写真:咲田 みつる
地図を見る雪の回廊について語る前に、まずはドライブルートのロケーションをご紹介します!東北地方を背骨の様に貫く奥羽山脈。その尾根は秋田と岩手の県境にもなっています。2県をつなぐ八幡平アスピーテラインは、十和田八幡平国立公園を横切りながら、全長27kmに渡って続く、東北屈指のドライブルートです。
雪の回廊の一番の見どころは、やはり最も雪深いところ。すなわち最も標高の高い、見返り峠(八幡平山頂レストハウス)付近です。
写真:咲田 みつる
地図を見る八幡平山頂レストハウスからの眺めは、岩手側に開けており、岩手山などを望む絶景中の絶景です!車中からも眺めることはできますが、レストハウスには駐車場(有料)が併設されていますので、是非安全なところに停めて、ゆっくりと眺望を楽しんでください。
写真:咲田 みつる
地図を見る最も雪深いのは、八幡平山頂部(1613m)に近い見返り峠(八幡平山頂レストハウス)付近。雪の壁の高さは、最も高いところで8mにも及びます(気象条件による)。雪の断面も滑らかにならされており、まるでバームクーヘンの断面のよう。
写真:咲田 みつる
地図を見る例年、雪の壁の見頃は5月中旬頃までです(気象条件による)。GW連休中の賑わいは相当なもので、レストハウス付近には多くの観光客が訪れます。
写真:咲田 みつる
地図を見る八幡平と言えば、厳冬期のアオモリトドマツの樹氷(アイスモンスター)が有名です。この時期はもうアイスモンスターは見られませんが、気温によっては白い花が咲いたような美しい霧氷を楽しむことができます。
一方で、4〜5月とは言え、山頂部はまだ雪深い状態。防寒具はもちろんですが、スキー場同様に雪の照り返しが強いので、サングラスは必携です。
写真:咲田 みつる
地図を見る4月15日の開通後も、しばらくは夜間通行止め(17:00〜翌8:30)は継続されています。また、道路状況によっては、日中も通行止めになる場合がありますので、訪問前に必ずビジターセンターや観光協会が発信する道路情報を確認しておきましょう。
また見返り峠から続くもう一つのドライブルート「八幡平樹海ライン」は、例年数日遅れの開通予定です。
<2020年の開通予定>
八幡平アスピーテライン:2020年4月15日(水)10:00〜
八幡平樹海ライン:2020年4月24日(金)10:00〜
写真:咲田 みつる
地図を見る八幡平アスピーテラインには、岩手県側・秋田県側ともにゲートが設けられています(上部画像は秋田県側のふけの湯ゲート)。それぞれ開通前は、車が列をなして待機するという光景が見られます。休日ともなると、開通直後は渋滞し、観光バスとともに、ゆっくり登っていくことになります。時間に余裕をもって訪問しましょう。
山頂までのアクセス:松尾八幡平ICから車で40分
道路情報:御在所緑ヶ丘ゲート-見返り峠-ふけの湯ゲート、4月15日開通(〜11月初旬)
ただし、夜間(17:00〜翌8:30)通行止め期間あり
電話番号:0195-78-3500(一社 八幡平市観光協会)
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
咲田 みつる
松山市出身。10代〜20代は父の転勤や自身の進学・就職で引っ越しをたくさん経験しました。得意分野は「関東甲信越の花と絶景」&「ハイキングコースの紹介」。【花と絶景】花の見頃に対しての執着心が強く、友人…
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