カウアイ島ノースショア!先住民色が残るハナレイと北部の大自然

カウアイ島ノースショア!先住民色が残るハナレイと北部の大自然

更新日:2020/03/03 10:44

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
別名「ガーデンアイランド」と呼ばれるハワイのカウアイ島を有名にしている風景の1つ、映画「ジュラシックパーク」の撮影なども行われた「ナパリコースト」があるのがノースショアです。そんな周辺の大自然の観光拠点となる「ハナレイ」は、中華系の移民によって作られた街。また、先住民の文化や歴史も色濃く残されており、街中散策も楽しく出来ます。そんなカウアイ島ノースショアの見所をご紹介します。

ハナレイのChing Young Village はアート溢れるショッピングセンター

ハナレイのChing Young Village はアート溢れるショッピングセンター

写真:藤谷 ぽきお

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カウアイ島北部で一番大きな街「ハナレイ」は、中華系移民によって作られたオールドタウン。先住民の文化・歴史も色濃く残っており、ショッピングセンターのゲートにもそれは表れています。

ハナレイのChing Young Village はアート溢れるショッピングセンター

写真:藤谷 ぽきお

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ハワイ各諸島内でもよく見かけるセンター内の「Big Save Market」の外壁にも、ここハナレイでは先住民アートや海亀の文様などが描かれています。描かれているのは波・海岸線といった自然の様子や、先住民の住居の様子・生活感のある内容が多いのも特徴です。

ハナレイのChing Young Village はアート溢れるショッピングセンター

写真:藤谷 ぽきお

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ショッピングセンター内には、先住民族の歴史・文化・生活様式などが彫られた木製クラフトを販売・紹介しているショップも目立ちます。伝説・生活様式・自然との共生などがイラストでも説明されています。文様にはひとつひとつに意味があるので、クラフト製品購入の際には店員さんに尋ねてみましょう。

ショッピングセンター内のカフェや地元ロコグルメも充実!

ショッピングセンター内のカフェや地元ロコグルメも充実!

写真:藤谷 ぽきお

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島内北部の観光拠点となる街だけあり、センター内にはショップ・カフェ・レストラン・スーパーなども充実しています。カフェも様々な熱帯雨林系の植物で飾られており、ガーデンアイランドを実感することができます。

ショッピングセンター内のカフェや地元ロコグルメも充実!

写真:藤谷 ぽきお

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ハワイ全島の名物でもありますが、ここハナレイでもロコモコは名物の1つです。昔ながらのグレイビーソース・大きなハンバーグ・両面焼きの目玉焼きのロコモコが提供されます。色合いはイマイチなのですが、味とボリュームは抜群です。

<Ching Young Villageの基本情報>
住所:5-5190 Kuhio Hwy, Hanalei
電話番号:+1-808-826-7222
営業時間:10:00〜20:30 無休

巨大な洞窟「Maniniholo Dry Cave」

巨大な洞窟「Maniniholo Dry Cave」

写真:藤谷 ぽきお

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ハナレイの町から西に車で約20分程行くと、巨大な一枚岩の底辺に切れ目が見えてきます。奥行きが274mもある巨大な洞窟「マニニホロ・ドライ・ケイブ(Maniniholo Dry Cave)」。洞窟目の前にはハイナビーチ(Ha’ena Beach)とハイナビーチパーク(Ha’ena Beach Park)などがあり、駐車場も整備されています。洞窟への入場は無料です。

巨大な洞窟「Maniniholo Dry Cave」

写真:藤谷 ぽきお

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カウアイ島伝説の漁師の名前で呼ばれるこの洞窟は、かつてはもっと大きく、奥深くまで続いていたそうです。しかし、1957年の大津波により砂で埋まってしまいました。その当時よりは小さくなっているとは言え、中に入ってみるとその大きさと奥深さを実感できます。

巨大な洞窟「Maniniholo Dry Cave」

写真:藤谷 ぽきお

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真っ暗な洞窟内側から外を眺めてみると、更にその広がりや大きさを感じる事ができます。

<Maniniholo Dry Caveの基本情報>
住所:5-7878 Kuhio Hwy, Kilauea
電話番号:+1-808-241-4909

ナパリ海岸州立公園の入り口「ケウ・ビーチ(Ke’e Beach)」

ナパリ海岸州立公園の入り口「ケウ・ビーチ(Ke’e Beach)」

写真:藤谷 ぽきお

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マニニホロ・ドライ・ケイブから更に西に道路の最終地点まで辿り着くと、ハイナ州立公園に到着します。海岸線に切り立った巨大な崖「ナパリコースト(Na Pali Coast)」へのトレッキングコースへのアクセス地点として有名な観光地です。うっそうと茂った熱帯雨林系植物のトンネルを潜ってビーチやトレッキングコースへアクセスしていきます。

ナパリ海岸州立公園の入り口「ケウ・ビーチ(Ke’e Beach)」

写真:藤谷 ぽきお

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カウアイ島最北の果てにあり、駐車場からは徒歩10分以上必要な為、秘境感たっぷりなケウ・ビーチ(Ke’e Beach)には、いつも観光客が溢れています。

ナパリ海岸州立公園の入り口「ケウ・ビーチ(Ke’e Beach)」

写真:藤谷 ぽきお

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また、ビーチへのアクセス道根元にはナパリコーストへと続く「カララウ・トレイル(Kalalau Trail)」の入り口があります。トレイルマップ・エリア内の植生・トレイルの歴史などが書かれた看板と登山届けなどを提出する東屋(あずまや)が設置されています。

カララウ・トレイルはナパリ州立公園のダイナミックな景観を直接感じられる、最低でも2泊3日も必要なトレッキングコースとして人気です。しかし、近年のカウアイ島を襲う自然災害の影響で、現在は閉鎖されています。整備計画もオープン予定もまだ未定ですので、トレッキングを予定の方は、関連MEMOのリンクより事前に確認の上、計画してみて下さい。

カウアイ島ノースショアは大自然とそこに暮らす人々の生活感を楽しんで!

カウアイ島北部では、観光拠点ハナレイを中心にしながら、州立公園の大自然を楽しんでみて下さい。その際、街中に溢れるアート作品やクラフトショップを通じて、そこに暮らした先住民や中華系移民の皆さんの歴史・生活・文化も一緒に学ぶと、二倍も三倍も楽しいものになりますよ。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/01/10−2020/01/12 訪問

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