写真:渡部 洋一
地図を見る愛媛県松山市は、四国を代表する観光地。夏目漱石の『坊っちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』の舞台としても有名なこの街のシンボルといえるのが、標高約132mの「勝山」山頂に建つ「松山城」です。
21棟もの国の重要文化財を有し、「日本100名城」に選定されている松山城は、四国有数の桜の名所でもあります。
写真:渡部 洋一
地図を見る春の松山城を彩る桜の木は、約200本。ソメイヨシノを中心に、オオシマ桜、シオガマ桜などが咲き乱れ、「日本さくら名所100選」に数えられるほどの美しさで人々を魅了します。例年3月下旬から4月上旬に見頃を迎え、多くの花見客で賑わう超人気桜スポットです。
写真:渡部 洋一
地図を見る「松山や 秋より高き 天守閣」
かの有名な正岡子規も俳句に詠んだ、松山城の優美な天守。美しいだけでなく、日本にわずか12城しかない現存の天守として大変貴重な国の重要文化財です。
現存天守と桜のコラボレーションは、春の松山を象徴する景観美です。
写真:渡部 洋一
地図を見る松山城の天守は、日本を代表する「連立式天守」としても有名です。
写真は、連立式天守を構成する「小天守」を入れて(画面左)撮影したもの。角度により様々な表情を見せてくれる松山城天守は、桜とコラボ写真の構図も無限大です。お気に入りのアングルを探して撮影を楽しむのもおすすめです。
写真:渡部 洋一
地図を見る松山城の天守は、有料で内部を見学することもできます。
写真は、天守最上階から撮影した、松山城山頂本丸広場の桜。薄紅色の花々が、本丸広場を埋め尽くすように咲き誇る絶景は、「桜の名所」と呼ぶに相応しいものです。
写真:渡部 洋一
地図を見る桜シーズンの松山城の見どころは、もちろん天守だけではありません。
数々の櫓や門、石垣など、様々な建造物と桜を一緒に愛でることができます。
写真は、松山城天守の西に建つ「野原櫓」。全国で唯一現存する望楼型二重櫓で、「騎馬櫓」とも呼ばれます。
時の洗礼を受けた歴史的建造物に、春の桜が淡い色を添える光景には、派手さはないけれど日本らしい趣があります。
写真:渡部 洋一
地図を見る松山城の連立式天守を構成する建造物の一つ「南隅櫓」と桜。見上げると迫力満点の城郭建築と、桜の競演は圧巻です。
松山城内で最も堅固な建造物の一つであったとされる「筒井門」。その東西の続櫓と桜も絵になります。
写真:渡部 洋一
地図を見る山の上に築かれた松山城からは、桜の向こうに松山の街並みも見渡せます。
写真:渡部 洋一
地図を見る松山城西側の堀にも見事な桜が。
風の無い日には水面への映り込みも綺麗です。
写真:渡部 洋一
地図を見る写真は、松山城二之丸史跡庭園の多聞櫓。平成になって復元された建物ですが、城郭建築としての存在感は十分です。
山の麓に位置するためアクセスが容易で、桜と建造物の競演を気軽に楽しめるポイントです。
写真:渡部 洋一
地図を見る松山城では、桜の開花時期に合わせてライトアップも行われます。
暗闇に照らし出される桜の花々は、昼間とは趣の異なる幻想的な美しさで見る者を惹きつけます。
写真:渡部 洋一
地図を見るライトアップされた松山城天守と桜のコラボはまさに必見です。
※ライトアップ実施の有無や日時等は、公式サイトなどでご確認ください。
住所:愛媛県松山市丸之内
電話番号:089-921-4873
アクセス:伊予鉄道「大街道」電停下車徒歩5分でロープウェイ東雲口駅舎。または各登城口から徒歩20〜30分
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
渡部 洋一
ご覧頂き誠にありがとうございます。旅と写真が好きです。国内外問わず、有名な観光地から初めて名前を聞くような小さな村まで、お金と時間の都合さえつけばカメラを持ってどこにでも行ってしまいます。特にアジア各…
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