写真:やた 香歩里
地図を見る桐生市の宝徳寺は、思わず微笑んでしまう愛らしいお地蔵さんの御朱印が大人気。見ているだけでほっこり気持ちが癒されます。写真は令和2年2月の限定御朱印。
写真:やた 香歩里
地図を見る可愛いものだけでなく、季節の花や渋い達磨の御朱印などもあり、可愛いものよりシンプルなものが好き、という方もお好みのものがきっとあります。オリジナルの御朱印帳も、お地蔵さんの絵柄のものから、本堂の襖絵の双龍までさまざま。季節ごと、月ごとの限定御朱印やお誕生日御朱印などもあり、思わずいくつもお願いしたくなります。
宝徳寺では御朱印の対応日が決まっており、基本的に火・金曜日はお休みとなります(祝日の場合は対応)。書置きのみの対応となる日もあるので、あらかじめ公式サイトでご確認のうえご参拝ください。御朱印対応時間は9時〜16時で、12:10〜12:30は休憩時間となります。
写真:やた 香歩里
地図を見る宝徳寺は1450年頃の創建。本堂前の立派な枯山水の庭や、本堂の襖絵の双龍、御朱印そっくりの愛らしいお地蔵さんなど、御朱印以外にも見どころがたくさん。そして何より近年話題になっているのが、本堂の床もみじ。関東ではなかなか見ることができない希少な眺めに、夏の青もみじや秋の紅葉の特別拝観時には多くの人が訪れます。
<宝徳寺の基本情報>
住所:群馬県桐生市川内町5-1608
電話番号:0277-65-9165(御朱印に関する問合せは不可)
アクセス:
〔車〕北関東自動車道 伊勢崎ICから約30分
〔バス〕JR桐生駅北口から おりひめバス川内線吹上行きにて約25分、「宝徳寺入口」下車、徒歩約2分
写真:やた 香歩里
地図を見る桐生市の崇禅寺(そうぜんじ)もまた、御朱印が大変話題となっているお寺です。こちらの御朱印は、種類が豊富なのはもちろん、スケールが大きくアーティスティック!
上の写真のうち、右下は令和2年2月限定の御朱印。左下は「向かい赤達磨」という、実は4面を使う御朱印です。1回のご参拝でまず右面を、次回のご参拝で左面をいただいて完成。上の鶴の御朱印は書置きですが、1点ものです。書かれている言葉にもぜひ注目を。
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地図を見る個性的で豊富な種類の御朱印に、こちらも選ぶのに時間がかかりそう。もちろん複数お願いしても大丈夫! 直書きのものは少し時間がかかるので、余裕をもってご参拝ください。
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地図を見る崇禅寺は1205年に開創したと伝わるお寺で、ご本尊の阿弥陀如来像は群馬県の重要文化財に指定されており、年に一度だけご開帳される秘仏です。
境内には様々な植物が咲き誇り、初夏になると新緑も美しく、花や緑を眺めながら山内を散策できる「弥陀の小径」も整備されています。御朱印の待ち時間には、自然豊かな境内でゆっくり散策を楽しんでください。
<基本情報>
住所:群馬県桐生市川内町2-651
電話番号:0277-65-9422
アクセス:
〔車〕北関東自動車道 伊勢崎ICから約25分
〔バス〕JR桐生駅北口から おりひめバス川内線にて約10〜15分、「寺前」下車(徒歩約3分)または「小倉会館前」下車(徒歩約10分)
※「寺前」に停車するのは一部のバスのみ。
写真:やた 香歩里
地図を見るJR桐生駅から徒歩15分ほどの日限地蔵尊(ひぎりじぞうそん)観音院。定番の御朱印もシンプルながら美しく素敵です。挟み紙(墨の移りを防ぐために挟む紙)に描かれたかわいいお地蔵さんは、「ひぎりん」というキャラクター。
日限地蔵尊では毎月24日に縁日が開かれていて、さまざまな露店が立ち並び、大勢の人で賑わいます。そして縁日の日だけに授与される、特別な御朱印があるのです。
写真:やた 香歩里
地図を見るそれがこの「風雅御朱印」。月替わりの図柄が人気で、この御朱印をいただきに毎月訪れる人も。書置きのみで、種類も見開き1種類です。当日の参拝が難しい場合は事前予約も可能なので、直接お寺にお問い合わせください。
写真:やた 香歩里
地図を見るかつて桐生の機屋を守っていたお地蔵様を、お堂を建ててお祀りしたのがこちらの始まり。お地蔵様が「何日なりと日を限って願掛けをすれば必ず願いをかなえる」とおっしゃったことから「日限地蔵尊」の名が付きました。
こちらには、本堂の横に宿坊があります。令和元年に誕生したばかりで、温泉ではありませんが露天風呂付きの客室もあります。1日2組限定、人数により貸切も可能です。素泊まりですが、共用のキッチンもあり、桐生駅方面には飲食店もあるので安心。群馬はちょっと遠くて…という方は、宿坊に泊まっての御朱印めぐりはいかがですか?
