写真:盛 千夏
地図を見る「スクレール・バレンシア(Sucrer VLC)」は、バレンシアの郊外にあるお米料理専門店「スクレール(Sucrer)」の姉妹店で2017年にバレンシア市内にオープン。
バレンシアの中心部から徒歩15分で、中心部から少し離れていることからリーズナブルな価格帯で本格的なパエリアが食べられるレストランです。
バレンシアCFのホームスタジアム「メスタージャ(Mestalla)」からも近いのでサッカー観戦やスタジアム見学の後の利用にも便利!
写真:盛 千夏
地図を見るバレンシアでは週末、特に日曜日にパエリアを食べる習慣があるので「スクレール・バレンシア」は、地元バレンシアの人たちで大賑わいとなります。
テーブルとテーブルの間隔は広く、テーブル自体も大きなパエリア鍋を乗せるために大き目でゆったり&快適に食事を楽しむことができますが、混み合うのが嫌な方は平日がおススメです。
写真:盛 千夏
地図を見る「スクレール・バレンシア」はパエリアが美味しいだけではなく、バレンシア近郊で採れた魚介や野菜を使った前菜は何を食べても絶品!
一番のお勧めは大人気のイカの鉄板焼き「Calamar a la plancha(カラマール・ア・ラ・プランチャ)」です。
バレンシアの海で獲れたイカをシンプルに鉄板で焼き、ニンニク・パセリ・オリーブオイルのソースをかけています。新鮮なイカは甘みも強く焼き加減も完璧でそのおいしさに唸る事間違いなし!
写真:盛 千夏
地図を見るバレンシアで獲れるムール貝は「クロチナス(Clochinas)」と呼ばれ、旬が5月〜8月の食材です。「クロチナス」は普通のムール貝より小ぶりですが、ギュッと濃縮された味が楽しめます。バレンシア州を出るとほぼ見かけないのでぜひ試したいところ。
その他魚介が好きならば、ザル貝、1本から注文可能なマテ貝、ゆでたタコの炭火焼きもおススメです。
写真:盛 千夏
地図を見るバレンシアは農業も盛んで、「バレンシアトマト(Tomate Valenciano)」と呼ばれる大きなトマトを使ったサラダもお勧め。マグロのトロの部分をオイル漬けにしたものと、マグロを生ハムのように加工する「モハマ(Mojama)」と一緒にサーブされます。
スペインの一味違ったマグロとバレンシアの太陽を一杯に浴びた美味しいトマトのサラダ、ぜひ味わって下さい。
写真:盛 千夏
地図を見るバレンシアでシンプルに「パエリア」と言えば、「バレンシア風パエリア(Paella Valenciana)」の事で、鶏肉・ウサギ肉・モロッコインゲン・ガラフォン豆・カタツムリが入ったパエリアです。季節によりアーティチョークが入ることもあります。
「バレンシア風パエリア」はゆっくり炒めた肉から出るうまみを出汁としてを使うので、あらかじめ用意されたスープなどはありません。お肉を炒める時間が必要なので予約時に「バレンシア風パエリア」と事前注文が必要です。カタツムリが苦手と言う方はカタツムリ抜きの対応も可能。
日本ではなかなか食べられない濃厚な味とホクホクのお豆、出汁をよく吸い込んだ野菜とお米…バレンシアで初めてパエリアを食べるならこれがマストです!
写真:盛 千夏
地図を見るやっぱりパエリアは魚介系!と言う方には、海老・イカ・ムール貝などがふんだんに使われた「セニョレ(Arroz del Senyoret)」がお勧め。
「セニョレ」はバレンシア語でお坊ちゃんと言う意味。なんでこんな名前なのかと言うとすべての食材が食べやすい大きさに切られ、海老は殻まで剥いてかあるからなんです。
濃厚な魚介の味がしみ込んだお米、バレンシア州・デニア産の貴重な赤海老も入った絶品パエリア「セニョレ」、ぜひお試しください。
写真:盛 千夏
地図を見る「フィデウア(Fideua)」は魚介のパエリアのお米をパスタに変えた、バレンシア州ガンディアの名物です。
「スクレール・バレンシア」の「フィデウア」には細いパスタが使われ、パスタがおこげのようにカリカリになり美味! 味は魚介なので間違いなしで、手長海老・デニア産の赤海老も入っていて大満足の一品です。
写真:盛 千夏
地図を見る「スクレール・バレンシア」は伝統的なパエリアだけではなく、少し変わった食材のパエリアも提供しています。
こちらは鴨・キノコ・フォアグラのパエリア(Arroz de pato confitado con boletus y foie)。
うま味の多い鴨とキノコに相性のよいフォアグラを組み合わせた贅沢なパエリアです。「バレンシア風パエリア」よりも更に濃厚なお肉系のパエリアを食べたい方はぜひこちらをご注文下さい!
写真:盛 千夏
地図を見るさっぱり系パエリアがよければ、お勧めは「石平目のパエリア(Arroz de rodaballo con tomate deshidratado y pimiento rojo)」。
魚介のスープで炊いたお米の上にふんわりと仕上げられた石平目、赤ピーマンそしてドライトマトがのっています。このドライトマトの酸味が濃厚なパエリアの味を中和していくらでも食べられちゃう美味しさなんです。
写真:盛 千夏
地図を見るバレンシアでパエリアを食べるからには知っておきたいルールはこちら。
1)レストランを予約する時は、日時・人数の他にも食べたいパエリアを予め伝えます。
2)パエリアは2人前が基本。4人であれば2種類のパエリアを食べることが出来ます。
3)バレンシアではテーブルの上にパエリア鍋を載せて、鍋から直接スプーンでたべますが、希望すればお皿に取り分けてくれます。
4)パエリアは基本的にランチで食べるもの。観光客が多いレストランはディナーでもパエリアがあります。
5)全部食べられなくても大丈夫!「パラ・ジェバール、ポル・ファボール」(Para llevar, por favor)と言えばお持ち帰り用に包んでもらえます。
住所:Calle Santa Rosa, 7, 46021, Valencia
電話番号:+34-963-28-07-69
アクセス:バレンシアの中心部から徒歩15分程度
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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