パキスタンとの国境がすぐそこ!インド「アムリトサル」の見どころ

パキスタンとの国境がすぐそこ!インド「アムリトサル」の見どころ

更新日:2020/03/25 17:53

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター
パキスタンとの国境近隣の街がインドの「アムリトサル」。これだけ聞くと近づかないほうがよいのでは、という印象を持つかもしれません。でもここは別格。

頭にはターバン、腰には剣、そして長ヒゲのシーク教徒の姿をみかけます。シーク教の総本山でキラキラと輝く「黄金寺院」、国境で行われる意外なパフォーマンス、一方で悲しい歴史を持つ慰霊碑がそびえ立つ庭園など。一味違うインドに行ってみませんか?

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1日いても飽きない!?インドのパワースポット「黄金寺院」

1日いても飽きない!?インドのパワースポット「黄金寺院」

写真:wanderlust tomoko

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インドの首都、デリーから電車で約6時間、パキスタンとの国境の街が「アムリトサル」。国民の約80パーセントを占めるヒンドゥー教に対して、この街は2パーセント弱のシーク教徒が訪れたり暮らしています。なぜなら総本山「黄金寺院」こと「ハリマンディル・サーヒブ(Harmandir Sahib)」があるから。

インドの無秩序はこの街にもつきもの、でもちょっと緩やかさを感じます。そしてシーク教徒のシンボル、頭にターバンを巻き、剣を持ち、長ヒゲの男性が目につきます。

1日いても飽きない!?インドのパワースポット「黄金寺院」

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黄金寺院は午前2時30分〜3時ごろから深夜1時まで開放されています。オススメの過ごし方は、朝も昼も夜も行ってみること。

日の出を見ながら瞑想、聖なる水をいただく、寺院をぐるっと一回り、食堂で巡礼食を頂戴する、食べ物の準備や片付けを手伝う、シーク教の歴史があっという間にわかる博物館を訪れる、沐浴する、とやることはたくさん。

1日いても飽きない!?インドのパワースポット「黄金寺院」

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夜になったら水面にライトアップされる寺院を見に行ってみましょう。

そして毎晩22時ごろから行われる、この寺院ならではの「グル グラント サーヒブ 」セレモニーは欠かせません。これはシーク教の11代目で永遠のグル・聖典「グル グラント サーヒブ (Guru granth sahib) 」を移動させるという儀式。

<黄金寺院の基本情報>
住所:Golden Temple Rd, Atta Mandi, Katra Ahluwalia, Amritsar, Punjab

国境の街の伝統的セレモニー「ワガボーダー」とは?

国境の街の伝統的セレモニー「ワガボーダー」とは?

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アムリトサルの街の中心から約30キロメートルのところがパキスタンとの国境。

対立が続く2ヶ国間の国境なんてできれば近づきたくない、と思いますがそんな場所を人々で満員にする恒例行事があるのです。それが国旗降納セレモニー、通称「ワガボーダー」。

入り口はしっかりとガードされていて、カスタムとセキュリティチェックを通ってから中に入ることができます。まるで何かのコンサート会場に足を運んでいるよう。

国境の街の伝統的セレモニー「ワガボーダー」とは?

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閉鎖されたゲート手前がインド、向こう側がパキスタン。海に囲まれた日本で育った日本人にとって、陸続きで別の国がすぐそこにあるというのはなんとも不思議な感覚です。

国境の街の伝統的セレモニー「ワガボーダー」とは?

