の昼と夜

写真:藤谷 愛

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二の丸に入ると圧巻の桜並木がお出迎え。本丸へ続く道を辿りながらふと大門櫓を振り返ると、美しい光景が広がります。

二の丸奥はグランドがあり、その先にある本丸では満開の桜の下で宴会を行う市民も。そしてこの二の丸と本丸の桜の風景は夜になるとさらに魅力がアップします。

二度見たい!城址の桜の昼と夜

写真:藤谷 愛

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前の写真と同じ二の丸の桜並木ですが、夜になるとライトアップされてさらに美しい色に染まります。

二度見たい!城址の桜の昼と夜

写真:藤谷 愛

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そして本丸にある桜のライトアップもさらに素敵に。3月下旬〜4月上旬には桜まつりも行われ、屋台も並びます。夜桜見学にはお弁当を持参して桜の天井を見上げながら地酒をいただくのもおすすめですよ。

<臼杵城址の基本情報>
住所:大分県臼杵市大字臼杵
アクセス:JR臼杵駅から一番近い卯寅口まで徒歩4分

国宝「臼杵石仏」は桜の穴場

国宝「臼杵石仏」は桜の穴場

写真:藤谷 愛

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平安時代後期から鎌倉期にかけて製作された磨崖仏の数々。現在では61体が国宝に指定され、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

国宝の石仏群に加え見学していただきたいのが、同じエリアにある満月寺(まんがつじ)。太腿から下が地面に埋もれた珍しい仁王像があります。
一般には鬼のような形相で子供も怖がる仁王像ですが、こちらの像は鎌倉から室町期に製作されたにもかかわらず何故かウルトラマン似。むしろ子供にも人気で全く怖くありません。お茶目にすら感じる仁王像、ぜひお見逃しなく。

国宝「臼杵石仏」は桜の穴場

写真:藤谷 愛

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この満月寺には境内のあちこちに桜の木が植えられており、満開の時期には整然とした境内に桜色が点在する美しい風景を見ることができます。

国宝「臼杵石仏」は桜の穴場

写真:藤谷 愛

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また、満月寺と古園石仏の建屋の間には芝桜の畑が広がります。ソメイヨシノの満開時期を逃しても、そのあとすぐに芝桜が満開を迎えるため、地元の方が引き続きお花見を楽しむために訪れます。しかし、市外の観光客にはまだまだ知られておらず、穴場的お花見スポットでもあるのです。

<臼杵石仏の基本情報>
住所:大分県臼杵市大字深田804-1
アクセス:臼杵ICから車で5分、臼杵市街地から車で15分
電話:0972-65-3370
営業時間:6:00〜19:00(10月〜3月は18:00まで)

桜景色を上から下から楽しめる「吉四六ランド」

桜景色を上から下から楽しめる「吉四六ランド」

写真:藤谷 愛

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「吉四六(きっちょむ)さん」と言えば大分県民の誰もが知る江戸時代のとんち名人。臼杵市野津町は彼の故郷で、吉四六さんの名のついた商品やスポットなどが数多くあります。

また、野津町は昔ながらの田舎の原風景が広がる自然豊かな町。その田舎体験を求めてイスラエルや中国などからも団体ツアーが組まれるほどなのです。

ここで紹介する「吉四六ランド」はスポーツ施設などが15万平方メートルの中にある自然豊かなエリア。桜の時期はここにある2000本のソメイヨシノを目当てに、市内外の多くの人で賑わうスポットです。

桜景色を上から下から楽しめる「吉四六ランド」

写真:藤谷 愛

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スポーツ施設がたくさん揃う場所とあってか、敷地内の山にはウォーキングコースが設定されています。しかもこのコースはアップダウンがあり、桜の見学にもピッタリ。

桜景色を上から下から楽しめる「吉四六ランド」

写真:藤谷 愛

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尾根を歩くときは絨毯のように桜色が広がり、山を下りたときには周囲が全て桜色という圧巻の体験ができるのです。

満開の桜の木の下で花に酔いしれる!

満開の桜の木の下で花に酔いしれる!

写真:藤谷 愛

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地元の方も市外から訪れる観光客も、満開の桜の木の下ではため息しか出てきません。まさに花に酔いしれる美しい経験ができることでしょう。

満開の桜の木の下で花に酔いしれる!

写真:藤谷 愛

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吉四六ランドでは定期的に桜の植え替えを行っており、本数もまだまだ増やしています。次回訪れるときには更に圧巻の桜景色が広がっていることでしょう。

満開の桜の木の下で花に酔いしれる!

写真:藤谷 愛

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吉四六ランドへのアクセスは車でのみ可能ですが、臼杵市街地から2時間観光の「タクシープラン」利用もおすすめ。3500円程度と格安なので利用価値大です。

<吉四六ランドの基本情報>
住所:大分県臼杵市野津町大字原326
アクセス:臼杵ICから車で15分
電話:0974-32-2270

※タクシープランは下記の会社にお問い合わせください
「臼杵タクシー」電話:0972-63-3311
「富士タクシー」電話:0972-62-4111

大分県臼杵市観光とセットでお花見を!

城下町散策、国宝見学、田舎の原風景見学など、それぞれの観光と共に楽しむことのできる臼杵市の桜景色。臼杵市での開花は毎年3月下旬から4月上旬となります。春休みの旅行にぜひどうぞ。

2024年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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