三重・伊勢の台所として栄えた“蔵の町”「河崎」を歩こう

三重・伊勢の台所として栄えた“蔵の町”「河崎」を歩こう

更新日:2020/02/08 14:27

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
三重県伊勢市の河崎は、江戸時代、伊勢神宮の参拝客でにぎわう「伊勢の台所」として、伊勢市街を流れる勢田川沿いに細長く発達した河岸問屋街です。現在でも、古い町家や商家の蔵が軒を連ねていて、当時の姿を今に残しています。伊勢神宮の参拝客をもてなす町として賑わっていた江戸時代に思いをはせ、レトロな町並みの中をゆったりと歩いてみませんか?

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伊勢の台所「蔵の町・河崎」とは

伊勢の台所「蔵の町・河崎」とは

写真:モノホシ ダン

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「蔵の町・河崎」へは、近鉄宇治山田駅もしくは、JR・近鉄伊勢市駅から徒歩で約10分ほどで、みどころが点在する河原本通りに出ます。

伊勢のまちなみの特徴は、切妻、妻入りの町家がおりなす景観です。その理由は、伊勢神宮の御正殿が平入りのため、同じ造りでは畏れ多いということで、妻入りになったといわれています。

伝統的な切妻、妻入りの町家は、重厚な瓦、杉の刻み囲いの外観など特色ある意匠で構成されています。

伊勢の台所「蔵の町・河崎」とは

写真:モノホシ ダン

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勢田川沿いの河辺の蔵は、かつては川の両側に、川から直接物資を運び込むことができるように建ち並んでいました。いまも残る河辺の蔵の見学には、勢田川に架かる北新橋から眺めるのがおすすめです。

冒険心をくすぐられる伊勢まちかど博物館「和具屋」

冒険心をくすぐられる伊勢まちかど博物館「和具屋」

写真:モノホシ ダン

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伊勢まちかど博物館に指定されている「和具屋」(大西家)は、江戸時代の元禄年間(1688〜1703)創業と伝えられる老舗の陶器問屋で、15代目の大西さんによる館内の詳しい説明を受けることができます。ここでは、建物の入口から奥までかつて荷物を運んだトロッコのレールを見ることができます。

冒険心をくすぐられる伊勢まちかど博物館「和具屋」

写真:モノホシ ダン

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レールの長さは約64mで、河岸からトロッコに荷物を積み込んで、直接、店内まで引き入れるのに使われていました。レールの両側には、各地の陶器や錦絵などのおびただしいコレクションが展示されていて、伊勢の台所と呼ばれた昔の河崎の繁栄がうががえます。

冒険心をくすぐられる伊勢まちかど博物館「和具屋」

写真:モノホシ ダン

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さらに、築300年といわれる奥の倉庫も一見の価値があります。屋根を支える太い梁はとくに見事で、思わず感嘆の声を上げずにはいられないでしょう。ここでは、陶器のほかに、不規則な光の屈折により、ガラス越しの景色が曲がって見える貴重な大正時代の「大正硝子」なども保存されていて、とても冒険心をくすぐられる内容になっています。

河崎にやってきたら、ぜひ伊勢まちかど博物館「和具屋」を訪れてみてください。

<和具屋(大西家)の基本情報>
住所:三重県伊勢市河崎2丁目19-32
電話番号:0596-28-2840
見学料:100円
開館時間:9:00〜17:00
休館日:不定休

河崎ウォッチングで意匠を凝らした屋根や隅蓋を見てみよう

河崎ウォッチングで意匠を凝らした屋根や隅蓋を見てみよう

写真:モノホシ ダン

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伊勢のまちなみの特徴である切り妻屋根。よく見ると屋根の形はどれも同じではなく、まっすぐな意味の「直ぐ(すぐ)」、膨らんだ「起り(むくり)」、反った「反り(そり)」、と3つの意匠に分類されています。写真の屋根の形は「直ぐ」です。

河崎ウォッチングで意匠を凝らした屋根や隅蓋を見てみよう

写真:モノホシ ダン

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ほかに屋根の三角の頂点に、屋号や家紋など各家趣向を凝らした「鬼瓦」を見ることもできます。