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毎日行われているセレモニーにもかかわらず、このように満員御礼の状況。始まる前からインド人は歌を歌ったり、大声をあげたりと賑やか。

外国人には外国人用の席がより国境に近い場所に用意されていますので、インド人の熱狂についていけないと心配な人もご安心を。

インド人の一員に!?最高に盛り上がる国旗降納の瞬間

インド人の一員に!?最高に盛り上がる国旗降納の瞬間

写真:wanderlust tomoko

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国旗降納といっても単純に国旗を降ろすだけではないのです。声を張り上げて、踊ったり、歌ったり、椅子を離れて道路にまで出てきて、インド側の会場を盛りあげます。

インド人の一員に!?最高に盛り上がる国旗降納の瞬間

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インド人兵士によるパフォーマンスも。国境の向こうパキスタン側でも、インドほどではないものの、同じような光景が繰り広げられています。

インド人の一員に!?最高に盛り上がる国旗降納の瞬間

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セレモニーを締めくくるのは国境のゲートが開く瞬間から。ゲートが開くと、さらにヒートアップし大声合戦は続きますが、対立はここでは皆無。

パキスタン、インド両国の国旗が降ろされる瞬間がクライマックス。国旗が完全に降納され、ゲートが閉まるとセレモニーは終了。

<ワガボーダーの基本情報>
時間:冬は16:15、夏は17:15にスタート
アクセス:アムリトサルの街から有料の送迎あり。約1時間

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インド歴史上の負の遺産かつ平和を願う場所「ジャリヤーンワーラー庭園」

インド歴史上の負の遺産かつ平和を願う場所「ジャリヤーンワーラー庭園」

写真:wanderlust tomoko

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アムリトサルの歴史の一部、負の遺産とも言える「ジャリヤーンワーラー庭園(Jallianwala Bagh)」。インド独立運動中の1919年、人々が自由を求めて集会を行っていたところ、イギリス軍が無差別発砲を命令したのです。それによって、約1500人以上もの罪のない人々の命が奪われた場所。

でも悲しみを感じさせないかのように、緑豊かで澄んだ空気、多くのインド人たちがリラックスして過ごしていてまるで平和公園のよう。

インド歴史上の負の遺産かつ平和を願う場所「ジャリヤーンワーラー庭園」

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現在では、インド人の写真撮影スポットとなっていますが、24時間絶えることのない平和を願う、永遠の火が灯っています。

インド歴史上の負の遺産かつ平和を願う場所「ジャリヤーンワーラー庭園」

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銃撃はここから始まったと記されているピラミッド形の石碑。10分から15分も続き、1650発もの銃弾が発砲されたと言われています。

庭園内にはギャラリーもあり、大虐殺の様子が描かれた絵が飾ってあります。また、銃撃から逃れるために多数の人が飛び込んだ井戸(The Martyr’s Well)も残されています。

生々しい惨劇の舞台と自由の象徴

生々しい惨劇の舞台と自由の象徴

写真:wanderlust tomoko

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慰霊碑に向かう途中には、花が咲き乱れ、芝生が広がり、とても惨劇の舞台とは思えません。でもこの赤い壁を目の前にすると事件の悲惨さを感じます。白く囲まれているのが、現在でもはっきりと見える28もの弾痕。

生々しい惨劇の舞台と自由の象徴

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壁の周囲には手入れの行き届いた木々と、芝生が敷かれインド人がおしゃべりする姿も多く見かけます。それとは対照的に皮肉にも、兵士をかたどって剪定された木もあるのです。

生々しい惨劇の舞台と自由の象徴

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入り口から続くまっすぐな道の遠くに見えたのが、犠牲者を追悼して立てられた慰霊碑。自由の炎と呼ばれ、赤い炎の形をイメージしつくられています。

<ジャリヤーンワーラー庭園の基本情報>
住所:Golden Temple Rd, Amritsar, Punjab
開館時間:毎日6:30〜19:30
※2020年4月12日まで庭園内で改装が行われています

これで「アムリトサル」を満喫!

シーク教の聖地、パキスタンとの国境、そして負の遺産と同時に平和の象徴とも言える庭園あり、他の都市とはまた違うインドを知ることができる「アムリトサル」。

“黄金寺院”ハリマンディル・サーヒブ(Harmandir Sahib)には巡礼宿もあり宿泊も可能。別記事で詳しく紹介しています。下記の関連MEMOからご覧ください。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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