写真:小林 理沙
地図を見る中国人経営のレストランや商店が多く、バレンシアのチャイナタウンとも呼ばれる地区にレストラン「トリンケット・デ・ペラヨ(Trinquet de Pelayo)」があります。ペラヨはレストランのある通りの名前です。
レストランの扉を開けると、球を投げる人のオブジェがお出迎え。このレストランは「トリンケット」、もしくは「ピロタ・バレンシアーナ」と呼ばれるバレンシアの伝統球技の球技場も中にあるのです。
写真:小林 理沙
地図を見るトリンケットとはゴルフの球ほどの小さい球を素手で打ち合う球技です。レストランの入り口からテーブル席に行く間に通る廊下には、年代ごとに使用された球がきれいに飾られて、トリンケットをテーマにした見ごたえのある画廊やミュージアムのような空間になっています。
写真:小林 理沙
地図を見るボールを近くから見るとこんな感じです。燻金のようなやわかな光沢を放っています。珍しいものですから道具一つをとってもじっくり観察したくなる魅力があります。みなさんにも実物を見ていただきたいと思います。
写真:小林 理沙
地図を見るレストランのテーブル席は日中、自然光が差し込み明るく開放感があります。おしゃべり好きなローカルがワイワイ、ガヤガヤと楽しく食事をしています。大人のしゃべり声の方が騒々しかったりするバレンシアですから、カジュアルなレストランの場合、小さなお子さんを連れも珍しくありません。
写真:小林 理沙
地図を見るやはり店内もトリンケットをテーマにしたインテリアデザインです。その中でもとりわけ目立つのが、天井を支配する壁から伸びたボールを投げる巨大な手です。大迫力です!
写真:小林 理沙
地図を見る先ほどのグループ客にぴったりのテーブル席に背を向けるのが、大人な雰囲気のカウンター席です。ちょっと何かつまみながら飲みたい方向けです。こういう席があるのがわかっていると、お一人様も入りやすいですね。
写真:小林 理沙
地図を見るティタイナ・マリネライブ(Titania marinera)というトマト、パプリカ、ツナ、松の実で作る一品はバレンシアのローカルにとっては、おばあちゃんの味!完熟トマトとパプリカの甘みが優しい料理です。パンと一緒に食べるのがおすすめです。
写真:小林 理沙
地図を見るこちらはブニュエロ・デ・バカラオ(bunyuelo de bacalao)というレストランのオリジナル料理です。ブニュエロはバレンシアの揚げドーナツのようなお菓子で、3月の火祭り期間は街にいくつも現れるスタンドでも売られていたりしますが、こちらのレストランのブニュエロはタラを混ぜ込んだ甘くないブニュエロです。
写真:小林 理沙
地図を見るパエリア鍋で作られる米料理もパエリアだけでなくたくさんの種類があります。お米の代わりにフィデウアと呼ばれるショートパスタを使った料理もバレンシア名物です。
大きな鍋で作るので通常2人前からの注文になりますが、意外と量が多いので3名以上で食べに行って他の料理をいろいろ召し上がりたい方は人数マイナス1人前で注文するのをお勧めします。もし余っても気軽に持ち帰り(テイク・アウェイ)できます。
写真:小林 理沙
地図を見るレストランの上階にお手洗いがありますが、そこに行く途中の階段の壁にもトリンケットの歴代の名選手の写真が飾られており、この球技に対する愛がひしひしと伝わってきます。
写真:小林 理沙
地図を見るレストラン席のある1階からもトリンケットの球技場が見られますが、レストランの上階にあるお手洗いに行く途中、このレストランに初めて来たお客さんがほとんど必ず足を止めてしまうのが球技場の観戦席です。横幅の狭い縦長のコートは独特で新鮮ですよね!
住所:Carrer de Pelai, 6, 46007, Valencia
(通りの名前のPelaiはバレンシア語、スペイン語ではPelayoです。バレンシアでは通りの名前がバレンシア語かスペイン語のどちらか一方の言語で表記されているのでご注意ください)
電話番号:+34-963514156
アクセス:鉄道Norte駅、地下鉄Plaza de Espanya駅、Xativa駅から徒歩5分
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/24更新)
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