写真:ミセス 和子
地図を見る鶴ヶ城の桜は、会津随一の花見の名所。青空に映える、白い天守閣とピンクの桜のコラボレーションは素晴らしい光景です。約1000本の桜の品種は、ソメイヨシノを中心に、ヤエザクラ、シダレザクラ等。次々に開花して城内を彩ります。
鶴ヶ城は、今から約630年前の至徳元年に葦名直盛が東黒川館として造営した後、伊達政宗が城主となり、その後蒲生氏郷が豊臣秀吉の命令で会津を治め七層の天守閣を築きました。
江戸時代には大地震で天守は大改修されましたが、明治7年に政府の命令で取り壊されています。現在の天守は昭和40年に再建されました。
写真:ミセス 和子
地図を見る鶴ヶ城は、日本でも稀な赤瓦の天守閣。昭和40年に再建後、平成13年には天守に続く建物(干飯櫓や南走長屋)が江戸時代の工法で復元されています。
平成23年には「赤瓦」へのふき替えが行われ、幕末当時の姿が再現されました。赤瓦の屋根は、現存する天守閣では国内唯一の美しいものです。
写真:ミセス 和子
地図を見る桜花咲く鶴ヶ城、天守閣の石垣を眺めてみましょう。城内の石垣で一番古いのが、天守閣の石垣です。「野面(のづら)積み」という石の積み方で、自然石を組み合わせて積み上げます。傾斜が緩やかで、裾野が広いのが特徴。
これまでの数々の大地震に耐えた石垣です。
写真:ミセス 和子
地図を見る天守閣の内部は博物館になっており、5層一番上の展望台から約69,000坪の敷地内の桜と、会津の城下町が一望できます。
写真:ミセス 和子
地図を見る天守閣の下から見上げる桜も素敵ですが、天守閣展望台から眺める桜の景色も素晴らしいものがあります。
約1000本の桜は、元会津藩・遠藤十次郎らが、明治41年に歩兵第65連隊が若松に誘致された事を記念して植樹されたものです。
写真:ミセス 和子
地図を見る天守閣からの眺めで、一際桜が密集しているように見えるのが東屋周辺。天守閣から下りたらそちらへも足を運んでみましょう。
東屋の中に座ると、空はピンクに染まり、360度桜に包まれている感じが素敵です。満開の桜を満喫する事ができます。
写真:ミセス 和子
地図を見るシダレザクラが美しい「麟閣(りんかく)」は、鶴ヶ城内にある茶室です。この茶室は、千利休の子(少庵)が建てたと言われています。福岡県の指定重要文化財にもなっている貴重な建物で、珍しい草庵風(独立した茶室)です。
写真:ミセス 和子
地図を見る麟閣の中は、茶室と広々とした美しいお庭があります。歴史ある茶室を見学した後は、のんびりと庭園を散策してみましょう。
写真:ミセス 和子
地図を見る城内の桜を眺めながら、野立ての抹茶とおまんじゅうをいただいてみましょう。「春」を全身で感じることができます。
<麟閣の基本情報>
場所:鶴ヶ城公園内
入園料・大人(高校生以上):1〜29名・210円 30〜99名・180円
100名以上・160円
鶴ヶ城の桜が満開になる頃、夜のライトアップが開催されます。夜空に浮かび上がる幻想的な鶴ヶ城と桜の風景も是非眺めてみましょう。
夜桜開催期間:2020年4月6日(月)〜5月10日(日)
開催場所:鶴ヶ城公園
開催時間:日没〜21時30分(桜の開花時期が過ぎたら20時30分まで)
写真:ミセス 和子
地図を見る鶴ヶ城のお堀にかかる、朱色の「廊下橋」と桜のコラボレーションも美しく魅了されます。古(いにしえ)を感じながら、いつまでも眺めていたい場所です。
写真:ミセス 和子
地図を見るお堀に映る桜や、浮かんでいる花びらも素敵です。
写真:ミセス 和子
地図を見る廊下橋のたもとにあるソメイヨシノの古木は撮影スポットです。
住所:福島県会津若松市追手町1-1
電話番号:0242-27-4005
ファックス:0242-27-4005
営業時間:入場8時30分〜17時(入場締め切りは16時30分)
定休日:無休
入場料:大人410円(天守閣・麟閣共通券 大人520円)
小中学生150円
アクセス:JR会津若松駅からまちなか周遊バス(ハイカラさん)で約20分、鶴ケ城入り口下車徒歩約5分
車:磐越自動車道会津若松ICから国道49号・118号経由約15分
駐車場:普通車360台(有料)
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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