湯島天神から徒歩5分!猫好き恍惚の品揃え「王冠印雑貨店」

湯島天神から徒歩5分!猫好き恍惚の品揃え「王冠印雑貨店」

更新日:2020/10/09 17:17

西藤 カオルのプロフィール写真 西藤 カオル 新潟清酒達人検定 銅の達人
学問の神様を祀る湯島天神(東京都文京区)と、江戸総鎮守の神田明神(東京都千代田区)。そのどちらからも徒歩5分程のところに、猫好きが素通りできない雑貨屋さんがあります。オーナーご自身も保護猫さんと暮らし、店内は選び抜かれた可愛いだけじゃない一癖ある“猫らしい猫たち”の雑貨でいっぱい。

猫雑貨と御朱印グッズのお店「王冠印(おうかんじるし)雑貨店」で、神頼みの後は猫巡りをしませんか。

ここは大人が立ち止まる雑貨店

ここは大人が立ち止まる雑貨店

写真:西藤 カオル

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東京の下町風情を残す文京区湯島。関東三大天神の一つ、湯島天満宮(湯島天神)は、受験生をはじめ年間を通して多くの参拝者で賑わう東京観光人気のスポットです。

王冠印雑貨店があるのは、そんな下町情緒ある街の片隅。小さなお店ですが、他では揃わない猫雑貨でいっぱいです。今回は、その中のほんの一部をご紹介します。

ここは大人が立ち止まる雑貨店

写真:西藤 カオル

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店内に入るとすぐ目に留まる茶白猫さんの可愛いポップ。こちらのモデルは、王冠印雑貨店猫の「わらび店長」です。唐草の風呂敷はわらび店長のトレードマーク。貫禄十分に首に巻くのは、お店のオリジナル商品「どろぼう猫の唐草風呂敷」です。

風呂敷はふっくらした綿入りが可愛らしく、カラーも2種類。猫さんの毛色にあわせて選ぶと良さそうです。これをつけた誰かの姿を想像するだけで顔がほころびます。

ここは大人が立ち止まる雑貨店

写真:西藤 カオル

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猫用おもちゃもありますよ。「けりぐるみ」といって、猫がジャレる時に前足で抱きつき、後ろ足で蹴る仕草から考案されているおもちゃです。さんまやダイオウイカ、戻り鰹など一風変わったデザインに和柄の生地が華やかでお洒落に作られています。

こちらは猫用玩具のブランド「Atelier168(アトリエイロハ)」さんのハンドメイド。色落ちの少ない国産生地を使用していたり、オーガニックのキャットニップ(西洋マタタビ)を詰めていたりと安全性も考慮されています。お土産やプレゼントにぴったりです。

場所柄、御朱印帳がとっても豊富

場所柄、御朱印帳がとっても豊富

写真:西藤 カオル

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湯島天神に神田明神と、東京でも特に著名な神様に近い立地から御朱印帳はとても豊富です。なかでも人気を集めているのは、「ニャマトタケル」。日本神話の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を凛々しく猫化したもので、王冠印雑貨店でしか手に入らない「友や」さんイラストの限定デザインです。お参りシーズンはお早目のご入手を!

お店の近くにある「妻恋(つまこい)神社」の祭神が日本武尊であることが由来しているので、こちらもぜひお立ち寄りください。歴史の古い小さな神社です。

場所柄、御朱印帳がとっても豊富

写真:西藤 カオル

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お腹の中からも運気アップをはかろうという方には、「開運サブレー」をおすすめします。こちらはただのサブレーじゃありません。塩の産地にも拘りぬいて作られています。長崎県五島列島の天然塩・矢堅目(やがため)の塩を使用したバター薫る大人のお味。プリントものと侮るなかれです。

プレーンな味の「塩バター」と、おつまみ感覚の「パルミジャーノチーズ&黒胡椒」の2種類。甘党&辛党どちらにも対応しているので、縁起の良いお土産としても重宝します。

どの子もお迎えしたくなる!悩ましい“作家もの”

どの子もお迎えしたくなる!悩ましい“作家もの”

