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写真:水津 陽子
地図を見る直島町営バスの本村地区の停留所がある農協の斜め前あたりに「茶話まつしま」はあります。看板も出さず、宣伝もメディアの露出もこれまでなかったせいか、お店とは気づかず、通り過ぎていく人も多いのですが、古い町並みや建築好きの人、外国人観光客の方などがまち歩きの途中、見つけてふらりと入ってくるといいます。
実は、ここはまだ現役の酒屋さんだったりもするのですが、その酒屋を改装し、カフェをオープンしたのは2012年11月。まだ、観光ガイドブック等にもほとんど載っていません。
店内にはオーナーさんがファンだという、百瀬寿さんの作品が多数飾られています。
百瀬寿さんは、色彩がうつろう鮮やかな絵画世界を確立したアーティスト。作品は東京国立近代美術館など、国内外の美術館にも収蔵されています。東京ミッドタウンに設置されたパブリックアートワークも話題となりました。(詳しくは【MEMO】欄でご紹介したサイトを参照ください)
写真:水津 陽子
地図を見る20年ほど前、千葉から故郷の直島に戻り、地域の人たちが集まって、楽しくおしゃべりできる場所が作りたいと思って、できたのが『茶話まつしま』です。
「改装といっても、手を入れたのは、このカウンターだけなんです。あとは好きな絵や酒屋にあった古いものや自分で作った木彫などを飾っただけ」
自然光と間接照明で、光と影が織りなす、絵画のような空間で、穏やかに話すオーナーさんといると、時間の流れがゆっくりと感じられ、なんだかとても落ち着きます。
写真:水津 陽子
地図を見る100年近く直島の歴史を見てきた建築の素晴らしさもさることながら、その古さと現代アートのコラボが織りなす、独特な世界観。素敵と思わず、口に出してしまいます。
天窓から差し込む自然光と僅かな蛍光灯の明かりが創り出す、この幻想的な空間はアートそのものです。
写真:水津 陽子
地図を見るメニューは現在、珈琲や抹茶などのカフェメニューだけで、食事などは出していません。ランチを出せばいいのに、という声もよくもらうそうですが、あくまで「茶話」にこだわりたいそうです。
珈琲にはオリーブクッキーやこだわりのチョコもついています。どうぞ、ゆっくりと味わってください。酒屋さんということもあり、ビールや日本酒などのメニューもあります。
◎茶話まつしま
住所:香川県直島町769
TEL:087-892-3006
営業時間:おおよそ11:00〜18:00
お休み:不定休
写真:水津 陽子
地図を見る食事にはなりませんが、ちょっと小腹を満たすくらいのおやつとしては、「オリーブおこわ」と「オリーブもち」があります。オーナーの知人の方が作られています。
これが意外というか、結構、美味なんです。まち歩きの途中、ちょっと疲れた、ちょっとだけ何か食べたいと思ったら、こちらもおススメです。
茶話まつしまの魅力は、なんといってもその静寂さにあります。本当は教えたくない、隠れ家的なカフェですが、オーナーさんが目指す、直島という歴史や風土を愛し、地域の人とのふれあいを求める人たちが出会える場所になればと、今回紹介させて頂きました。
オーナーさん自身、絵が好きで、自ら木彫などの作品も作っておられるのですが、お子さんも美大を出られており、ここで若いアーティストたちが集まって何かできたらという思いもあるそうです。
ぜひ、素敵な方たちの出会いとたまり場になればと願っています。
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