写真:モノホシ ダン
地図を見る「東山みずほ」は、ひがし茶屋街の芸妓の守り神である菅原神社に通じる小路沿いに位置します。紅殻格子(べんがらごうし)の木虫籠(きむすこ)の茶屋建築が続く閑静な通りは、とても素敵な雰囲気を醸し出しています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「東山みずほ」は、茶屋建築の入口にかけられた青い暖簾が目印です。
写真:モノホシ ダン
地図を見るレトロモダンな店内は、テーブル席のほかに木虫籠ごしに外の風景を眺めることのできるカウンター席もあります。木虫籠は、家の内側から外側はよく見ることができるのに対して、外側から内側は見えづらいという特徴があり、見た目の美しさだけでなく、プライバシーを守るなど機能面でも優れたものです。
写真:モノホシ ダン
地図を見るランチで提供される「金沢のおばんざい定食」は、輪島塗の細いお箸と、九谷焼の器でいただくことができます。ご飯は、石川県能登半島の珠洲市で育った4種類のお米を日替わりで、特注の土鍋で炊いたもの。さらに、加賀野菜を始めとして、お醤油や卵もすべて地元のこだわりの食材を使用しています。
写真は、金沢のおばんざい定食の中でもおすすめの、一日15食限定の「のどぐろ定食」(2850円税込)。
この魚は、一般的にはアカムツともいい、のどの中が黒いので北陸地方や山陰地方では“のどぐろ”と呼ばれています。上品な味わいで、北陸ではいちばん美味しい焼魚といわれる高級魚です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る金沢のおばんざい定食で、もうひとつのおすすめが「一汁六菜」(1650円税込)です。主菜がひとつと、メインの料理は、手作りハンバーグまたは日替わり焼き魚を選ぶことができます。手作りハンバーグは、トマト煮込みハンバーグで、おからと玉ねぎが入っていてとてもヘルシーです。
金沢のおばんざい定食では、ほかに季節野菜の煮物に、みずほ定番「糀のお漬物」、郷土料理「べろべろ」、加賀野菜「五郎島金時の胡麻和え」、加賀野菜入りの酢の物がつきます。
糀のお漬物は、東山の名店「高木糀商店」の美味しい糀、郷土料理「べろべろ」は、 卵を寒天で固めたもので「えびす」とも呼ばれ、お祭りにはかかせないもので、味は各家庭によって様々です。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに金沢のおばんざい定食には、ミニデザートがつきます。能登野菜「中島菜」の自家製豆乳プリンで、脇役の麩菓子には、江戸時代の慶応元年からの老舗「加賀麩 不室屋」の麩が添えられています。
地元のおばんざいをふんだんに使った「東山みずほ」で、和食のうまさを改めて発見してみてください。
住所:石川県金沢市東山1-26-7
電話番号:076-251-7666
営業時間:10:30〜16:00
定休日:不定休
アクセス:「橋場町」バス停から徒歩約5分
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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