ロケーションも抜群!カナダ・トロントの絶品レストラン3選

ロケーションも抜群!カナダ・トロントの絶品レストラン3選

更新日:2020/02/28 11:53

古屋 江美子のプロフィール写真 古屋 江美子 旅行ライター
カナダ最大の都市トロントには美食自慢のレストランがいっぱい。自然豊かなカナダは食材に恵まれているので、素材の持ち味を生かしたシンプルな料理が絶品。さらに移民が多いので世界各国の食も充実しています。

そんなトロントの数あるレストランの中から、観光にも便利な旅行者にうれしい立地で、もちろん味にも大満足できるおすすめのレストランを3軒紹介します。

CNタワー展望台に無料で上れる「360レストラン」

CNタワー展望台に無料で上れる「360レストラン」

写真:古屋 江美子

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トロントで一番有名な観光名所といえば、高さ553.53mのCNタワー。東京スカイツリー、広州塔に次いで電波塔としては世界第3位の高さを誇ります。この塔の地上350メートルの高さにあるのが「360レストラン(360 Restaurant)」です。

名前の由来は1時間に1周(360度)まわる回転レストランであること。テーブルは窓際にセッティングされ、昼も夜も心ゆくまで景色を眺められます。

さらにレストラン利用者は、1つ下の階にある展望台に無料で行けるといううれしいおまけも。展望台用のエレベーターが混雑していても、レストラン専用エレベーターですぐに上に上がれます。展望台は高さとしてはレストランとほぼ同じですが、ガラスの床などひと味違う楽しみがありますよ。

CNタワー展望台に無料で上れる「360レストラン」

写真:古屋 江美子

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「360レストラン」ではローカルな食材を使った滋味深いカナダ料理を、プリフィックスコースやアラカルトで楽しめます。メインは肉のグリルが中心で、おすすめはカナダ・アルバータ州のプライムリブ・ステーキ。45日以上熟成させた肉は、うまみたっぷりでとてもやわらかです。

人数が多ければ、シーフードプラッターなどをシェアしても。メニューは夏と冬、年に2回(5月と11月)に変わります。

CNタワー展望台に無料で上れる「360レストラン」

写真:古屋 江美子

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そしてこの店でぜひ見ておきたいのが、ワインセラー。「世界で一番高いところにあるワインセラー」としてギネス世界記録に認定されており、9000本のボトルがズラリと並んでいます。

カナダ各地のワインからフランス銘醸地のワイン、中国の白酒など、世界の銘酒がそろっているので、ぜひ食事と一緒に楽しんでみてください。

<360レストランの基本情報>
住所:290 Bremner Blvd Toronto
電話番号:+1-416-362-5411
アクセス:ユニオン駅から徒歩約12分

金融街の絶景レストラン「カヌー」

金融街の絶景レストラン「カヌー」

写真:古屋 江美子

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ユニオン駅からほど近いダウンタウン中心部には、カナダのウォール街ともいわれる金融街があり、教会をイメージした「CIBC銀行」(上の写真)など建築的な見どころもあります。

そんな金融街のTDバンクタワー54階にある「カヌー(Canoe)」も眺めのよいレストラン。TDバンクタワーの向かいには本物の金を使ったビル、ロイヤル・バンク・プラザもあるので、昼ならぜひその輝きもチェックしてみてください。

金融街の絶景レストラン「カヌー」

写真:古屋 江美子

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いざ「カヌー」へ入店すると、まずテンションを上げてくれるのが窓からの絶景。ガラス張りで眺めのよい店内からは、昼はトロントの街並みやオンタリオ湖を、夜はきらめく夜景を望めます。バーも隣接しているので、景色だけを気軽に利用したいときはそちらもおすすめ。

金融街の絶景レストラン「カヌー」

写真:古屋 江美子

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「カヌー」が提供するのは、素材の持ち味を生かしたカナダ料理。メニューには、フォーゴ島のカニ、バフィン島のヒラメなど、カナダ各地の食材の名前が並びます。

肉厚で脂のりがよいアトランティックサーモンには、出汁のきいたクレソンのピュレでうまみと彩りをプラスするなど、料理はどれもモダンにアレンジされています。肉も魚もあるので、お好みでどうぞ。

(現在改修工事で一時休業中ですが、2020年3月2日より再開されます。)

<Canoeの基本情報>
住所:66 Wellington St. W, TD Bank Tower, 54th Floor Toronto
電話番号:+1-416-364-0054
アクセス:ユニオン駅から徒歩約6分

おしゃれ地区のタパスバー「マドリーナ・バー・イェ・タパス」

おしゃれ地区のタパスバー「マドリーナ・バー・イェ・タパス」

写真:古屋 江美子

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移民が多く暮らすトロントは、モザイク都市といわれ、グルメも多彩。そんなトロントを実感したければ、トロントのおしゃれエリア、ディスティラリー地区へ。11月中旬〜12月中旬にはクリスマスマーケットも開催される人気の観光スポットです。

ディスティラリー地区はウイスキーの醸造所をリノベーションした複合施設で、ショップやレストランが多数集まっています。レストランは国際色豊かで、イタリアンやメキシカンなどさまざまです。

おしゃれ地区のタパスバー「マドリーナ・バー・イェ・タパス」

写真:古屋 江美子

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その中の一軒、「マドリーナ・バー・イェ・タパス(Madrina Bar y Tapas)」はおしゃれで楽しい雰囲気の人気店。名前のとおり、タパス(小皿料理)が充実しているスペイン料理のお店です。

バルセロナ出身のシェフのラモン・シマロ氏は、地元のスペイン料理店、さらにはロンドンのフレンチや和食店で腕を磨きました。それもミシュランの星付きレストランや5つ星ホテルのレストランからカジュアルな食堂まで、さまざまなカテゴリの店を経験し、2017年に満を持してこの店をオープンしました。

おしゃれ地区のタパスバー「マドリーナ・バー・イェ・タパス」

写真:古屋 江美子

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多彩なジャンルの食に造詣が深いラウル氏が生み出する料理は、クラシカルでありながら、いい意味でどこか奇抜。

なかには「エルブジ・オリーブ」と名付けられた料理もあります。エルブジといえば、かつてスペインのカタルーニャ地方にあった分子料理の名店。レモンの皮の小片とオリーブをスプーンにのせて提供される「エルブジ・オリーブ」は名店へのオマージュを感じる一品です。

もちろん生ハムなどスペインのバルの定番のおつまみも充実。ついワインも進みます。

<Madrina Bar y Tapasの基本情報>
住所:2 Trinity Street, Toronto
電話番号:+1-416-548-8055
アクセス:ユニオン駅から徒歩約20分

旅行者にうれしい、味よし立地よしのレストラン

何を食べようか悩むほど食の選択肢が多いトロントですが、限られた旅程の中では、観光に便利な場所を選ぶのもひとつの方法。

今回の3軒は観光ついでに立ち寄るのにちょうどよく、料理や雰囲気もよい人気店。トロント滞在がさらに充実したものになること間違いなしです。

2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:オンタリオ州観光局

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/09−2019/12/10 訪問

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