エクアドル・アンデスの新感覚ラグジュアリーホテル「オタバロ」

エクアドル・アンデスの新感覚ラグジュアリーホテル「オタバロ」

更新日:2020/03/09 15:32

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
歴史あるエクアドルのアンデスの3都市ーキト・オタバロ・クエンカに、アートホテルズ・エクアドルが経営するブティックホテルがあります。アンデスの伝統的なホスピタリティ、歴史と文化を重んじながら5つ星のサービスを提供しています。
今回は、インディヘナ(アンデスの原住民)が今でも暮らすオタバロの街にある「ホテル・オタバロ(Hotel Otavalo)」を紹介します。

インディヘナの街オタバロ

インディヘナの街オタバロ

写真:市川 芽久美

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毎週土曜日に、南米最大級のマーケット(市場)が開催されることでも有名なオタバロ。現在でも民族衣装を着たインディヘナの人達が街中を行き交っています。そんな街中の一角に今回紹介する「ホテル・オタバロ」があります。場所は、民芸品市場の中心となる「ポンチョス広場(Plaza de Ponchos)」から徒歩8分ほど。

インディヘナの街オタバロ

写真:市川 芽久美

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400年前のスペイン統治時代から残る建物を改装して生まれたホテルで、思わず素通りしてしまいそうなほど、隣接する建物に溶け込んだ質素な入り口。ですが、一歩ホテルの玄関を入ればそこが他とは一線を画すハイレベルなホテルだということを感じていただけることでしょう。

インディヘナの街オタバロ

写真:市川 芽久美

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まずは、インディヘナの民族衣装を着たスタッフからのウェルカムドリンク。ドリンクもエクアドル・アンデスの伝統的なカネラッソ(温めた柑橘系のジュースにシナモンを加えた物)です。

インディヘナを意識したラグジュアリーブティックホテル

インディヘナを意識したラグジュアリーブティックホテル

写真:市川 芽久美

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ホテルの建物は、植民地時代の特徴的な造りで、中心にある中庭(パティオ)を囲むように33の客室が配置されています。パティオは吹き抜けになっており、心地良い光が差し込みます。

インディヘナを意識したラグジュアリーブティックホテル

写真:市川 芽久美

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お客様皆さんの憩いの場であるパティオでは、オタバロの民族楽器や音楽が紹介されるなど、様々なプログラムも用意されています。

インディヘナを意識したラグジュアリーブティックホテル

写真:市川 芽久美

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アートホテル・エクアドルが手掛けるホテルだけあり、ホテル内の装飾も素敵です。エクアドルのピカソと呼ばれるオズワルド・グアヤサミンのインディヘナをモチーフにした絵画をはじめ、オタバロのインディヘナの方々のポートレート写真、地元の民芸品やオブジェがセンス良く、モダンに飾られており、インディヘナの文化を新しい感覚で鑑賞しながらオタバロを感じさせてくれます。

歴史と高級感を感じさせてくれる客室

歴史と高級感を感じさせてくれる客室

写真:市川 芽久美

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お部屋のカテゴリーは4つ。デラックス、スーペリア、プレミアム、ラグジュアリーがあり、バスタブとテラスがついているラグジュアリールームがお勧め。

歴史と高級感を感じさせてくれる客室

写真:市川 芽久美

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ベッドのヘッドボードは、木製で手彫りの装飾。当時のままの石とレンガの壁にモダンアートの装飾が加わり、歴史と高級感を感じさせるゲストルームとなっています。

歴史と高級感を感じさせてくれる客室

写真:市川 芽久美

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部屋に設置されているコーヒーと紅茶、エクアドルのハーブティー"グアヤス茶"、ミネラルウォーター、そしてエクアドルのスナックはコンプリメンタリーのサービス。
ベッドダウンの際は、名前入りのメッセージを添えてのスイーツも心温まるサービスです。

雰囲気あるレストランとバー

雰囲気あるレストランとバー

写真:市川 芽久美

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ホテル内には、エクアドル料理を提供するレストラン・サランセ(Sarance)があります。吹き抜けの伝統とモダンを掛け合わせた素敵な照明のエリアと、カーブ(洞窟)の様なレンガと石に囲まれたエリアのコントラストがとても素敵な内装です。宿泊者の朝食もこちらのレストランでビュッフェスタイルでいただきます。

雰囲気あるレストランとバー

写真:市川 芽久美

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三階建のホテルの最上階のテラスにはバーがあり、こちらからの景色が何とも素敵。オタバロの街の石造りの建物の景色の向こう側に、アンデスの名山、タイタ・インバブラ(Taita Imbabrura)山が望めます。

オタバロ・ウォーキングツアー

オタバロ・ウォーキングツアー

写真:市川 芽久美

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こちらのホテルの嬉しいサービスがもう1つ。希望者には、オタバロを知り尽くしたホテルのスタッフが案内してくれるウォーキングツアー(約2時間)があります。

オタバロ・ウォーキングツアー

写真:市川 芽久美

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街の教会や市場、列車駅などを歩きながらオタバロを巡ります。途中、野菜と果物市場を通り、地元の食材を使った料理の説明を聞いたり、ガイドの紹介する美味しいアイス屋さんで小休憩...街やインディヘナの暮らしを知る絶好のチャンスです。

街中でのラグジュアリーな滞在を可能に

こちらのホテルが出来るまでは、オタバロ付近での優雅な滞在は、少し離れた郊外のアシエンダ(荘園)ホテルのみでした。
街中でのラグジュアリーな滞在を可能にしたこちらの「ホテル・オタバロ(Hotel Otavalo)」。インディヘナの街オタバロ観光の際は、是非滞在したい素敵なホテルです。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/02/23−2020/02/24 訪問

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