帝政貴族の香り漂う!新しくて近いロシア「サンクトペテルブルク」

帝政貴族の香り漂う!新しくて近いロシア「サンクトペテルブルク」

更新日:2020/02/09 14:50

藤 華酉のプロフィール写真 藤 華酉
隣国でありながら、共産主義の国で、ビザも必要…と長らく遠い国であったロシア。しかし2019年10月から、サンクトペテルブルクなど一部地域は無料で簡単なインターネット上のビザで観光ができるようになりました。度肝を抜く巨大建築、迷宮美術館、華麗なバレエ。一生に一度は訪れたい、ロシアの観光地サンクトペテルブルクをご紹介します。


新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

新しくて近い街、サンクトペテルブルク

新しくて近い街、サンクトペテルブルク

写真:藤 華酉

地図を見る

サンクトペテルブルクという名前に覚えがなければ、レニングラード、という古い街の名前はいかがでしょうか。

サンクトペテルブルクは、18世紀に計画的に建設された新しい都市です。それまでここは沼地で、僅かに漁村があるばかりでした。沼地の開拓には戦争捕虜や農奴などが酷使され、街が出来上がるまでに4万人以上が疫病や飢えで亡くなっていると言います。
また、第二次世界大戦の折には、ドイツ軍に3年以上に渡って包囲され、これも市民に70万人以上の犠牲が出たと言われています。

新しくて近い街、サンクトペテルブルク

写真:藤 華酉

地図を見る

ここまでのロシアのイメージ通りの暗いエピソードに引いてしまう旅行者も多いかもしれませんが、実はサンクトペテルブルクはモスクワ以前にロシアの首都だった事もあるのです。

欧州に近く、帝政ロシアの最も華やかだったロマノフ王朝時代を飾ったサンクトペテルブルクは、往時の遺産が素晴らしい形で遺されており、ソ連の共産主義らしさよりは、帝政の荘厳さが色濃い街だと言えます。

世界四大美術館、迷宮のエルミタージュ美術館

世界四大美術館、迷宮のエルミタージュ美術館

写真:藤 華酉

地図を見る

帝政ロシア・ロマノフ王朝の凄まじい富を最も実感できるのは、エルミタージュ美術館に違いありません。

その広大さ、迷宮ぶりはすさまじく、一切足を止めずに歩き続けても出口に辿り着くまでに4〜5時間はかかります。その所蔵絵画は果てがなく、レオナルドダヴィンチ、ラファエロ、レンブラントやゴヤ、北斎まで、足を止めないなどという事は不可能な名画揃い。
宮殿そのものの装飾も輝かんばかりで、想像を絶する富の数々に目が眩む経験ができます。

世界四大美術館、迷宮のエルミタージュ美術館

写真:藤 華酉

地図を見る

また、導線というものがなく、純粋に迷って出れない、お腹が空いてもカフェに辿り着けない、トイレがある一階に下りられない、など、「名画に埋もれて死ぬのでは?」という贅沢な体験ができます。

比較的新しいモネやゴーギャンの絵画は新館に移されましたが、本館を観終わる頃には足が棒になっている事だけは間違いがありません。余裕を持って2日は必要な美術館です。

<基本情報>
住所:Palace Square, 2, St Petersburg
電話番号:+7-812-710-90-79
開館時間:
火・木・土・日:10時30分〜18時00分
水曜日:10時30分〜21時00分
月曜休館

ミステリの風漂う琥珀の間、エカテリーナ宮殿

ミステリの風漂う琥珀の間、エカテリーナ宮殿

写真:藤 華酉

地図を見る

エカテリーナ宮殿は、サンクトペテルブルクから南に一時間程。かつてはロマノフ王朝の夏の離宮だった宮殿です。その名を世に轟かせているのが、「琥珀の間」。部屋全面に琥珀が貼られた、贅を凝らした一室です。

かつてプロイセン帝国によってロシアに贈られ、その美しさで貴族たちの賞賛を浴びました。しかし第二次世界大戦中、今度はナチスドイツによって琥珀の壁は剥がされて持ち去られ、「紛失」。海に沈んだのか、地に埋もれたのか、行方はようとして知れず、長らく欧州のミステリーになっていました。

ミステリの風漂う琥珀の間、エカテリーナ宮殿

写真:藤 華酉

地図を見る

そんな琥珀の間が、2003年に再現され、エカテリーナ宮殿で公開される運びとなりました。
伝説通りの琥珀の間は勿論、黄金の細工と鏡で目が潰れるように眩い「大広間」、壁一面を絵画が埋め尽くす「絵画の間」など、エカテリーナ宮殿では往時の帝国の並外れた富を味わう事ができます。