河崎ウォッチングで意匠を凝らした屋根や隅蓋を見てみよう

写真:モノホシ ダン

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さらに重厚な屋根の端には、「隅蓋」といわれる飾り瓦が載っています。亀やカエルなど、家ごと個性豊かに水にまつわる意匠が多く見られます。写真は「ガマ蛙に乗る仙人」です。

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とうふ専門レストラン「町家とうふ萬来」で絶品の豆腐料理を

とうふ専門レストラン「町家とうふ萬来」で絶品の豆腐料理を

写真:モノホシ ダン

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河崎のおすすめのランチでは、古民家を改装したとうふ専門レストラン「町家とうふ萬来」が。ここで製造されるおとうふは、大豆を全て微粉砕して作るオカラの分も無駄にしない「大豆まるごと豆腐」です。大豆の旨みと栄養分を余すところなく詰め込んだ濃厚豆腐を堪能することができます。

とうふ専門レストラン「町家とうふ萬来」で絶品の豆腐料理を

写真:モノホシ ダン

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ランチでは、すべての御膳に「出来たての寄せとうふ」、「本日取れたての濃厚豆乳」、「三重県産フクユタカの煎り豆」がついてきます。寄せとうふの味付けは、お好みに合わせてわさび塩、抹茶塩、ゆず塩、だし醤油などから選ぶことができます。これだけでかなりのボリュームがあります。

とうふ専門レストラン「町家とうふ萬来」で絶品の豆腐料理を

写真:モノホシ ダン

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ランチメニューで一押しが「おばんざい御膳」(1500円税込)。6種のお豆腐料理に炙りやみつき揚げ、おいなりさんにお漬物、お味噌汁にデザート付きです。

ほかに、美味しいお豆腐の販売もしているのて、お土産にもおすすめです。保冷バッグに保冷剤も用意されていますので、遠くからやってこられた方も安心してお持ち帰りできますよ。

<伊勢河崎町家とうふ萬来の基本情報>
住所:三重県伊勢市河崎2丁目14-12
電話番号:0596-25-1028
営業時間:11:00〜14:30(14:00 ラストオーダー)

伊勢志摩サミット各国首脳夫人に提供された「なかむら珈房」

伊勢志摩サミット各国首脳夫人に提供された「なかむら珈房」

写真:モノホシ ダン

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河崎本通りのいちばん奥のほうに位置するのが自家焙煎珈琲専門店「なかむら珈房」です。表に看板がかかっていなければ普通の民家のようです。

こちらのコーヒーは、2016年の伊勢志摩サミットで安倍首相夫人が開催された昼食会により、各国首脳夫人に提供され、一躍、有名になりました。店内の奥にカフェスペースがあり、そちらでいただくことができます。

伊勢志摩サミット各国首脳夫人に提供された「なかむら珈房」

写真:モノホシ ダン

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コーヒーは、「どのようなコーヒーがお好みですか」と聞いていただけるので自分の好みを伝えましょう。なお淹れていただけるコーヒーはすべてブラックのみで砂糖もミルクも付きません。

おすすめは、伊勢志摩サミットで各国首脳夫人にふるまわれた「配偶者ブレンド」(400円税込)。気さくなオーナーと会話を楽しんだりしているうちに自然と飲めてしまうとてもマイルドな味わいです。

伊勢志摩サミット各国首脳夫人に提供された「なかむら珈房」

写真:モノホシ ダン

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さらにお土産に、煎れたてのコーヒー豆を買うこともできます。自宅でもサミットブレンドを楽しむことができますよ。

<なかむら珈房の基本情報>
住所:三重県伊勢市河崎2丁目27-21
電話番号:0596-28-3294
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休

蔵の町「河崎」の基本情報

住所:三重県伊勢市河崎2丁目25-32
電話番号:0596-22-4810(NPO法人伊勢河崎まちづくり衆)
アクセス:近鉄宇治山田駅またはJR・近鉄伊勢市駅より徒歩約10分
車利用の場合は、伊勢自動車道伊勢西ICまたは伊勢ICより約15分
無料大駐車場利用

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/02/05 訪問

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