写真:古屋 江美子
地図を見るナイアガラの滝は、カナダ滝とアメリカ滝がありますが、迫力があり、観光のメインになっているのがカナダ滝。幅675メートル、落差52メートル、水量はアメリカ滝の約10倍あります。
まっすぐ落ちるアメリカ滝とちがい、カナダ滝は湾曲しています。これが馬のひづめに形が似ていることから「ホースシューフォールズ」とも呼ばれているのですが、高い場所から見るとその形がよくわかり、名前の由来にも納得しますよ。
それでは具体的に高い場所から見る3つの方法をご紹介します。
写真:古屋 江美子
地図を見る高いところから滝を見下ろす最もポピュラーなスポットといえば、町一番の高層タワー「スカイロン・タワー」の展望台。塔の高さは約236メートルあり、屋内と屋外に展望デッキがあります。
写真:古屋 江美子
地図を見る展望台はぐるりと一周できるので360度すべての景色を楽しめます。滝の全景を一望でき、昼間はナイアガラの町、天気が良ければ遠くにトロントの街並みも見えます。
夜はイルミネーションに彩られた滝が見もの。例年5月半ばから秋ごろまで花火も楽しめます(日にちは限られますが、冬も花火を見られる日はあります)。上から見下ろす花火はとても新鮮ですよ。さらにナイアガラの町では冬に「ウィンターフェスティバルオブライツ」というイルミネーションイベントもあり、その様子も眺められます。
写真:古屋 江美子
地図を見る展望台のひとつ下の階にはレストラン「リボルビングダイニングルーム」があり、ゆっくり食事を楽しみながら景色を楽しむのもおすすめ。レストランを利用する場合は展望デッキへの入場が無料になります。
名前のとおり、1時間で1周する回転レストラン。夜はほんのり薄暗い照明で雰囲気もよく、特別なお祝いに使う地元の人の姿も見かけます。
別フロアには5月半ばから10月にオープンするブッフェストラン「サミットスイートブッフェ」もあります。カジュアルな雰囲気なので、ファミリーにおすすめ。11月〜5月半ばは日曜のブランチのみ営業します。
<スカイロン・タワーの基本情報>
住所:5200 Robinson St, Niagara Falls
電話番号:+1-888-975-9566
写真:古屋 江美子
地図を見るエキサイティングな体験なら、ヘリコプターからの観覧がイチオシ。「ナイアガラヘリコプター」では、約12分(搭乗時間含む)の旅行者向けのヘリコプターツアーをやっています。
ヘリコプターツアーでは、いろいろな角度から滝を眺められるのが最大の特長。なによりヘリコプターに乗ること自体が一大アトラクションです。
写真:古屋 江美子
地図を見る出発すると最初は左側に滝が見え、帰りは右側に滝が現れます。はるかかなたまで見渡せる丘陵地は、季節によってその表情を変えます。
窓が大きいので、写真もばっちり撮れます。日本語のアナウンス(録音)を流してくれるので、ナイアガラの滝がどうやってできたかなど、滝についての理解も深まりますよ。
写真:古屋 江美子
地図を見る気になる乗り心地ですが、揺れも少なく快適です。「ナイアガラヘリコプター」は50年以上の歴史があり、2018年にはエアバス社から「イノベーションセーフティアワード」を受賞するなど安全性にも定評があります。
料金は、大人(13歳以上)149カナダドル。子ども(3〜12歳)は92カナダドル。2歳以下は無料です。
<ナイアガラヘリコプターの基本情報>
住所:3731 Victoria Ave. Niagara Falls
電話番号:+1-905-357-5672
写真:古屋 江美子
地図を見るナイアガラの滝から約1km離れた場所にある「クリフトン・ヒル」は、レストランやアトラクション、エンターテインメント施設が集まっているナイアガラ・フォールズの繁華街。お化け屋敷、パターゴルフ場、ミニサーキットなどのアミューズメント施設や派手な看板が並び、ちょっとラスベガスのような雰囲気があります。
写真:古屋 江美子
地図を見るここでぜひ乗っておきたいのが観覧車「ナイアガラスカイホイール」。高さは約53メートルで、カナダ最大級。乗車すると、ゴンドラの中からナイアガラの滝を見ることができます。
写真:古屋 江美子
地図を見る夜だと、ナイアガラの街並みと一緒に見えるライトアップされた幻想的な滝が見えます。写真はゴンドラ内から撮っているので少し曇って見えますが、実際はもっとクリアに、そしてより近く感じますよ。
観覧車の乗車時間は8〜12分。日本よりペースが速く、5周前後乗れるので、何度もシャッターチャンスがあります。
<クリフトン・ヒルの基本情報>
住所:4960 Clifton Hill, Niagara Falls
電話番号:+1-905-357-5672
スカイロン・タワーに上るのも、ヘリコプターツアーに参加するのも、観覧車に乗るのも、それ自体がアトラクション。どれも忘れられない旅の思い出になること間違いなし! 世界三大瀑布の迫力を、いろいろな方法で、思う存分楽しんでみてください。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:オンタリオ州観光局
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(2024/12/5更新)
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