写真:Lily T
地図を見る川勾神社の創建は、垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代であると伝えられています。かつては師長国(しなが)の一之宮でしたが、646年に隣国であった相武国と合併して相模国となり、相模国の二之宮になりました。
川勾の地名は、近くに流れる中村川が大きく曲流していることから「川輪」と呼ばれるようになり、川勾神社の由来になったと言われています。
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地図を見る鎌倉時代には源頼朝と北条政子が安産祈願の為に参拝して無事成就したことから、社殿が造営寄進されました。
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地図を見る明治時代には、二宮村出身の伊達時さんが当時大磯町の別荘に住んでいた伊藤博文公を訪ねて「川勾神社」の文字を揮毫(きごう)して頂きました。現在では、鳥居の脇に揮毫した扁額のコピーが飾られています。
伊達さんは医師や政治家として活躍された方で、二宮駅の開設にも大きく尽力されました。
二宮町は川勾神社の「二之宮」が由来とされており、川勾神社は別名「二宮大明神」や「二宮明神社」とも呼ばれています。かつては吾妻村という村でしたが、昭和の時代に二宮町へ変更になりました。
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地図を見る川勾神社には、日本の国土を開拓した大名貴命(おおなむじのみこと)が祀られています。かつて源頼朝や北条政子が安産祈願をする為に参拝されましたが、それ以前から川勾神社には安産のご利益があると伝えられてきました。
現在では安産祈願だけでなく五穀豊穣のご利益もあるとされ、多くの方が参拝に来られます。
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地図を見る川勾神社の鳥居をくぐり階段を上がると、とても見事な茅葺屋根の隋神門(ずいしんもん)があります。普段は静かな境内ですが、お正月にはひと際賑わいを見せて屋台なども出るので年始早々から盛り上がります!
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地図を見る破魔矢やお守りなども数多くの種類があるので、気になるものがあればぜひ見てみてください!
お守りなどについて詳しくは、公式サイトよりご確認頂けます。
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地図を見る川勾神社へはJR二宮駅北口よりバスで行くことが出来ます。「押切坂上」のバス停で下車した後、徒歩15分程度で到着します。
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地図を見る二宮町には吾妻山公園があり、春先には菜の花畑がとても有名で春にはきれいな桜も鑑賞出来ます。吾妻山公園の梅沢登り口から川勾神社まで徒歩で約20分なので、ハイキングしながら観光することも出来ます!
吾妻山公園について詳しくは、文末の関連MEMOよりご確認ください。
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地図を見る天気が良ければ川勾神社の境内から富士山も一望出来るので、二宮町の絶景スポットでもあります。
平日であれば参拝客も比較的少なく観光しやすいので、ぜひとも川勾神社に足を運んでみてください!
住所:神奈川県中郡二宮町山西2122
電話番号:0463-71-0709
参拝料:無料
アクセス:JR二宮駅北口より「押切坂上」バス停下車、徒歩約15分
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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