写真:U KOARA
地図を見る佐原商家町ホテルNIPPONIAは佐原の町を1つのホテルに見立てたコンセプチュアルなホテル。江戸時代より小野川を中心に栄えた佐原の町には多くの古い建物が残り、海外からの旅行者はもちろん、日本人をも魅了する遠方から訪れるに値する観光地。NIPPONIAでは商家町に溶け込むように滞在できる仕掛けが沢山用意されています。
チェックインはフロント兼レストランの「中村屋商店」。築165年の中村商店は千葉県指定文化財でもあります。
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地図を見る古い外観の建物の中に入れば、そこはリノベーションされたフロント。こちらでお茶をいただきながらチェックインを済ませます。当時から使われていた調度品と、今の時代に合ったインテリアがバランスの良くならぶ空間にNIPPONIAのセンスがうかがえます。
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地図を見る実はこの中村屋商店、1855年から雑貨を扱う商家でした。その建物がフロント兼レストランになりましたが、フロントから続く隣の蔵では、今でも中村屋商店は和雑貨店を続けています。珍しい骨董品も展示していますので是非お立ち寄りください。
ところで、NIPPONIAは商家町全体をホテルに見立て、フロント棟以外に4か所に宿泊施設が点在しています。商家町をぶらぶら歩きながら宿まで歩いていきましょう。
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地図を見るこちらはフロントから徒歩3分のYATA棟。明治時代に建てられた綿屋さんの蔵を1棟まるごと使った広い客室です。築90年の蔵は和室?それとも洋室?一体どんなお部屋なのでしょうか?
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地図を見る重い引き戸を開けると、広がるのはメゾネットタイプのスイートルーム。高い天井や階段、滑車用の吹き抜けなど、当時の造りをそのまま残しつつ現代の暮らしに合ったリフォームがされ、センスのいいリビングが旅人を迎えます。ホテルとも旅館とも違う、どっしりとした歴史を感じながらも居心地の良い空間です。
部屋にはテレビと時計がなく、日常から離れられるのもNIPPONIAのいいところ。時代も時間も分からなくなるような独特な時間を楽しみましょう。
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地図を見る少し急な階段を上がるとメゾネットタイプの寝室。こちらも過去と今を行き来するインテリアが並びます。他では絶対に体験できない唯一無二の客室。
薄暗い照明とシモンズ社のベッドで良質な眠りも期待できますよ。
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地図を見る築90年の蔵で快適に過ごせるのはこだわりのアメニティがあるから。ティーセットはコーヒーと緑茶と紅茶。電気ポットはバルミューダです。冷蔵庫にはミネラルウォーターが2本用意されています。
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地図を見る部屋着は女性が嬉しい花柄の浴衣。こちらを着てレストランで食事をしてもOK、佐原の町をぶらぶら歩くのもおすすめです。
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地図を見るそして、部屋にはヒノキ風呂。佐原の職人さんが作ったゆったり入れる湯船です。温泉が出ないから。と、佐原商家町の東薫(とうくん)酒造の酒粕の入浴剤サービスもあります。酒粕のチカラでお肌はツルツル、身体はポカポカに。
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地図を見るディナーはフロント棟(中村商店)2階のレストランでフレンチコースを召し上がれ。グランドシェフは石井之悠氏。
千葉は食の宝庫で、地元の新鮮な野菜、肉、魚を使った旬の素材を活かした料理が提供されます。例えば千葉県産牛蒡のポタージュ。海老とナッツのオイルの風味が最高に香ばしい!
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地図を見るメインは千葉県産かずさ和牛ロース肉と水郷の野菜のグリル。すっと切れて口でとろける和牛、そして野菜そのままの味が楽しめる一皿。
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地図を見るデザートには千葉県産落花生のブランマンジェ。前菜からデザートまで続く“佐原料理”に大満足するでしょう。
こちらのレストランは宿泊しなくても利用OK。ランチタイムも営業しています。
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地図を見る翌朝は、ディナーと同じレストランで和定食を。まず、目を引くのが3色のドリンク。こちらは佐原商家町の馬場酒造のみりんとお酢のドリンク、ビーツと人参のジュース、東薫酒造の甘酒です。
お味噌汁は粕汁を選べ、お米は香取産古代米。ニワトリが初めて生む初卵を使った卵焼きに銚子で採れたタラの粕漬け。他にも“ごはんのおとも”が少しずついっぱいある、丁寧で上品な朝食です。
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地図を見る食後にはコーヒーや紅茶で静かなひと時を過ごせます。非日常を感じられる贅沢なモーニングタイムになるでしょう。
※朝食、夕食とも季節により内容が変更します
少し奮発してでも宿泊したい「佐原商家町ホテルNIPPONIA」。このホテルに泊まるために佐原に行くというのが当たり前に思えるくらい魅力的な宿です。そして、帰るころには佐原の町に魅了されリピートしたくなる、そんな魔法にかかってしまうでしょう。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:千葉県
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(2024/10/9更新)
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