絶景ビーチ!フィリピン「プエルトガレラ」は“第二のボラカイ島”

絶景ビーチ!フィリピン「プエルトガレラ」は“第二のボラカイ島”

更新日:2020/03/04 17:22

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
首都マニラのあるルソン島南部に浮かぶミンドロ島。その北端に位置するプエルトガレラは、今世界中のダイバーを魅了してやまないダイビングの聖地でかつ、「第二のボラカイ島」との呼び声も高い絶景ビーチを擁する港町です。

日本人には未だなじみの薄い島ですが、穴場のビーチリゾートとしてフィリピン国内外で人気を博すプエルトガレラ。今回はその魅力の一つである「ホワイトビーチ」をご紹介します。

第二のボラカイ島?!プエルトガレラとは

第二のボラカイ島?!プエルトガレラとは

写真:Mayumi Kawai

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フィリピンの首都マニラのあるルソン島南部に浮かぶミンドロ島(Mindoro island)。その北端の複雑に入り組んだ湾に位置する港町がプエルトガレラ(Puerto Galera)です。

日本人には未だなじみの薄いこの港町は、実はユネスコの生物圏保護区にも指定されるほどの生物多様性と、ユネスコが後援するNGO団体「World’s Most Beautiful Bays Club」より「世界でもっとも美しい湾の一つ」に選出されるほどの絶景ビーチを擁するフィリピン屈指の観光スポットでもあります。

そんなプエルトガレラ、マニラからバスと船を乗り継いで4時間ほどの距離にある手軽さから、フィリピンローカルにとっては週末旅行の目的地として、また欧米客や中韓観光客にとっては格安で極上ダイビングが楽しめる穴場リゾートとして今注目されています。

第二のボラカイ島?!プエルトガレラとは

写真:Mayumi Kawai

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プエルトガレラの観光エリアは大きく分けて2つ、1つは東側の半島先端に位置する「サバンビーチ(Saban Beach)」、もう1つは西側に位置する「ホワイトビーチ(White Beach)」となっています。

サバンビーチは主にダイビングを楽しみたい観光客向けに整備され、数え切れないほどのダイビングショップやリゾート施設が密集しています。特に中華系や韓国系のショップやバー&レストラン、歓楽街的なナイトライフが楽しめるのもこちらの特徴です。

第二のボラカイ島?!プエルトガレラとは

写真:Mayumi Kawai

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一方、ホワイトビーチはマリンブルーの遠浅の海に白砂のビーチが広がり、まさに「第二のボラカイ島」と呼ばれるにふさわしい景色が広がります(ボラカイ島については末尾の関連MEMOにある記事をご参照ください)。

規模こそボラカイ島には及びませんが、知る人ぞ知る穴場というだけあってボラカイ島のような激しい混雑や規制もなく、落ち着いたビーチライフを過ごしたい観光客向けのエリアとなっています。今回はこのホワイトビーチについて紹介していきます。

まさに南国ビーチ!のんびり過ごせるホワイトビーチ

まさに南国ビーチ!のんびり過ごせるホワイトビーチ

写真:Mayumi Kawai

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ヤシの木立と心地よい潮風、肌に優しいパウダーサンドのホワイトビーチと透明度の高いブルーオーシャンはまさに憧れの南国ビーチ。ヤシの木陰でのんびり過ごす人もいれば、ただ日光浴を楽しむ人、砂浜でビーチバレーやバーベキューを楽しむ人々など皆思い思いに満喫しています。遠浅の海は小さなお子様でも比較的安心して泳がせることができるのでありがたいですね。

まさに南国ビーチ!のんびり過ごせるホワイトビーチ

写真:Mayumi Kawai

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ビーチでは定番のシュノーケリングやカヤック、パラセイリング、バナナボート、ジェットスキーなどさまざまなマリンアクティビティが楽しめるほか、お子様向けの水上アスレチックまで用意されています。お一人様からカップル、グループ、ファミリーまで幅広く楽しめるのも嬉しいですね。

夜まで楽しめるプエルトガレラのホワイトビーチ

夜まで楽しめるプエルトガレラのホワイトビーチ

写真:Mayumi Kawai

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ボラカイ島ほどの規模ではないものの、ビーチフロントではお土産物屋や飲食店が所狭しと建ち並んでいます。Tシャツやアクセサリー雑貨、食料品など、ここでしか買えないご当地グッズをぜひ物色してみてください。

また、ビーチではマッサージが楽しめるほか、天然植物染料で描く「ヘナタトゥー」や髪の毛を小分けにして細かく三つ編みにする「ブレイズ」も人気です。

夜まで楽しめるプエルトガレラのホワイトビーチ

写真:Mayumi Kawai

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ビーチフロントにはフィリピン定番のローカルフードや海鮮バーベキュー、バー&レストランが建ち並び食べるものには困りません。意外なのが、イタリアンなどのヨーロピアンな飲食店が多いこと。これは、サバンビーチが中国人・韓国人観光客であふれ返っているのに対し、ホワイトビーチは欧米リゾート客に人気が高いことが考えられます。

夜まで楽しめるプエルトガレラのホワイトビーチ

提供元:Paul David via flickr

https://flic.kr/p/7vopu3地図を見る

そしてホワイトビーチを彩る魅力の一つがナイトライフ。かつてのボラカイ島がそうであったように、ここプエルトガレラのホワイトビーチでも、毎夜歌や踊りのショーやイベントが繰り広げられます。名物のファイヤーダンスやニューハーフショーを眺めながらビーチでディナーが楽しめるのもここならでは。ぜひ楽しい夜をお過ごしください。

忘れてならないフィリピン屈指のダイビングスポット

忘れてならないフィリピン屈指のダイビングスポット

提供元:Tony Shih via flickr

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冒頭でもお伝えしましたが、プエルトガレラは世界のダイバーが憧れるフィリピン屈指のダイビングスポット。格安で初心者から上級者まで、マクロからワイドまでダイビングが楽しめます。

ビーチからボートでわずか10分程度で色とりどりの熱帯魚やコーラルガーデン、沈船が楽しめるのも魅力の一つ。特にダイバーに人気なのは「キャニオンズ」ポイント。ピンク色のソフトコーラルにおびただしい数のキンギョハナダイが桜吹雪のごとく舞い、その姿はまさに海中ファンタジー。プエルトガレラには日本人経営によるダイバーショップも増えているため、興味が湧いたらぜひ相談してみてくださいね。

いかがでしたか?日本人にはなじみのないプエルトガレラ。しかしマニラから1泊2日で十分楽しめる穴場の観光スポットです。ぜひ今度フィリピン訪問の際には旅の計画に入れてみてくださいね。

プエルトガレラの基本情報

住所:Puerto Galera, Oriental Mindoro province, Mindoro
電話番号:+63-917-7771418(プエルトガレラ観光サービス直通)
アクセス:公共交通機関を利用する場合、マニラのブエンディア(Buendia)にあるバスターミナルからバタンガス港(Batangas)行のバスに乗り所要約2時間、バタンガス港からはフェリーに乗り換え所要約1時間半〜2時間。プエルトガレラには主にサバンビーチに近いムリエ港(Muelle Pier)とホワイトビーチに近いバラテロ港(Balatero Pier)の2港があるため、滞在先に近い方を選ぶ必要あり
初心者にはマニラ発のバスとフェリーがセットになった添乗員付移動ツアー「Si-katフェリーバス」の利用もおすすめ。詳細は関連MEMOをご参照ください。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/01 訪問

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