写真:小野 浩幸
地図を見るまず、由布院駅から県道617号線を南へ向かいます。「ゆふいん麦酒館・山水館」を過ぎて100mほど進むと、白滝川(大分川)にかかる小さな御幸橋が見えてきます。この橋の袂から上流が「白滝川通り・菜の花堤」と呼ばれる散策路で、湯布院で一番のお薦めスポットです。
ひとつ上流にかかる城橋までゆっくり歩いてみましょう。正面に湯布院のシンボルというべき由布岳を望み、小川に映る桜と菜の花、爽やかな春風に舞う桜や蝶、野鳥のさえずりなど、天気の良い日は全身で春の喜びを感じることができるでしょう。
写真:小野 浩幸
地図を見る観光客で賑わう湯布院、混雑を避けるためには午前中早い時間帯がお薦めです。また、この通りの道幅は狭く、地元の人にとっては生活道路なので車も行き交います。写真を撮るのに夢中になって、通行の妨げにならないよう注意してくださいね。
写真:小野 浩幸
地図を見る御幸橋から約420m歩くと城橋に着きます。ここから上流は、右が白滝川、左が大分川に分かれています。分岐点となる三角州は、平らな石の上を歩いて川を渡れる趣向になっています。このような自然を体感できるちょっとした演出が嬉しいですね。
写真:小野 浩幸
地図を見る土手へ下りて川を渡ってみましょう。右の大分川方向へ進むと桜や田園風景等のどかな景観が続き、湯布院の代表的な観光スポット「金鱗湖」へと向かいます。
写真:小野 浩幸
地図を見る城橋からさらに400mほど進むと由布見橋に差しかかります。川幅は随分と狭くなり、代わりに由布岳がぐんと近づいてきます。ここから金鱗湖までは約700m。のどかな田園風景から少し情景も変わって、旅館やお食事処、雑貨屋さん、お土産屋さんなどに目移りしてしまいそうですね。
また、川の中を覗いてみるとクレソンの群生、オイカワやウグイ、カワムツなどの川魚を見ることができます。
写真:小野 浩幸
地図を見る湯布院のもうひとつのシンボル「金鱗湖」。湖に清水と温泉が流れ込んでいると言われ、年間を通じて水温が高いため、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができます。
もともとこの池は、由布岳の麓にあることから「岳ん下の池」とか「岳下(たけもと)の池」と呼ばれていました。大分市出身の儒学者である毛利空想が、魚の鱗が夕日に照らされて金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けました。
湖畔から眺める山桜、優雅に泳ぐガチョウと鯉などとともに、季節の移ろいを感じてください。
<金鱗湖の基本情報>
住所: 大分県由布市湯布院町川上
アクセス:JR由布院駅から徒歩で約20分、車で約8分
写真:小野 浩幸
地図を見る金鱗湖から「湯の坪街道」を通って由布院駅まで戻ります。お洒落なカフェや雑貨店、お土産屋さんなどがたくさんあって、ついつい足が止まってしまいます。
開花時期は3月下旬。3月末から4月上旬にかけて見頃を迎えます。
春爛漫の湯布院をお楽しみください。
お車でお越しの方は、由布院駅周辺にある有料駐車場に停めて歩かれることをお薦めいたします。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/5更新)
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