写真:もんT
地図を見る目指す侯トン(ホウトン)は、台湾の東海岸へ向かう宜蘭(イーラン)線の途中駅。猫村として人気の観光スポットです。台北からは、近郊電車で約1時間。日中は1時間に1本運行の蘇墺(スアオ)行きに乗るなら、乗り換えなしでたどり着けます。
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地図を見る駅舎内にも、駅周辺にも、そこかしこに猫が!ここはたくさんの猫たちと観光客で、いつもにぎわっています。
写真:もんT
地図を見る駅前には、コンビニや土産物店、飲食店が集まっています。その向こうには、かつて鉱山へ向かう貨物列車のヤードがありました。廃坑となった今は、広場として整備されています。今回おススメするスポットへは、この写真の左へ、広場から、宜蘭線の線路に沿うように台北方向へと進んでいきます。
<ホウトン駅の基本情報>
住所:新北市瑞芳區柴寮路70號
アクセス:台北駅から区間車(普通電車)蘇墺行きで約1時間
台北駅からの運賃:大人片道56台湾元
写真:もんT
地図を見る駅前の広場から、基隆(キールン)河に沿って進んでいくと、途中、廃線になった線路やトンネルが現れます。これは、かつて宜蘭線が単線だったときの線路跡。これらは、遊歩道の一部として保存・整備されています。
写真:もんT
地図を見る右手に基隆河の流れを見ながら、猫村の喧騒から離れて、静かな散策が楽しめます。途中には観光案内所もあり、トイレや休憩スペースも整備されています。ここまで、駅からは10分ほど。さらに5分ほど、遊歩道を歩いて行きましょう。
写真:もんT
地図を見る観光案内所を過ぎると、トンネルを出てきた宜蘭線にぴったり沿うように遊歩道は続いて行きます。ちょうどこのあたりが、列車の走行シーンを撮るのにおススメのポイント。写真のように、トンネルをバックに、台北方面へと上っていく列車を良い構図で撮れます。写真は、特急タロコ号。日立製の振り子式電車です。
写真:もんT
地図を見るさらに5分ほど歩いたところでは、線路が大きくカーブしていて、写真のように、宜蘭方面へと下っていく列車も撮ることができます。ここは、台湾東部の花蓮や台東などへ向かう特急列車が頻繁に行き交う区間。タロコ号にプユマ号といった最新の特急列車から、日本ではもう見られなくなった、電気機関車が客車を牽引する急行列車まで、新旧いろいろなタイプの列車を見ることができます。また、宜蘭線から分岐している、平渓線や八斗子線のローカル列車(ディーゼルカー)も、この区間に乗り入れています。加えて、貨物列車も…。台鐵を走る鉄道車両の大半をここで見ることができるでしょう。
猫村として有名な観光地、ホウトン。猫村の他にも、自然の中を散策しながらの、鉄道ウォッチングという楽しみがあります。ホウトンは、かわいらしい猫たちや、炭鉱跡の廃墟の写真を撮りに訪れる旅行者が多いのですが、鉄道写真も良い絵が撮れますよ。平渓線や八斗子線のローカル線の旅ともあわせて、ぜひホウトンに立ち寄ってみてください。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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