<基本情報>
住所:群馬県桐生市東2-13-18
電話番号:0277-45-0066
アクセス:JR桐生駅から徒歩約15分
写真:やた 香歩里
地図を見る桐生市の南に位置する太田市の曹源寺(そうげんじ)は、日本三さざえ堂の1つを有するお寺で、その起源を1187年にまでさかのぼる古刹です。「さざえ堂」といえば福島県会津若松市のものも有名ですが、三階建の観音堂で、1階から2階、3階へと右回りで進みながら、同じ道を通らずにそのまま進んでまた1階に戻ってくるという構造のお堂のことを指します。
写真:やた 香歩里
地図を見る曹源寺のさざえ堂は、日本三さざえ堂の中でも一番の大きさで、国の重要文化財にも指定されています。中央部にずらりと並ぶ仏像群が圧巻。秩父三十四観音、坂東三十三観音、西国三十三観音の観世音菩薩を模した観音様百体が安置されており、一巡りで百カ所の札所めぐりの功徳があると言われています。
写真:やた 香歩里
地図を見るこちらには、定番の百観音の御朱印、さざえ堂の御姿の御朱印、そして季節の草花などをあしらった期間限定御朱印があります。オリジナルの御朱印帳には金色のさざえ堂が美しくあしらわれています。
さざえ堂内拝観および御朱印の直書きについては、状況により受付時間の変更や休止、書置きのみの対応となることがあります。公式サイトや公式Twitterなどでご確認のうえでご参拝ください。
<曹源寺の基本情報>
住所:群馬県太田市東今泉町165
電話番号:0276-25-1343
アクセス:
〔車〕北関東自動車道 太田桐生ICより約3分
〔電車〕東武鉄道 韮川駅から徒歩約30分、またはタクシーにて約5分
写真:やた 香歩里
地図を見る群馬県北東部の川場村にある吉祥寺にも、素敵な御朱印があります。「花寺」として知られる吉祥寺では、春から秋にかけては季節の花々が咲き、そして冬には雪景色が。
大きな本堂は、前面に枯山水の臥龍庭、側面に岩肌を流れる昇竜の滝、裏手には青竜の滝とその水が流れ込む池があり、それぞれで素晴らしい景観が見られます。
写真:やた 香歩里
地図を見るこちらでいただける吉祥寺絵巻十三尊佛朱印は、「花寺」にふさわしく、季節の花などをあしらった美しい御朱印。書置きのみですが、その分、待つことなくスムーズにいただくことができます。通常の御朱印は直書きしていただけます。
写真:やた 香歩里
地図を見るちなみに、御朱印の右下に描かれている小窓は、本堂に上がってすぐのところにあります。本堂奥の池を映す窓は趣のある眺め。
吉祥寺は南北朝時代の1339年創建。700年近い歴史にふさわしい落ち着いた佇まいの中で、静かに自分と向き合う時間を過ごしたくなるお寺です。
<基本情報>
住所:群馬県利根郡川場村門前860
電話番号:0278-52-2434
アクセス:
〔車〕関越自動車道 沼田ICから約15分
〔バス〕JR沼田駅から川場循環バスにて約30〜40分、「吉祥寺入口」下車、徒歩約3分
群馬は基本的に車社会なので、やはり車で回るのが便利なのですが、公共交通機関を利用して御朱印めぐりをするなら次のルートがおすすめ。
まずはJR桐生駅北口からおりひめバスにて「宝徳寺入口」で下車し、宝徳寺へ。
次に「宝徳寺入口」から桐生駅行きのおりひめバスに乗り、「小倉会館前」で下車して崇禅寺へ(「宝徳寺入口」を通るバスで、「寺前」に停まるバスはありません)。
そして「寺前」または「小倉会館前」からおりひめバスに乗り、「JR桐生駅北口」で降りて、徒歩で日限地蔵尊へ。
そのあとはJR桐生駅から東武新桐生駅までバスで向かい、東武鉄道にて韮川駅へ。そこから曹源寺へ向かいます。
吉祥寺だけは少し離れているので同日中に回るのは難しいのですが、吉祥寺近くには銘酒「谷川岳」で知られる永井酒造の酒蔵・直営店があり、沼田駅から吉祥寺に向かう川場循環バスの路線上には、川場ビールが飲める地ビールレストランやファーマーズマーケットなどたくさんのお店が集まる川場田園プラザがあるので、観光を兼ねて一日ゆっくり周辺を回るのがおすすめです。
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:群馬県観光物産国際協会
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(2024/3/18更新)
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