知る人ぞ知る!千葉「森の美術館」でアート鑑賞もカフェも

知る人ぞ知る!千葉「森の美術館」でアート鑑賞もカフェも

更新日:2020/03/12 15:41

赤木 リンのプロフィール写真 赤木 リン
子育て世代に人気の街である千葉県流山市は人口増加に伴い開発が進み、おしゃれなショップやカフェなども続々とオープン。しかし駅から少し足をのばすと、驚くほどのどかな風景が広がります。

今回ご紹介する「森の美術館」も、静かな森の中に佇んでいます。目立った宣伝なし、道案内の看板なしにも関わらず、開館3年で入場者は1万人以上!

アート鑑賞に加えて併設のカフェでお茶も楽しめる、おすすめの穴場美術館です。

「森の美術館」は駅から徒歩20分の森の中に

「森の美術館」は駅から徒歩20分の森の中に

写真:赤木 リン

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森の美術館があるのは、千葉県北西部に位置する流山市。最寄り駅はつくばエクスプレス・東武野田線(東武アーバンパークライン)の流山おおたかの森駅で、つくばエクスプレスの秋葉原駅からはおよそ30分。さらに駅から美術館までは、徒歩約20分で到着です。

美術館へアクセスするには大きな通りから細い道に入りますが、案内の看板が出ていないため迷われるかもしれません。「関商店第1駐車場」という看板が見えたら、その道を奥に進みましょう。

2021年4月には小学校・2022年4月には中学校がすぐ近くに開校予定のため、周辺で道路拡張工事などが行われています。

「森の美術館」は駅から徒歩20分の森の中に

写真:赤木 リン

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細い道を道なりに進むと、突如左手に現れるのはコンクリート打ちっぱなしのシンプルな建物!

森の美術館は、森忠行館長が2016年に開館した私設美術館です。30年ほど前に1枚の絵画と出会ったことがきっかけで、趣味で絵画作品を集めるようになった館長。その後所蔵のコレクションを公開する場所を探していたとき、紹介された流山市の緑あふれるこの場所をすっかり気に入り、美術館建設を決めたんだそう。

森の美術館は入館料にソフトドリンク付き

森の美術館は入館料にソフトドリンク付き

写真:赤木 リン

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館内に入るとすぐに受付があるので、こちらで入館料を支払いましょう。森の美術館のユニークなところは、入館料に鑑賞後のソフトドリンク代が含まれていること!

静かでのんびりできる空間

静かでのんびりできる空間

写真:赤木 リン

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館内には20点ほどの絵画を展示。3〜4か月ほどの期間で入れ替えがあり、所蔵展だけでなく企画展も開催されるので、いつ訪れても新鮮な驚きや発見があるでしょう。

森の美術館は大々的に宣伝をしていないにもかかわらず、開館して3年ほどで1万人を超える来館者を記録しました!口コミで来館する人が多いことから、森の美術館の満足度の高さが窺えますね。

静かでのんびりできる空間

写真:赤木 リン

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写真左手の作品は常設展示。洋画家である櫻田久美氏の「花市の朝」という作品です。各作品には作者の写真と詳しいプロフィールが書かれたパネルが掲示されています。

なお、森の美術館は写真撮影OK!ただしフラッシュ撮影はNG、三脚を利用する場合は許可が必要なのでご注意ください。

静かでのんびりできる空間

写真:赤木 リン

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「うちの美術館は誰もが知るような作品はありませんが、それだけが絵画じゃないんです。若い画家や発表の場を探している画家にこの場所を使ってもらいたいと考えています」と、森館長は語ります。また、美術館と聞くと少し敷居が高く感じますが、その敷居を下げ、散歩の途中にでも気楽に寄ってもらえるような施設であることを目指しているのだとか。

絵画に親しんでもらうため、近隣の子供たちを招いて絵画鑑賞会なども行っています。「子供たちはこういう絵画が好きなんだろうなと予想するんですが、ふたを開けてみると意外な作品が好評だったりもします。新鮮な驚きがあって楽しいですよ」とうれしそうに語る森館長。

もし来館時に館長に出会えたら、ぜひお話してみてください。その熱意に圧倒され、パワーをいただけるに違いありません!

絵画鑑賞の後はカフェでのんびり

絵画鑑賞の後はカフェでのんびり

写真:赤木 リン

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森の美術館の受付の前はカフェスペースになっていて、絵画鑑賞の後にはここでお茶をいただくことができます。ちなみに300円でカフェだけの利用も可能なんですよ。

飲み物はコーヒー、紅茶、緑茶。アイスの場合はこれに加えてりんごジュースがいただけます。

絵画鑑賞の後はカフェでのんびり

写真:赤木 リン

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ドリンクとお菓子をいただきながら、鑑賞した絵画について振り返っても良いですね。ちょっとしたお菓子がついてくるのもうれしいポイント。

絵画鑑賞の後はカフェでのんびり

写真:赤木 リン

カフェスペースの窓からは、森の美術館ご自慢の庭を眺めることができます。ここでお茶をいただきながらのんびりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。

ちなみに一杯200円でおかわりが可能。カフェのみの利用の場合は、300円(お菓子付き)でおかわりできます。

お土産コーナーもあります。

お土産コーナーもあります。

写真:赤木 リン

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カフェスペースの壁にも絵画が飾られています。ポストカードや絵画に関する書籍の販売もされているので、覗いてみてはいかがでしょうか。

森の美術館の基本情報

住所:千葉県流山市大字大畔(おおぐろ)315
電話番号:04-7136-2207
アクセス:つくばエクスプレス/東武野田線(東武アーバンパークライン)流山おおたかの森駅より徒歩20分
開館時間:
夏期(4月〜10月)10:00-17:00(入館16:30まで)
冬期(11月〜3月)10:00-16:00(入館15:30まで)
入館料:大人600円、中高生300円、小学生以下無料
※飲み物付き
休館日:月・火
駐車場:7台分の無料駐車場あり

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/02/28 訪問

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