写真:土庄 雄平
地図を見る十和田市街から車・バスで約1時間。青森屈指の景勝地・奥入瀬渓流へ至る直前に位置する十和田温泉郷。その中心部からやや離れて、一軒だけポツンと一軒佇んでいるのが、今回紹介する「温泉民宿南部屋」です。
写真:土庄 雄平
地図を見る風光明媚な奥入瀬川を橋で渡ると、レトロな建物が見えてきます。雪の時期の夜には、屋根から落ちた雪が宿を囲い、明かりが灯ってより一層趣ある佇まいに!
写真:土庄 雄平
地図を見るお宿の中へ入れば、まるで田舎のおばあちゃん家へ帰ってきたかのような、懐かしい古民家の雰囲気が漂います。日常都会で暮らしていると忘れがちな、素朴や暮らしの良さを再確認することができますよ!
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな「温泉民宿南部屋」の第一の魅力は、宿名にも掲げている「天然温泉」。なんと、加温・加水・循環・消毒を一切行わない正真正銘の源泉かけ流し風呂を有しており、24時間入り放題!しかも、夜21時〜朝6時までは貸し切りで利用することが可能なのが嬉しいところ。
温泉の特徴は、湯の華が豊富で"つるつるの白色湯"。女性には嬉しい美肌効果が期待できますね!また湯温も40度くらいと程良いので、ゆったりと寛ぐことが可能です。
写真:土庄 雄平
地図を見るさらに窓を開ければ、周囲の自然とコラボレーションをした露天風呂風へ変わります。特に一面白色に染まる冬には、雪景色の窓を楽しむことができるのもポイント!お風呂一つとっても、既に満足度が高すぎる内容と言えますね。
写真:土庄 雄平
地図を見る次に「温泉民宿南部屋」で振舞われる料理も、この宿の大きな魅力の一つです。なぜなら地元で採れた食材をふんだんに使用した料理をお腹一杯頂くことができるから。とにかく品数の多さがポイントです!
写真:土庄 雄平
地図を見る奥入瀬の綺麗な湧水で養殖されたニジマス、十和田の名産である長芋やごぼう、ネギなどあらゆる新鮮な特産品が数々使われた皿が並び、八戸名物「せんべい汁」などの郷土料理も登場します。
質素な料理の数々ですが、どれも濃すぎず薄すぎず、ほっこりとする味わいが特徴的で、かつ食べ応え抜群!
写真:土庄 雄平
地図を見る中でも特におすすめしたいのは「天ぷら」。地元農家から直接仕入れた食材を豪華に揚げた一品は、サクサクかつジューシーで思わず笑顔になってしまう美味しさですよ!
朝食・夕食ともにお米に合うものばかりなのですが、食べきれないほど豪華!悩ましいところですが、完食するためにお米を食べすぎないようにだけ注意してくださいね!
写真:土庄 雄平
地図を見るお宿に入って30分ほどすれば、このお宿の内観で、とある特徴に気づくことでしょう!なんと、宿の随所に「俳句札」が貼り付けてあるのです。そしてその俳句のモチーフが、ことごとく妻へ対する夫の皮肉…。普段、尻にひかれて言えない言葉を、俳句に乗せて謳っています(笑)
写真:土庄 雄平
地図を見るこれが実にユーモアに富んでいて、爆笑もの!廊下だけでなく食堂や2階など、あらゆるところへ貼り付けられているので、ぜひお気に入りの句を探してみて下さいね。
中には、この句で笑うために再訪するお客さんもいらっしゃるのだとか!その気持ちも分かってしまうほど絶妙な俳句ばかりです。
写真:土庄 雄平
地図を見る青森有数の自然を楽しみ、地元グルメも温泉も堪能したい!そんな欲張りな願いを抜群のコストパフォーマンスで叶えるお宿「温泉民宿南部屋」。ホテルのような行き届いたサービスこそないですが、それ故に日ごろ忘れがちな「昔ながら」「懐かしさ」「素朴さ」を感じ、肩の荷を下ろして、ゆったりとしたひとときを過ごすことが可能です。
ぜひ奥入瀬渓流や十和田湖、八甲田山を巡る際に、宿泊してみてはいかがでしょうか?きっと満足度が高い旅になること間違いなし!
住所:青森県十和田市大字奥瀬栃久保11-41
電話番号:0176-74-2047
アクセス:十和田市街から車・バスで1時間
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
土庄 雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。山岳雑…
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