<基本情報>
住所:Garden St, 7, Pushkin, Saint Petersburg
電話番号:+7-812-415-76-67
開館時間:公式HP要確認
(時期により要予約)

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら

欧州有数の巨大協会「血の上の救世主教会」と「イサク聖堂」

欧州有数の巨大協会「血の上の救世主教会」と「イサク聖堂」

写真:藤 華酉

地図を見る

かつて、国教を定める際、ロシアの祖は考えました。ロシア人は酒好きだから、イスラム教はありえない。カトリックは辛気臭い。東方正教会とか華やかで良いよね、と。以来、ロシアは宗教と言えば東方正教会です。

サンクトペテルブルクには「血の上の救世主教会」、「イサク聖堂」などいくつかの巨大教会があり、いずれも沼地の上に建てたとは思えない荘厳な建築物です。
「血の上の救世主教会」は、華やかなたまねぎ型の屋根と壁を埋め尽くすモザイク画が圧倒的な教会です。20世紀に建てられたばかりで、ヨーロッパの歴史的教会群の中では比較的新しい建物と言えます。

その名の由来は、かつてのロシア皇帝サレクサンドル二世がこの場所で暗殺された為。血生臭いエピソードを持ちますが、外見の華やかさ、内部の豪華な装飾共に、観光客を惹きつけてやみません。

<基本情報>
住所:Griboyedov channel embankment, 2Б, St Petersburg
電話番号:+7-812-315-16-36
開館時間:木〜火:木曜日 10時30分〜18時00分
水曜日:休館

欧州有数の巨大協会「血の上の救世主教会」と「イサク聖堂」

写真:藤 華酉

「イサク大聖堂」は、サンクトペテルブルクに来たが最後、どこに行くにも目に入る、世界で最も大きな教会の一つです。金色のドームに大理石の柱、と贅を尽くした外見ばかりではなく、内部も写実的な宗教画で溢れています。
金色のドームには階段で上がる事もでき、サンクトペテルブルクの街を見下ろすベストスポットになっています。

<基本情報>
住所:St Isaac’s Square, 4, St Petersburg
電話番号:+7-812-315-97-32
開館時間:木〜火:木曜日 10時30分〜18時00分
水曜日:休館

夢に描いたような貴族の麗しさ、マリエンスキー劇場

夢に描いたような貴族の麗しさ、マリエンスキー劇場

写真:藤 華酉

地図を見る

ロシアと言えばバレエですが、その本場を争うのはモスクワと、ここサンクトペテルブルクのマリインスキーの二大劇場。
バレエ学校を併設し、多くのロシア人少女が夢見るマリインスキー劇場は、訪れる観光客にも裏切りのない夢を見せてくれます。

帝政ロシア時代から変わらない豪奢な劇場、凝った舞台セット、惜しみなく披露される美しい舞踏に、オーケストラの生演奏。
マリインスキー劇場では、多くの少女が夢見る正統派の美しいクラシックバレエを完璧な形で鑑賞する事が出来ます。

夢に描いたような貴族の麗しさ、マリエンスキー劇場

写真:藤 華酉

地図を見る

意外にも劇場併設のカフェもお手頃価格。イクラやキャビアの乗った華やかなオープンサンド、スパークリングワインや可愛らしいケーキなども500円〜程度で味わう事ができます。

<基本情報>
住所:Theatre Square, 1, St Petersburg
電話番号:+7-812-326-41-41
開館時間:演目による

欧州有数の観光地の名は伊達ではない!

サンクトペテルブルクは、ドイツやフランスなど、欧州の人々の訪問が多い観光都市です。白夜を迎える夏の頃は、琥珀の間は予約を取らなければ入場できない程の混雑を迎えます。

ロシアの中では治安が良い方とは言え、ロシアの中では決して物価が安い方ではないサンクトペテルブルクですが、その人気の秘密はひとえに観光名所の素晴らしさと言えるでしょう。
新しい都市だからと言って侮る事なかれ。果てる事のない名画が並ぶ美術館や帝政ロシア時代の贅を極めた宮殿や教会、人々がロシアに夢見るクラシックなバレエの麗しさは、人々を惹きつけて止みません。

E-Visaの導入により更に行きやすくなったロシアは次の欧州旅行のスタンダードになるかも知れませんね。

2020年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

LINEポイント還元中!旅行代10万円×還元率10%なら10,000ポイントもらえる!※一部サービス・取り扱い旅行会社のみ 詳しくはこちら
掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/25−2019/12/29 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -