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写真:かのえ かな
地図を見る標高293メートル、瀬戸内海国立公園に指定されている屋島。頂上部が平坦で屋根に似ていることから、その名がつきました。
奈良時代末の753年。その屋島山上に名僧・鑑真(がんじん)が開創したのが、屋島寺です。弟子の恵雲律師が初代の住職となり、はじめは律宗でしたが、後に弘法大師が真言宗に改め、四国霊場第84番札所になりました。
車やバスでアクセスしたら、まずはこちらの東門をくぐります。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島寺の本堂は鎌倉時代後期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。屋根は日本では古くから格式が高い形式と尊ばれる入母屋造りの本瓦葺で、前面には三間の向拝がついています。
本尊十一面千手観音は、1070年以上前に彫られた一木造りで、全身に漆を塗り、金箔をおいた坐像となります。こちらも重要文化財に指定されています。当時のまま残る光背をぜひ、参拝時にご覧になってみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見る連なる鳥居と大きな狸の石像が並び、屋島寺の中でもひときわ目立つのが、蓑山(みのやま)大明神です。
祭神は、ジブリ作品『平成狸合戦ぽんぽこ』のキャラクター、太三朗禿狸のモデルにもなった、屋島太三郎狸。全国の化け狸の中でも特に有名なことから、日本三大名狸に数えられています。
屋島太三郎狸は、本尊十一面千手観音の御申狸として多くの善行をつんだため、土地の地主の神として本堂横に大切に祀られています。では、鳥居をくぐってみましょう!
写真:かのえ かな
地図を見る屋島太三郎狸には、霧が深い屋島で道に迷った弘法大師を蓑笠をつけた翁の姿に化けて屋島まで道案内したという言い伝えが残されています。その化け方は高尚さと変身妙技で日本一とも称えられました。ぜひ、こちらでも手を合わせて参拝しましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島太三郎狸には、化けるのがとても上手いというほかに、もうひとつの顔がありました。それは、一夫一婦の契りを固く結んだ、一途で家族思いなお父さん狸という顔です。
そのことから、屋島太三郎狸は家庭円満、夫婦円満、縁結びの神とされており、特に子宝授けの神や福運をもたらす狸として信仰を集めています。祠の隣にある蓑山塚には、参拝者が置いていった狸の置き物が多数並んでいますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るちなみに、タイミングが合えば今でも野生の狸を見ることができます。屋島の狸に会えたら、ますますご利益を授かれそうですね。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島寺の境内はとても広く、本堂や蓑山大明神のほかにも見どころ満載!鑑真が祀られていて拝顔できる三躰堂や一願不動尊など、参拝しながら境内散策を楽しみましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島稲荷は静寂に包まれ、神秘的な空気が漂うので特におすすめです。蓑山大明神のさらに奥…という、少しわかりにくい場所にあるので見過ごされがちですが、この空気を体感しに、ぜひ、足を運んでみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見るそして何と言っても外せないのが、源平合戦に関する宝物が多数展示されている宝物館です。勝利を祝って弁慶が餅をついたと伝わる勝臼のほか、旗印であった源平の白旗、屋島合戦屏風風など、那須与一の子孫が寄進した資料が間近で見られますよ。
※館内は撮影不可です。
写真:かのえ かな
地図を見る屋島寺の両隣には、絶景を楽しめる展望台があります。ひとつめは「獅子の霊巌展望台」です。
獅子の霊巌は、鑑真が屋島寺を開創する際に、工事を1日で終わらせようと扇で夕日を招き返して夜を遅らせた場所として伝えられています。瀬戸内海に浮かぶ島々と、高松港が織りなす絶景が見事ですね。
展望台周辺には素焼きの瓦が売られており、開運厄除などを願いながら投げると良いとされています。詳細は関連MEMOの記事をご覧ください。
写真:かのえ かな
地図を見るもうひとつは、源平屋島合戦の舞台を一望できる「談古嶺展望台」です。那須与一が平氏の立てた扇の的を射抜いた場所というと、国語の授業で習った『平家物語』を思い出す方もいるかもしれませんね。
写真:かのえ かな
地図を見る海側に見える五剣山も迫力満点!獅子の霊巌とはまた違った、屋島の絶景を満喫しましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る瀬戸内海で獲れるおいしいものといえば、イイダコです。屋島寺周辺の売店では、イイダコのおでんが食べられます。小さな身に旨味がぎゅっとつまり、ほどよい弾力の食感も合わさって参拝の疲れを癒してくれますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るうどん県らしく、かけうどんの上にイイダコグルメが食べられるところも。こちらのイイダコうどんは、無料休憩所も併設している屋島ドライブウエイ直営施設の食堂で、1日限定150食の販売となります。ツルツルシコシコの讃岐うどんとイイダコの相性は抜群です!
写真:かのえ かな
地図を見るちなみに、こちらの施設はシャトルバスのバス停と駐車場が目の前にあるのも嬉しいポイントです。車でアクセスした方も、公共交通機関を利用した方も気軽に立ち寄れますよ。
屋島寺を中心とした、絶景とグルメも楽しむ屋島観光。ぜひ、出かけてみてくださいね。
住所:香川県高松市屋島東町1808
電話番号:087-841-9418
拝観料:無料
宝物館入館:大人500円、中学生以下300円
営業時間:宝物館は9:00〜17:00、記帳の受付時間は7:00〜17:00
アクセス:JR高松駅から屋島スカイウェイ経由で車で約20分、琴電屋島駅からバスで10分(片道100円)、徒歩は琴電屋島駅から屋島スカイウェイ経由で約60分
駐車場:屋島山上駐車場(普通自動車300円、二輪車200円)
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/4/16更新)
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