【ログイン後、ご利用いただける機能】
PCからのLINEログイン方法
ログインにはLINEアカウントが必要です。
また以下の手順でLINEアプリのログイン許可をオンにしてください。
写真:土庄 雄平
地図を見る京都観光の拠点・阪急 京都河原町から北へ御幸町通りを10〜15分ほど歩いた場所にある「1928ビル」。かつて毎日新聞の京都支局として使用され、現在、京都市登録有形文化財に指定されている建物が、今回紹介するノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」の舞台です。
写真:土庄 雄平
地図を見る味のあるこのビルの3階に100席ほどを有した劇場が設けられています。小さな劇場なのですが、驚くべきはその実績!なんと、これまで実に8年近くのロングランが行われ、通算上演回数3100回以上、観客動員数24万人以上と、今や日本を代表するノンバーバルパフォーマンスの地位を確立しているのです。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな「ギア-GEAR-」の内容を一言で言えば、個性の集まりと調和。卓越したパフォーマーや、様々な舞台仕掛けが随所で光りながらも、それらがしっかりと歯車のように噛み合い、唯一無二の物語へ帰結していきます。
型にはまらず、日本演劇を席巻する「ギア-GEAR-」その魅力を紹介していきましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見る物語の舞台は、人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける、忘れ去られた古い元おもちゃ工場。人間が去った今も働き続ける4体のロボロイドたちの前に、かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れたことでストーリーが展開していきます。
「ギア-GEAR-」の第一の見所は、この役者5人による圧倒的なパフォーマンスです。ドールの不思議な力により、リミッター解除されたロボロイドたちが、それぞれパントマイムやブレイクダンス、マジック、ジャグリングといった神業を繰り広げるのです。
実は「ギア-GEAR-」の役者は全員、日本を代表するプロフェッショナルなパフォーマーたち。クオリティの高さは折り紙付きであり、予想を超えるパフォーマンスに驚きと喝采の連続です。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた見所は、パフォーマンスだけではありません!ノンバーバル(言葉に頼らない)を掲げる「ギア-GEAR-」では、役者の表情・動作によって観客へ物語を伝えていきます。各ロボロイドが個性や感情を全面に出し、どこか人間臭いコメディが展開していくシーンは、思わず笑ってしまうものばかり。パフォーマーとしてだけではなくて、アクターとしても一流であるロボロイドの演技にも注目です!
写真:土庄 雄平
地図を見る一方で、ロボロイドに囲まれている「ドール」こそ、物語を進めるキーパーソンであり、好奇心旺盛でお転婆でな愛らしい立ち振る舞いに、自然と注目してしまうはず!
写真:土庄 雄平
地図を見る演劇の基軸にあるのは、上記の通り各役者のパフォーマンスですが、その演技と相乗効果を為す「舞台演出」の凄さも特筆すべきポイントです。まず驚きなのは、文化財に指定された小さなビルの3階に、こんなリアルで造形豊かなステージが設けられているということ。見た目通り、様々な仕掛けが盛り込まれており、ショーの随所で発動します。
写真:土庄 雄平
地図を見る物が落下したり、ステージが動くなど物理的な効果に加え、プロジェクションマッピング、最大1600万色のレーザー光線による光や映像の演出。パフォーマンスに加えて、舞台演出についても多彩な要素が散りばめられており、これら複合的要素(歯車)の結びつきこそ「ギア-GEAR-」最大の醍醐味です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそれを象徴するように、各パフォーマーの個性が打ち出された前半とは対照的に、物語がフィナーレを迎える終盤には、その個性の融合が加速していきます。皆各々主張しているものの、互いを損なわず、むしろ各々の個性を一層輝かせ、上手く調和していく。それ故、終わりに向うにつれ、感動のボルテージも高まっていくのです。
写真:土庄 雄平
地図を見るここまで「ギア-GEAR」の内容の魅力について触れてきましたが、最後にそのコンセプトの魅力について。一見すると、卓越した演技・演出による視覚的なパフォーマンスなのですが、それを一貫して自分の目で見たとき、きっと作品の中に込められた意味が見えてくるはず!
ストーリー展開や、各キャラクターの立ち振る舞い。その意味や流れを理解していく中で、様々な示唆が得られるように構成されています。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、現状がベストでない!という飽くなき追求心も「ギア-GEAR-」のポイント。公演を終えるごとに反省会を即時行い、観客の意見も参考にして、一回一回改善しているのです。この姿勢こそ、ここまでパフォーマンスとしてのクオリティを高めてきた理由であり、今後も進化を続けていく源泉と言えるのではないでしょうか?
写真:土庄 雄平
地図を見る京都の小さな劇場から、今や日本を代表する演劇の地位を築いていった「ギア-GEAR-」。舞台から演技、演出に至るまで数多くの個性が結集し、その個性=歯車をいかに組み合わせればベストなのか?そして、どれほどの高みまで行けるのか?飽くなき追求を求めて止まない進化型ノンバーバルパフォーマンスと言えるでしょう!ぜひ一度、自分の目で味わってみてはいかがでしょうか?
住所:京都府京都市中京区弁慶石町56 1928ビル 3階
電話番号:075-254-6520
アクセス:阪急「京都河原町」駅から徒歩10〜15分
※チケットは関連MEMOのリンクから購入可能です。公開日程もご確認下さい。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2022/7/3更新)
- PR -