写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真が、銀色の寺院、ワット・シースパン。タイの寺院では、きらびやかな黄金の寺院が多いのですが、シルバーテンプルというのは珍しい。キラキラと銀色の輝きを放っています。
場所は、旧市街のチェンマイ門から南東へ約500メートル。チェンマイ中心部のナイトマーケットや高級ホテルからも近いので、一足伸ばして巡ってみるのもおすすめです。中心部からは多少、距離があるのでソンテウ(乗り合いバス)などを利用されると良いでしょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る珍しいのは「銀色」だけではありません。ワット・シースパンは、本堂内部に入れるのは男性だけ。つまり、女人禁制の寺院。女人禁制についてはいろいろ議論がありますが、ワット・シースパンはタイ北部独自の、ラーンナー王朝時代からの歴史を持つ由緒ある寺院。
寺院敷地内には女性は入ることができ、本堂正面から堂内に安置されている黄金の仏像を見ることができます。写真撮影は可能なので、本堂正面から礼拝し、写真を収めるタイ人女性の姿を多く見かけます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るワット・シースパンの見どころは、本堂の内外に施された精緻な銀細工。本堂内部に入ることができなくても、本堂の周りを巡ってみて下さい。職人が丁寧に作り上げた銀細工は素晴らしく、優れた芸術作品として鑑賞することができます。本堂の入り口にあるナーガ(蛇神)のうろこ(写真右)も、銀細工で作られています。規模はそれほど大きくありませんが、神秘的な世界観が感じられ、ラーンナー文化独自の美術を楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、ワット・シースパンの敷地内にあるガネーシャ。ヒンドゥー教の一柱であるガネーシャの象も銀細工で作られています。ガネーシャは、象の頭を持つ神。あらゆる障害を取り除く神として信仰され、除災厄除や財運向上で人気のパワースポット。智慧・学問の神としても信仰されています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るワット・シースパンでは、ライトアップも行われるので、昼間だけでなく、夜も参拝もおすすめです。銀色の寺院がカラフルな光でライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。ワット・シースパンがあるのは、毎週土曜日にサタデーマーケットが開催されるウワライ通り。ナイトマーケットでタイ土産探しやグルメを楽しみ、ワット・シースパンの美しいライトアップを眺めてはいかがでしょうか?
なお、チェンマインでのおすすめの寺院やグルメ、ホテルなど、見どころについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
住所:Wua Lai Rd,Haiya Sub-district,Mueang Chiang Mai District,Chiang Mai
電話番号:+66-53-274-705
アクセス:ターぺー門から車で約5分
拝観料金:100バーツ(外国人観光客)
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -