「ウズベキスタン」シルクロードのエキゾチックなオアシス都市を巡る旅へ

「ウズベキスタン」シルクロードのエキゾチックなオアシス都市を巡る旅へ

更新日:2020/03/06 13:20

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー
中央アジアに位置する「ウズベキスタン」には、ヨーロッパとアジアを結ぶシルクロードの中継地として栄えた歴史的な町が点在しています。これらのオアシス都市には、かつての栄華を偲ばせる壮麗なモスクや神学校などが数多く残っており、エキゾチックな魅力がいっぱい!ウズベキスタンの魅力的な町の数々をご紹介します。

青の都「サマルカンド」

青の都「サマルカンド」

写真:高田 真美

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ウズベキスタン中東部に位置する「サマルカンド」は、古くからシルクロードのオアシス都市として栄え、14世紀後半〜16世紀初頭にかけては、ティムール朝の首都だった町。「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青いタイルで装飾された建造物が多く、青の都として知られています。3つのメドレセ(神学校)が建つ「レギスタン広場」は、サマルカンド観光のハイライト。夜はライトアップして、まるで映画の1シーンのような浮世離れした美しさです。

<レギスタン広場の基本情報>
住所:Registan St, Samarkand
電話番号:+998-66-235-3826

青の都「サマルカンド」

写真:高田 真美

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レギスタン広場から南東へ1キロほど離れた場所に建つ「グーリ・アミール廟」はティムール朝を築いたティムール王とその家族が眠る霊廟です。青いタイルで装飾された外観も美しいのですが、金がふんだんに使われた霊廟内部は、言葉を失うほどの美しさ!サマルカンドを訪れたら必見のスポットです。

<グーリ・アミール廟の基本情報>
住所:1/4, Universitetskiy Boulevard Bustonsaroy St, Samarkand

青の都「サマルカンド」

写真:高田 真美

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青の都と呼ばれるサマルカンドの中でも、特に「サマルカンド・ブルー」にどっぷりと浸ることができるのが、町の北東部にある「シャーヒ・ズィンダ廟群」です。ここは、11世紀から19世紀にかけて建てられた20以上もの霊廟が集まる場所。青いタイルで装飾された霊廟がずらりと並ぶ様子は、「青の洪水」という表現がぴったり。聖地としてお参りに来る人たちも多く、神聖な雰囲気に包まれています。

<シャーヒ・ズィンダ廟群の基本情報>
住所:M-37, Samarkand
電話番号: +998-71-233-5382

お土産ショッピングが楽しい古都「ブハラ」

お土産ショッピングが楽しい古都「ブハラ」

写真:高田 真美

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ウズベキスタン中部に位置する「ブハラ」は、サマルカンドと同様に、シルクロードのオアシス都市として栄えた歴史ある街。ブハラ旧市街には、城塞やモスクやメドレセ(神学校)など、歴史的な建造物が数多くありますが、その中でも際立って美しいのが、12世紀前半に建てられた「カラーン・ミナレット」です。高さ45メートル強のこの塔は、町のシンボルとなっています。

<カラーン・ミナレットの基本情報>
住所:9 Khakikat St, Bukhara

お土産ショッピングが楽しい古都「ブハラ」

写真:高田 真美

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古くからシルクロードの商業都市として栄えたブハラには、「タキ」と呼ばれる伝統的なバザールがいくつも残っています。「タキ」というのは、交差点をドーム状の丸屋根で覆った商店街。内部には、民芸品やスパイスなどのお店がずらりと並んでいます。

お土産ショッピングが楽しい古都「ブハラ」

写真:高田 真美

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職人の町として知られるブハラは、ショッピングがとても楽しい町です。ブハラ名物のコウノトリ型のハサミのほか、ウズベキスタンの民芸品として知られるスザニ刺繍や陶器などもセンスの良い品物が多く、お気に入りのお土産がきっと見つかりますよ!

城壁に囲まれた町「ヒヴァ」でタイムスリップ

城壁に囲まれた町「ヒヴァ」でタイムスリップ

写真:高田 真美

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ウズベキスタン西部に位置する「ヒヴァ」は、城壁に囲まれた昔ながらの街並みがそっくりそのまま残る町。

城壁に囲まれた町「ヒヴァ」でタイムスリップ

写真:高田 真美

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城壁に囲まれたヒヴァの旧市街は「イチャン・カラ」と呼ばれます。こぢんまりとした旧市街の中に、霊廊やモスク、宮殿、メドレセなど、歴史的建造物がひしめいていて、正にタイムスリップしたような気分が味わうことができます。

城壁に囲まれた町「ヒヴァ」でタイムスリップ

写真:高田 真美

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夕暮れ時のイチャン・カラは特に美しくて、ロマンチック!城壁の上の展望スポットや、屋上のあるレストランから景色を眺めるのがおすすめです。

ロシアの影響が色濃く残る首都「タシケント」

ロシアの影響が色濃く残る首都「タシケント」

写真:高田 真美

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ウズベキスタンの玄関口となる首都「タシケント」は、シルクロード時代の面影よりも、19世紀以降にウズベキスタンを支配していたロシア帝国やソ連の影響が色濃く残っています。

ロシアの影響が色濃く残る首都「タシケント」

写真:高田 真美

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先にご紹介した「サマルカンド」「ブハラ」「ヒヴァ」という3つの町に比べると、観光的な見どころは少ないものの、きちんと区画整備され、緑豊かな公園や噴水、銅像などのモニュメントが町のあちこちに点在する美しい町です。中でも、第二次世界大戦後にソ連軍の捕虜となった日本人兵士が建設作業に携わったという「ナヴォイ劇場」は、夜になると美しくライトアップされ、必見です。

<ナヴォイ劇場の基本情報>
住所:Ataturk 28, Tashkent
電話番号:+998-71-233-9081

ロシアの影響が色濃く残る首都「タシケント」

写真:高田 真美

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近代的な街並みが大部分を占めるタシケントですが、昔ながらのタシケントの雰囲気が垣間見えるのが、町の北西部にある「チョルスー・バザール」の周辺です。チョルスー・バザールは、生鮮食品・加工食品・スパイス・乾物といった食料品から、衣料品や日用品まで、何でも揃う巨大な市場。大きなドーム型の屋内市場の外にも屋台が並び、活気で溢れています。バザールのすぐ近くには、16世紀に建てられたメドレセ(神学校)も残っています。

<チョルスー・バザールの基本情報>
住所:57 Tafakkur ko’chasi, Tashkent
アクセス:地下鉄チョルスー駅下車すぐ

日本から直行便もあり!物価も安く、治安も良くておすすめ!

ウズベキスタンのタシケントへは、成田空港からウズベキスタン航空の直行便が就航しています。また、大韓航空やアシアナ航空を利用して、ソウル経由でタシケントへ入ることも可能です。
2020年3月現在、日本のパスポート保持者の場合、30日間以内の観光であれば査証は不要。ウズベキスタンは、物価も非常に安く、治安も良く、おすすめの旅行先です。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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