装飾美術館(Musee des Arts Decoratifs/MAD)は、ルーヴル美術館のあるルーヴル宮殿(Palais du Louvre)の右翼に位置しています。大通り、リヴォリ通り(Rue de Rivoli)に面しているので見つけるのも簡単!この装飾美術館の開館は1905年ですが、10年もの長い改築工事を経て2006年に再び新たな姿でオープンしました。
提供元:Philippe Chancel
https://madparis.fr/白が基調の美しい美術館は9階から成っており、中央部の開放的な吹き抜け部をぐるりと美術展示室が囲う形になっています。様々なテーマで部屋は細かく分かれており、テーマ内で違う年代の作品を鑑賞できます。5階から6階までは比較的時代の近い作家作品が見られます。展示数がとにかく多いので、じっくりと一つずつ見て回ると半日以上は必要でしょう。
宝飾展示室はとにかく煌びやか!イタリア、フランス、スペイン、中国、日本などの中世時代から近代までの宝飾品は贅沢な気持ちにさせてくれます。黒の背景に、キラキラと輝く美しい宝飾品がずらりとガラスケースの中に並んでいるので、部屋全体にキラキラ輝く美しい超高級宝飾品がまるで浮かんでいるように見えます。
特に注目すべきはアール・デコの大巨匠、ルネ・ラリックのブローチやネックレスです。植物をモチーフにしたルネ・ラリック特有の素晴らしい作品は眺めているだけでうっとりしてしまいます。
ガラス器は色別に並べられており、その大変魅力的な展示方法が印象的です。吹きガラス特有の美しい有機的なラインが作り出すガラスの花器や食器などは中世ヨーロッパの食卓や居間、寝室など、あらゆる部屋を美しく演出するお手伝いをしていたことが容易に想像できます。
家具デザインの展示は大変ユニーク。比較的現代に近い時代の作品がまるでお店の什器のような展示台に陳列されています。素材も木、アクリル、木、布、皮、など実に様々。階段の上から見下ろすようにも見られるようになっているのも特徴です。
美術館の中庭側にある窓外を見ると、チュイルリー公園が広がっています。右手奥にはエッフェル塔、左手奥にはアンヴァリッド(旧・軍病院)の両方が望める絶好の写真撮影スポットです!
上記とは反対側の道路側にある窓の外は全く違う景色を楽しむ事ができます。右手奥にはモンマルトルの丘が、左手奥にはパリ・オペラ座が見えますね!混沌としたパリの街の様子がまざまざと見えて反対側の穏やかな様子とは異なり、その違いもとても興味深いものです。
中世や近代の家具展示室の合間には、当時の部屋の様子を再現した展示スペースがいくつもあります。ただ家具作品が展示されているだけよりも、こうした再現展示方法によって時代ごとの特徴がより分かりやすく、楽しさも興味深さも倍増します。
いかがでしたでしょうか。ここで紹介している展示は装飾美術館の極一部にすぎません。街の中心部にありアクセスも容易なので、ぜひ足を運んでその目でこの素晴らしい装飾品、工芸品をご覧になって下さい。
住所:Musee des Arts Decoratifs, 107 Rue de Rivoli, 75001 Paris
電話番号:+33-1-44-55-57-50
営業時間:火〜日 11:00〜18:00(木曜日は21:00まで)
休館日:月曜日 ※12月25日、1月1日、5月1日も休館
入館料:一般11ユーロ、割引対象者8.50ユーロ
アクセス:メトロ1番・7番、パレ・ロワイヤル=ミュゼ・ド・ルーヴル駅(Palais Royal-Musee du Louvre)より直ぐ
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/17更新)
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