写真:いまづる めぐ
地図を見るフランスのリヨンから車で15分ほどの高級住宅街「モンドール」の中心に、アパートが立ち並ぶ中「ドミール デュ カオス」があります。日本でもアパートやマンション名に使用されている、フランス語のドミールは家という意味なので、同じく家という意味のMaison(メゾン)を用いて、メゾン デュ カオスと呼ばれることもあります。
写真:いまづる めぐ
地図を見るこれらのアートは93カ国以上の1850を越えるプレスやメディアに紹介されてきました。その中でも日本でも有名なニューヨークタイムズには21世紀でもっとも重要で感情的な芸術の一つであると評価されています。
きっかけは、1999年に彫刻家ティエリー・アーマンが美術館の設立に専念していた時のこと。ふと彼は自分が考えていたこととはかけ離れた行動をしていると気づきました。
美術館や博物館を創るということはどんな展示をするのか、学芸員を雇わなければいけないのかなどという制約が付き物です。そこで彼はアンディ・ウォーホールの考え方に習い、アートに専念できる現在の”アートファクトリー”なるものを作りました。
写真:いまづる めぐ
地図を見る外壁から漂うアートやメッセージ性に加え、外壁を悠々に越える高さにあるドクロをみると思わず、立ち寄ってみたいと思うのですが、急に行っても門が閉ざされていることが多いでしょう。
実は「ドミール デュ カオス」は一般公開は予約不要且つ無料ですが、土曜日、日曜日そして祝日しか入ることができない上、開館時間は14時-17時(4月−9月は14時半-18時半)の3時間(4月−9月は4時間)のみです。
写真:いまづる めぐ
地図を見る限られた開館にもかかわらず、1年間に国内外から約18万人もの人が訪れます。2020年2月現在、Facebookのいいねは400万以上を記録、Googleレビューも星4.7を獲得し、リヨンのメトロポール内でNo.1の座を得ています。
写真:いまづる めぐ
地図を見る実は敷地内には、もっとレア度の高い閉ざされた建物があります。建物内はアーティスト達のアトリエになっており、通常一般公開はされておりません。年に一度だけイベント時に公開されるので、運が良ければ建物内にも入ることができるかもしれません。
写真:いまづる めぐ
地図を見る「ドミール デュ カオス」のアートは政治や歴史に関して強いメッセージを放つもものも多く見受けられ、世界各国の政治家、歴史家、そして犯罪者まで、日々アート作品はアップデートされています。日本ではなかなか見ることができないようなアート作品を見に行ってみてはいかがですか?
住所:17 Rue de la Republique, 69270 Saint-Romain-au-Mont-d’Or
電話番号:+33-4-78-22-35-24
アクセス:Gare de Vaiseから車で15分
開館日:土日祝
入館料:無料
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
いまづる めぐ
海外を中心に多くの場所を訪れて来ました。東京→フィリピン→フランス→ベトナム→大阪と転々としております!現在は数年後にヨーロッパで働く為に日本で準備中。ベトナムでは旅行会社に勤務していたので、ベトナム…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/2/14更新)
- 広告 -