ニューヨーク「1 Hotel」は大都会にあるネイチャーオアシス

ニューヨーク「1 Hotel」は大都会にあるネイチャーオアシス

更新日:2020/03/21 21:21

Chanos Mayaのプロフィール写真 Chanos Maya トラベルコンサルタント、ワイナリーツアーアドバイザー
「1 Hotel Central Park (ワンホテルセントラルパーク)」はブロードウェイや五番街など人気スポットが集まるニューヨーク・マンハッタンのど真ん中にあるサスティナブルなホテル。環境へのインパクトを減らす工夫と、スタイリッシュさが完璧なまでに追及された地球にも人間にも優しいホテルは、大都会の中のネイチャーオアシスです。

サステナブルと贅沢が両立する「1 Hotel Central Park」

サステナブルと贅沢が両立する「1 Hotel Central Park」

写真:Chanos Maya

地図を見る

物事を消費するだけでなく、次の世代にも限りある資源を将来に受け継ぐ「サスティナブル」という言葉は、最近いろいろなところで聞かれます。環境にやさしい生活用品から、環境に配慮した漁法で獲れた魚まで、いろいろな分野に浸透しています。

ニューヨークのマンハッタンの中心部にある1 Hotelはそんなサステナブルなものの一つ。ホテルに一歩足を踏み入れてからチェックアウトをするその時まで、シャワーを浴びるときも、寝るときも、そして朝食をいただくときも、環境に寄り添った滞在ができるホテルです。

サステナブルなホテルと聞くと、シンプルで必要最低限なものでやりくりするようなイメージがあるかもしれません。「サステナブル=質素」という一般的なサステナブルの概念を崩したのが1 Hotelなのです。

ミッドタウンのど真ん中!ロケーション抜群な「1 Hotel Central Park」

ミッドタウンのど真ん中!ロケーション抜群な「1 Hotel Central Park」

写真:Chanos Maya

地図を見る

ニューヨークの「ミッドタウン」は縦長のセントラルパークのすぐ下(南)59thストリートから30thストリート周辺までの一体。マンハッタン島の中心という位置的なものだけでなく、芸術、ショッピング、カルチャー、フード、ビジネス・・・ニューヨークを代表するすべてのものが集まるエリアと言っても過言ではありません。

1 Hotelはそんなミッドタウンにあります。セントラルパークはすぐ目の前、世界で最も有名な通りともいえる5thアベニュー(五番街)や劇場が並ぶタイムズスクエアなどニューヨークの見どころにも歩いて行くことができます。

ミッドタウンの必見スポットは5thアベニューとその脇道に少しはいったりしながら歩くだけで、その多くを網羅できます。1 Hotelは世界中の人を魅了するニューヨークの定番スポットがすぐそば。そんなロケーションの良さが魅力です。

外観からゲストルームまでとことんサステナブル

外観からゲストルームまでとことんサステナブル

写真:Chanos Maya

地図を見る

究極のところ真のサスティナブルを求めるなら、一切の経済活動をやめじっとしているしか方法がないかもしれません。私たちは原始の人たちのように洞窟には住んでいませんし、電気も水もシャワーも必要です。現代の私たちが実現できる限りのサスティナブルを追求したのが1 Hotelです。

ホテルの外壁を美しく覆う1 Hotel自慢の「ライブウォール」。春先から夏にかけては青々とした緑になり、秋から冬にかけては季節の移りかわりを実感できる生き生きとしたデザインウォール。

ホテル内に一歩入れば、24,000株余りの植物で埋め尽くされています。天井は生きた植物で作られた「グリーンボール」やダイナミックな流木などがディスプレイされ、まるで植物園に入ったかのようです。

外観からゲストルームまでとことんサステナブル

写真:Chanos Maya

地図を見る

できる限りプラスチックや金属などの再生ができない素材を排除するという1 Hotelのポリシーはゲストルームにもいきわたっています。

ゲストルームのドアや壁は16,000以上の流木を集めて作られたもの。廃木材が利用された床は、むしろ新しく切り出したものよりもなめらかで心地がいいくらい。ライティングデスクにももちろん「再生木材」のスタンプが押されています。

多くは化学繊維で作られるベッドマットレスも、1 Hotelでは麻100%。寝心地抜群のベッドです。クローゼット内のハンガーは、古い地図や手帳を溶かし圧縮して作られた紙製。さらにゲストルームの水道やシャワーからは濾過された飲料水が出てきます。無駄なペットボトルも出ませんし、柔らかい水質だから体にも優しいシャワータイムが過ごせます。

サステナブルなのに、スタイリッシュさと贅沢が両立する1 Hotelは環境に調和する芸術のようです。

Farm-to-forkにこだわったアメリカンフードを

Farm-to-forkにこだわったアメリカンフードを

写真:Chanos Maya

地図を見る

1 Hotelのダイニング「Jams」はFarm-to-fork(生産者がわかる新鮮な材料を使うこと)にこだわったアメリカン・スローフードをいただけるレストラン。

ローカルフードの提唱者ジェームスビアードによる、ジェームスビアードファウンデーションが、ニューヨークのベストシェフに名を挙げる、ジョナサン・ワックスマンによるプロデュースのJamsは、地元産の食材を使ったメニューが自慢。

朝食のサラダからランチのブリオッシュサンドまで、ニューヨーク州周辺の契約農家や生産者から届く、滋味あふれる食材がふんだんに使われ、アメリカのローカルフードが決してファーストフードだけではないことに気付き、地域との結びつきを感じます。

Jamsでのお食事の際にはテーブルウェアにも注目!切り出した木はそのままお皿に、そしてカトラリーは使えば使うほどに味がでるオークウッド製。サスティナブルなホテルのダイニングももちろん、食材からテーブルウェアまでこだわりぬかれています。

大都会ニューヨークの1 Hotel Central Parkでサスティナブルなホテルライフを

1 Hotel Central Parkはサスティナブルなポリシーに、とことんスタイリッシュさを追求したユニークで地球に、そして私たちの体に優しいホテル。大都会ニューヨークの真ん中で大自然の中にダイブするような、そんな錯覚すらしてしてしまいそうなホテルです。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/03/08−2020/03/10 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -