写真:モノホシ ダン
地図を見る金沢を代表する観光スポットである「ひがし茶屋街」は、にし茶屋街と同じく、1820年(文政3年)に設立されました。茶屋街には、木虫籠(きむすこ)と呼ばれる美しい出格子がある古いまちなみが残り、昔の面影をとどめています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る冒頭でもご紹介しましたが、金沢は全国でも指折りの伝統工芸が盛んな町です。なかでも金箔は日本の金箔生産のほとんどを占めています。
ひがし茶屋街にある「箔座ひかり藏」は、茶屋建築の風情ある空間の中で、金箔アクセサリーや金箔雑貨を取り扱うという贅沢なショップです。金沢が長年かけて培った金箔技術が、現代的なグッズにうまく活かされています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る箔座ひかり藏で、一番のみどころが、外壁を純金プラチナ箔で仕上げた「黄金の蔵」です。百年以上前から存在する土蔵の外壁を漆喰の壁に塗りなおし、純金と純プラチナの合金箔「純金プラチナ箔 永遠色」で仕上げています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに「黄金の蔵」の内壁は、本来の壁の土に沖縄の泥藍を合わせた上に、24Kの純金箔によるグラデーション。使われた金箔は合計約2万枚で、左官技能師・挾土秀平(はさどしゅうへい)氏とのコラボレーションです。ちなみに、2016年に大ヒットしたNHK大河ドラマ『真田丸』の題字は、この挾土氏の手によるものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るおすすめのスイーツとしては、「黄金の焼菓子」が。宇治抹茶の生地に大納言小豆を練りこみ、抹茶リキュールをほどよく効かせて焼き上げた“大納言入抹茶ケーキ”と、ほどけのよいスイートチョコレートをきざみ入れ、風味豊かに焼き上げた“チョコレートケーキ”の2種類があります。
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかに、見た目も楽しい金箔がついた「金ぺいとう(きんぺいとう)」もおすすめです。こんぺいとうが入っている巾着は、小物入れなどに再利用できます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る手軽なおみやげには、すっきりとした美肌へと導く「箔座のあぶらとり紙」がおすすめ。あぶらとり紙は、金箔づくりの技を活かして作られた金箔メーカーならではの品です。
「箔座のあぶらとり紙」には、保湿性に優れたコラーゲンをプラスした“金沢城石川門”、肌荒れを防ぐアロエエキスをプラスした“加賀手鞠”、高品質あぶらとり紙の基本タイプ“ひがし茶屋街”、皮膚に近いという絹たんぱくをプラスした“兼六園”の4種類があります。試供品もありますので、実際に試してみることもできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「箔アクセサリー」では、「シルキーシリーズ」が。わずか一万分の1〜2mmという薄さの金箔が生み出す独特の“シワ”。その繊細な“シワ”によるマットな表情は、単なる金属とは違う味わい深い輝きがあります。「シルキーシリーズ」は、あえてその“シワ”を抑えた加工に挑戦し、艶がありながらもしっとりとした落ち着いた新たな輝きを目指したものです。
波打つパーツや丸みを帯びたパーツを使うことで、絹のように滑らかな独特の光沢と陰影をさらに堪能することができます。通常の箔皺加工のパーツをアクセントに組み合わせ、シルキー加工との表情の対比も楽しめるデザイン。金箔の新たな表情が美しい、それが「シルキーシリーズ」です。
また店内の“箔座稽古処”では、予約制で「箔押体験」もできます。箔押体験メニューにつきましては、箔座ひかり藏のホームページをご覧ください。
住所:石川県金沢市東山1-13-18
電話番号:076-251-8930
営業時間:9:30〜18:00(冬季は17:30)
定休日:年中無休
アクセス:「橋場町」バス停から徒歩約5分 車利用の場合は、北陸自動車道金沢東ICまたは金沢森本ICから約15分 市営東山観光駐車場・市営東山河畔観光駐車場を利用
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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