写真:市川 芽久美
地図を見る毎週土曜日に、南米最大級のマーケット(市場)が開催されることでも有名なオタバロ。現在でも民族衣装を着たインディヘナの人達が街中を行き交っています。そんな街中の一角に今回紹介する「ホテル・オタバロ」があります。場所は、民芸品市場の中心となる「ポンチョス広場(Plaza de Ponchos)」から徒歩8分ほど。
写真:市川 芽久美
地図を見る400年前のスペイン統治時代から残る建物を改装して生まれたホテルで、思わず素通りしてしまいそうなほど、隣接する建物に溶け込んだ質素な入り口。ですが、一歩ホテルの玄関を入ればそこが他とは一線を画すハイレベルなホテルだということを感じていただけることでしょう。
写真:市川 芽久美
地図を見るまずは、インディヘナの民族衣装を着たスタッフからのウェルカムドリンク。ドリンクもエクアドル・アンデスの伝統的なカネラッソ(温めた柑橘系のジュースにシナモンを加えた物)です。
写真:市川 芽久美
地図を見るホテルの建物は、植民地時代の特徴的な造りで、中心にある中庭(パティオ)を囲むように33の客室が配置されています。パティオは吹き抜けになっており、心地良い光が差し込みます。
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地図を見るお客様皆さんの憩いの場であるパティオでは、オタバロの民族楽器や音楽が紹介されるなど、様々なプログラムも用意されています。
写真:市川 芽久美
地図を見るアートホテル・エクアドルが手掛けるホテルだけあり、ホテル内の装飾も素敵です。エクアドルのピカソと呼ばれるオズワルド・グアヤサミンのインディヘナをモチーフにした絵画をはじめ、オタバロのインディヘナの方々のポートレート写真、地元の民芸品やオブジェがセンス良く、モダンに飾られており、インディヘナの文化を新しい感覚で鑑賞しながらオタバロを感じさせてくれます。
写真:市川 芽久美
地図を見るお部屋のカテゴリーは4つ。デラックス、スーペリア、プレミアム、ラグジュアリーがあり、バスタブとテラスがついているラグジュアリールームがお勧め。
写真:市川 芽久美
地図を見るベッドのヘッドボードは、木製で手彫りの装飾。当時のままの石とレンガの壁にモダンアートの装飾が加わり、歴史と高級感を感じさせるゲストルームとなっています。
写真:市川 芽久美
地図を見る部屋に設置されているコーヒーと紅茶、エクアドルのハーブティー"グアヤス茶"、ミネラルウォーター、そしてエクアドルのスナックはコンプリメンタリーのサービス。
ベッドダウンの際は、名前入りのメッセージを添えてのスイーツも心温まるサービスです。
写真:市川 芽久美
地図を見るホテル内には、エクアドル料理を提供するレストラン・サランセ(Sarance)があります。吹き抜けの伝統とモダンを掛け合わせた素敵な照明のエリアと、カーブ(洞窟)の様なレンガと石に囲まれたエリアのコントラストがとても素敵な内装です。宿泊者の朝食もこちらのレストランでビュッフェスタイルでいただきます。
写真:市川 芽久美
地図を見る三階建のホテルの最上階のテラスにはバーがあり、こちらからの景色が何とも素敵。オタバロの街の石造りの建物の景色の向こう側に、アンデスの名山、タイタ・インバブラ(Taita Imbabrura)山が望めます。
写真:市川 芽久美
地図を見るこちらのホテルの嬉しいサービスがもう1つ。希望者には、オタバロを知り尽くしたホテルのスタッフが案内してくれるウォーキングツアー(約2時間)があります。
写真:市川 芽久美
地図を見る街の教会や市場、列車駅などを歩きながらオタバロを巡ります。途中、野菜と果物市場を通り、地元の食材を使った料理の説明を聞いたり、ガイドの紹介する美味しいアイス屋さんで小休憩...街やインディヘナの暮らしを知る絶好のチャンスです。
こちらのホテルが出来るまでは、オタバロ付近での優雅な滞在は、少し離れた郊外のアシエンダ(荘園)ホテルのみでした。
街中でのラグジュアリーな滞在を可能にしたこちらの「ホテル・オタバロ(Hotel Otavalo)」。インディヘナの街オタバロ観光の際は、是非滞在したい素敵なホテルです。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
市川 芽久美
「旅行」に関係する仕事をやれるだけやってみようと思い、日本とヨーロッパの旅行会社、航空会社、旅行業界誌、旅行展示会と経験してきました。その中で、日本人にとって、潜在的な魅力がまだまだあると感じた中南米…
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