写真:モノホシ ダン
地図を見る福知山城のビューポイントでは「伯耆(ほうき)丸公園」が有名です。伯耆丸公園は、南から由良川にのびる横山丘陵の中央部にあり、本丸・二の丸へと続く細長い丘陵を切り通して独立させた廓(くるわ)です。
ここは、福知山藩初代藩主、有馬豊氏の重臣であった有馬伯耆守頼次の屋敷が置かれたことから伯耆丸と呼ばれています。有馬氏居住中は、ここから本丸へ行くための橋がかかっていたと伝えられています。
伯耆丸からは正面に、銅門番所と福知山城天守閣を見ることができます。
<伯耆丸公園の基本情報>
住所:京都府福知山市岡ノ二町
アクセス:福知山駅から徒歩約10分
写真:モノホシ ダン
地図を見るついでおすすめのビューポイントが、福知山城前の「ゆらのガーデン」からの眺望です。ゆらのガーデンは、四季折々に違った表情を見せるナチュラルガーデンと7つの店舗が集まる複合施設です。お城を眺めながら、食事や休憩、お買い物を楽しむことができます。
ここから眺める福知山城は、さながら“天空の城”といった趣があります。
<ゆらのガーデンの基本情報>
住所: 京都府福知山市字堀6
電話番号:0773-23-0266
アクセス:福知山駅から徒歩約20分
車利用の場合は、舞鶴自動車道「福知山IC」より約15分
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかには、福知山城公園の駐車場から天守閣に向かう道のりにある「昇龍橋」からの景観もおすすめです。橋は一見、木造のようですがコンクリート製です。橋のたもとには勇壮な龍の絵が描かれています。
ここからは、弧を描く橋の彼方に天守閣が見えます。お城ファンの方には、錦帯橋越しに見る岩国城の眺めを思い出す方もいるかも知れません。
<昇龍橋の基本情報>
住所:京都府福知山市字内記1
アクセス:福知山駅から徒歩約20分
車利用の場合は、舞鶴自動車道「福知山IC」より約15分
写真:モノホシ ダン
地図を見る本丸広場から見た天守台の石垣には斜めに境界線が入っています。これは天正時代に、明智光秀が築城した頃の石垣と、江戸時代に増築された際に積んだ石垣との境を示すものです。右側が光秀築城時の石垣です。
また天守台から本丸にかけての石垣は自然石をそのまま積み上げた野面積みで、400年以上の歳月に耐えてきたものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る現在ブームとなっているお城の登城の記念となる「御城印」。その 御城印が、2020年(令和2年)1月1日より福知山城天守閣でも販売が開始されています。桔梗紋を中央に大きくあしらい、城の名を、明智の一字を取ったと伝わる「福智山」で表記したデザインで、由来を書いた専用袋に入って1枚300円(税込)です。
記念に登城日の日付を入れたいという方は、日付スタンプが福知山城の受付に設置されていますので押してみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るところで、本丸広場では、「福知山限定 明智光秀が話す自動販売機」が設置されています。これは、2019年(令和元年)6月2日に「本能寺の変の日」を記念して本丸広場に1台目か設置されたもので、その後続々と追加され、福知山市内に合計6台が稼働中です。
基本フレーズは、硬貨投入時に「ときは今!明智光秀、ここに見参!」。そして商品選択時には「敵は本能寺にあり!」。さらに商品落下時には「どっこいせ〜どっこいせ いがいと!福知山良いところであろう?」。ほかに隠しフレーズとして、お金が足りないときにボタンを押すと「のぶながー」と光秀が叫ぶという設定です。
自販機のラッピングは、『戦国無双』などのゲームキャラクターや 月刊『歴史街道』を始めとする出版刊行物へのイラスト提供などで知られる茨城県出身の人気イラストレーター諏訪原寛幸さんの手によるものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかに福知山城は、「転用石(てんようせき)」の宝庫としても知られています。転用石とは、築城に際し石が不足した際に持ってこられた五輪塔や石仏、石灯籠などに利用されていた石のことを指します。
福知山城の石垣を観察すると、素人目でも発見できるレベルで多くの転用石を見つけることができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る築城時から現存する唯一の建築物では、銅門番所(あかがねもんばんしょ)が。これは二の丸の登城口にあったものを本丸跡に移築したもので、棟の四隅他には、江戸時代初期から明治維新まで務めた藩主・朽木氏の家紋「四ツ目結(よつめゆい)」が入っています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかにチェックポイントとしては、天守閣の東側にある井戸、豊磐の井(とよいわのい)が挙げられます。明智光秀が城主だった時代に掘られたものと伝わっていて深さは約50m。
本丸の井戸としては日本有数の深さを誇り、今も海抜30m地点まで静かに水を湛えています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るおすすめのフォトスポットとしては、福知山城入口にある福知山市のイメージキャラクター「光秀くん」と「ひころさん」が。熙子は、光秀の糟糠の妻です。『忍たま乱太郎』の作者の尼子騒兵衛さんがデザインしたもので、愛妻家であった光秀のほのぼの感が漂うものになっています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る福知山城天守閣の1階では、映像展示“光秀シアター”を上映中。「天崖の刃〜我、乱世を翔り〜」(約15分)と、2021年2月まで福知山光秀ミュージアムで上映していた丹波攻略戦の映像「我魂、丹波を翔る〜光秀の丹波攻略と福知山〜」(5分)の二本立てです。
「天崖の刃〜我、乱世を翔り〜」は、光秀の最後の戦い「山崎の戦い」を基にしたもので、語りは元NHKアナウンサーで、その後フリーとして活躍中の三宅民夫さんです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るまた福知山城では福知山で初めてとなる、将棋のタイトル戦「竜王戦」が開催されました。2018年(平成30年)11月24日、25日に開催された第31期竜王戦七番勝負第4局で、羽生善治竜王と広瀬章人八段が熱戦を繰り広げ、広瀬章人八段が羽生善治竜王に勝利しました。
特設対局場では、対局中の写真パネルのほかに、羽生竜王や広瀬八段などの色紙を展示しています。静かながら、熱い戦いの舞台となった対局場をご覧ください。
写真:モノホシ ダン
地図を見る福知山城の初代城主は明智光秀ですが、もっとも長く福知山城主となったのが朽木氏です。1669年(寛文9年)に、朽木稙昌(くちきたねまさ)が常陸国土浦から3万2千石で入部して以降、明治維新に至るまで、13代約200年にわたり藩主を務めました。
朽木氏は、歴代藩主の多くが奏者番などの幕府の要職を歴任、そのほか学芸の分野に優れた藩主を多く輩出しました。写真は、藩祖朽木稙綱の坐像や朽木家の家紋である「四ツ目結紋」が入った具足などです。
写真:モノホシ ダン
地図を見る福知山城天守閣の望楼から城下の眺めは抜群です。由良川に架かる音無瀬橋方面の眺望では、光秀が築いたとされる堤防「明智藪」を見ることができます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る福知山駅方面の眺望では、福知山市役所や伯耆丸公園を望むことができます。望楼から明智光秀が築いた城下町、福知山の素晴らしい街並みの風情を楽しんでください。
住所:都府福知山市字内記1
電話番号:0773-23-9564
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月28日〜12月31日
入館料:大人330円 子供110円
福知山市佐藤太清記念美術館との共通券:大人480円、子供190円
アクセス:福知山駅より徒歩約20分
車利用の場合は、舞鶴自動車道「福知山IC」より約15分 福知山城公園観光駐車場(無料)利用
2022年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/2更新)
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