大阪・銭湯ブルワリー「上方ビール」牛乳瓶で味わうクラフトビール

大阪・銭湯ブルワリー「上方ビール」牛乳瓶で味わうクラフトビール

更新日:2020/03/05 16:21

いまづる めぐのプロフィール写真 いまづる めぐ 旅ブロガー
時代が変わるにつれ、銭湯が廃業になっているなか、銭湯に新しい息吹を吹き込み京都では銭湯カフェなるものが誕生しています。そして負けじと大阪でも銭湯を生まれ変わらせた、銭湯ブルワリー「上方ビール」が誕生しました。こだわりのクラフトビールを銭湯ならではの牛乳瓶で飲むなんて斬新じゃないですか?

銭湯という歴史を残しつつ、時代に合わせた工夫

銭湯という歴史を残しつつ、時代に合わせた工夫

写真:いまづる めぐ

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時代が変化するにつれ、無くなっていくもの、新しく誕生するものが多くあると思いますが、銭湯もその一つです。銭湯の利用者が時代とともに少なくなっている上、銭湯自体の老朽化から維持が難しくなり廃業になることが多くなってきました。

せっかくの歴史と風情ある銭湯がなくなってしまうのは残念。京都では銭湯カフェなどがオープンし、大成功を遂げていますが、大阪にも銭湯を利用した新しいサービスがあります。

銭湯という歴史を残しつつ、時代に合わせた工夫

写真:いまづる めぐ

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阪急線の淡路駅から徒歩10分ほどにある「上方ビール」はビール工房として現在利用されています。銭湯内のロッカー、番台(銭湯入口の見張り台)などは全て残したまま、クラフトビールの製造をしています。

もともと大阪でカフェ経営をしていたオーナーが、京都の醸造所でビール作りを一から学び、上方ビールを誕生させました。醸造所を探している際に出会ったのが、残念ながら廃業を迎える御幸温泉。御幸温泉は60年あまり地元民に愛されていた銭湯でした。

男湯を醸造所、女湯をフリースペースとして利用

男湯を醸造所、女湯をフリースペースとして利用

写真:いまづる めぐ

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もともと銭湯だったこともあり、給水パイプが太いなど醸造所としてのメリットも意外に多かったようです。男湯をビール工房として改装し、女湯をそのまま残し、フリースペース、番台はレジとして利用しています。

男湯を醸造所、女湯をフリースペースとして利用

写真:いまづる めぐ

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サウナや水風呂のスペースも残っており、字体からも歴史を感じることができます。

男湯を醸造所、女湯をフリースペースとして利用

写真:いまづる めぐ

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直売所では銭湯ならではの牛乳瓶で出来立てのビールを味わうことができます。フリースペース(元脱衣所)でビールを飲むこともできますし、浴場で飲むこともできます。(浴槽内に入るのは禁物です!)

週末にいけない人はまずはネットでオーダー

週末にいけない人はまずはネットでオーダー

写真:いまづる めぐ

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直売所ではIPA、スタウト、ウィートの3種類のビールを牛乳瓶で味わうことができます。また常時5本のビール(瓶)を用意しており、ライ麦を活かした赤いラベルのIPA、青いラベルのヘイジーIPA、黄色いラベルのかけ湯レモン、紫のラベルの風呂ロマン、白いラベルのリラックスがあります。

週末にいけない人はまずはネットでオーダー

写真:いまづる めぐ

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オープン時間は土曜日と日曜日の12:00-17:00(ラストオーダーは16:30)です。フード提供はしていないので、自分の好きなおつまみをもって上方ビールに行ってみてください。お昼からいい気分になれちゃいますよ。

OEMサービスやODMサービスも積極的に行っています。OEMサービスでは販売しているビールとは別に"自分が求めているビール"をヒアリングして作成することができます。ミニマム20リットルから注文することができますよ。またODMサービスでは自分のオリジナルのラベルを作成することができるので、記念日などに最適。

通販も行っているので、遠方でなかなか現地にすぐ行くことができない方はまずはネットショップで注文してみてはいかがでしょうか。

上方ビールの基本情報

住所:大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目15−6
電話番号:06-6829-6550
アクセス:阪急淡路駅から10分程

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/17 訪問

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