写真:西藤 カオル

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王冠印雑貨店には多くの作家さんによる作品が並んでいますが、一度目が合うと二度見してしまうのが「お弁当ねこ」です。色んな毛色の「ふとましいねこ」さんが、お気に入りの食べ物を背負っている姿は愛くるしく、おにぎりだったり、まぐろだったり、ツナ缶やサバ缶など様々ですが、其々がそのこの「お弁当」なのです。

組み合わせも楽しい「お弁当ねこ」は、フィギュア作家「まめプロ」さんの代表作であり、人気商品です。あなたが選んだ猫はどんなお弁当を背負ってますか?

どの子もお迎えしたくなる!悩ましい“作家もの”

写真:西藤 カオル

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コロンとまるくて小さくて、その独特なフォルムがじつに愛おしい「marucoro chan」の猫さんたち。そのぬくもりのある雰囲気にファンも多く、2020年7月にはお店でmarucoro chan初個展『マルコロのネコチャン』も開催されました。

色の統一感が心地よく、つぶらな瞳がとってもキュート。こちらから眺めるのはもちろん、あちらから見つめられても幸せな気分をもらえます。お部屋やデスクに置いて愛でることで、疲労回復にも効果があらわれそう!そんな気持ちになる置物です。

リアルな猫絵が魅力の国芳グッズ

リアルな猫絵が魅力の国芳グッズ

写真:西藤 カオル

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猫好きで知られる江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳。優れたデッサン力に遊び心もちりばめられた猫絵は、リアルでクールでちょっと奇抜。猫好きが欲する猫の表情や仕草が存分に絵に託されています。

写真は、枡とグラスがセットになった「江戸猫グラス 枡酒グラス」。枡の内底に、其々の猫と関連する小物が刻印されている面白い作品です。踊りはちまき猫は干物、お座り猫は小槌と小判、てまり猫は鞠(まり)。贈答用にも可能な化粧箱入りです。

リアルな猫絵が魅力の国芳グッズ

写真:西藤 カオル

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駄洒落文化が盛んだった江戸時代を彷彿とさせる『猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)』は、言うまでもなく東海道五十三次が元ネタです。猫になぞらえた各宿場町の絵解きも楽しい作品がミニ風呂敷(48cm×48cm)になりました。

始点の日本橋は「二本のだし」、沼津は「なまづ」、大蛸を引きずっているのは「おもいぞ」で大磯!国芳のユニークな猫たちを眺めていると口元が緩みます。風呂敷はシャンタン地の上品な風合いでお年賀にも向いています。

猫に囲まれる幸せな場所「王冠印雑貨店」

猫に囲まれる幸せな場所「王冠印雑貨店」

写真:西藤 カオル

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王冠印雑貨店は小さなお店ですが、四方八方から猫に包まれるような店内は猫好きには夢の世界。浮世絵師が手掛けた江戸猫から現代作家さんの猫まで、多種多様な猫雑貨にどっぷり癒やされることでしょう。

年2回(2月、9月)開催される「ねこまつり」は、王冠印雑貨店オーナーの海老原さんが代表を務めるイベント。湯島の地域活性化を目指して立ち上げ、今ではすっかり地元密着型ねこフェスとして街に馴染んでいます。「第11回 ねこまつり at 湯島〜猫でつなぐ湯島のまち〜」は、2020年9月15日(火)〜10月18日(日)まで。時節柄、例年より長い期間を設けられています。

またイベント時期以外でも、お店の近隣には素敵なカフェやベーカリー、お食事処もあります。王冠印雑貨店作成の「ゆしまっぷ」を利用して、お参り、お買い物の後は湯島さんぽもお楽しみください。

王冠印雑貨店の基本情報

住所:東京都文京区湯島3-4-2 佐藤ビルディング1階
電話番号:03-6806-0252
営業時間:平日12:00〜18:00/土日祝12:00〜17:00
定休日:月・火曜(祝日除く)、不定休あり
アクセス:東京メトロ千代田線「湯島」駅下車、徒歩約6分
湯島天神、神田明神より徒歩5分

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/09 訪問

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