「ななつ星」の水戸岡鋭治デザイン!JR九州ホテルブラッサム大分

「ななつ星」の水戸岡鋭治デザイン!JR九州ホテルブラッサム大分

更新日:2020/04/24 13:27

藤谷 ぽきおのプロフィール写真 藤谷 ぽきお アジアLCCトラベラー、トレッキング愛好家、アウトドアコーディネーター
水戸岡鋭治氏デザインによる「クルーズトレインななつ星in九州」は、伝統工芸の組子(くみこ)を多用した内装で、和洋・新旧を融合させた夢の豪華列車です。その水戸岡鋭治氏がデザインしたホテルが「JR九州ホテルブラッサム大分」です。JR大分駅直結で、大分県への旅行や出張などにも便利。大分名産品がずらりと並ぶ朝食や地上80mの露天風呂など、魅力的なサービスも提供しています。

豪華列車「ななつ星」の内装を思わせるホテルフロント

豪華列車「ななつ星」の内装を思わせるホテルフロント

写真:藤谷 ぽきお

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JR大分駅府内中央口(北口)より徒歩0分。駅構内にある複合商業施設「アミュプラザおおいた」の8階にホテルフロントがあります。エレベーター下りてすぐにこのライブラリーコーナーが設けられ、大分にまつわる雑誌や本をゆっくり楽しめます。

ホテルの顔である、このフロント・ロビーの重厚な造りとシックな色合いは、まさに和洋・新旧を融合させた造りで、すぐに水戸岡鋭治氏のデザインによって作られていることが分かります。

豪華列車「ななつ星」の内装を思わせるホテルフロント

写真:藤谷 ぽきお

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水戸岡鋭治氏のデザインの大きな特徴はこの「組子細工」です。伝統工芸でもあるこの組子とは、小さく切り出した木片を、釘を使わずに組み合わせて美しい幾何学模様を描く工芸品の事です。

九州では福岡県大川市が有名で「大川組子」と呼ばれています。約300年の歴史を誇る美しさと緻密さを兼ね備えた工芸品で、200以上とされる図柄の組木を組み上げる技術には、数ミクロン単位を調整できる職人の勘が必要です。

豪華列車「ななつ星」の内装を思わせるホテルフロント

写真:藤谷 ぽきお

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ロビーの一角には、クルーズトレインななつ星in九州のイラストがさりげなく飾られています。チェックイン前からワクワク感をかき立ててくれますね。

部屋もまるで「ななつ星」に泊まっているよう!

部屋もまるで「ななつ星」に泊まっているよう!

写真:藤谷 ぽきお

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部屋にチェックインすると更に和洋・新旧の融合を感じる事が出来ます。重厚な調度品、茶色と緑色で統一された内装、組子細工の障子など、期待通りのデザインを満喫できます。

部屋もまるで「ななつ星」に泊まっているよう!

写真:藤谷 ぽきお

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そして部屋にも、クルーズトレインななつ星in九州のイラストがしっかりと飾られています。枕の上に飾られているので、ななつ星に乗っている夢が見れそうですね。

地上80mの屋上露天風呂と風呂上りの憩いの場所

地上80mの屋上露天風呂と風呂上りの憩いの場所

写真:藤谷 ぽきお

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大分県内では一番、全国でもトップクラスの、地上80mの高さにある「てんくう」では、屋上露天風呂と天然温泉の内湯が楽しめます。

屋上露天風呂では、大分の豊かな海と山を見渡せる圧倒的な開放感の中で、天然温泉と高濃度炭酸泉の2つの魅力を楽しむ事ができます。天然温泉は、地下700mから汲み上げた「大深度地熱温泉(古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水)」で、とろみのある湯ざわりと美しい黄褐色が特徴です。入浴後は肌がすべすべになる「美肌の湯」です。

地上80mの屋上露天風呂と風呂上りの憩いの場所

写真:藤谷 ぽきお

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風呂上りには「カフェバーてんくう」にて、氷点下まで冷えた生ビールやご当地メニューを、洗練されたデザインと大分の街並みが楽しめる室内で頂くという、至福の時間を過ごす事ができます。

地上80mの屋上露天風呂と風呂上りの憩いの場所

写真:藤谷 ぽきお

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別料金となりますが、「てんくうラウンジ」では、こだわりのインテリアに囲まれながら、大分の絶景と本・雑誌などが並ぶブックラウンジでくつろぎの時間を過ごす事もできます。

※料金・サービス内容は関連MEMOの「CITY SPA てんくう」参照

朝食会場内装も、二段の和御膳も豪華!

朝食会場内装も、二段の和御膳も豪華!

写真:藤谷 ぽきお

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フロント・ロビーと同じ8階にあるレストラン「庭の食卓・四季」が朝食会場です。日本最大級となる約4,500平米の屋上庭園が見渡せ、木の香りとペンダントライトの灯りが印象的なレストランです。

朝食会場内装も、二段の和御膳も豪華!

写真:藤谷 ぽきお

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朝食は「豊の国の朝ごはん」と呼ばれる二段の和御膳で、大分をはじめ九州各地のおいしさを提供してくれます。二段のお重の中は、たくさんの小鉢に野菜や海の幸が多く盛られ、見た目にも体にも優しいメニューです。小鉢和御膳に加え、洋食メニューやサラダのハーフブッフェコーナーも用意されているので、朝からお腹一杯になれますよ。

大分愛を感じる「豊の国の朝ごはん」

大分愛を感じる「豊の国の朝ごはん」

写真:藤谷 ぽきお

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そのハーフビュッフェコーナーには、大分愛を感じられるような大分県名産のメニューが数多く並びます。

その一つが「だんご(だご)汁」です。小麦粉を練ったものを、うどんよりは平たくし、たくさんの野菜と一緒に味噌で煮込んだ料理です。喉越しと味噌との相性がクセになる美味しさです。

大分愛を感じる「豊の国の朝ごはん」

写真:藤谷 ぽきお

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大分県産品メニューの二つ目は「とり天」です。鶏肉のから揚げとは違い、卵を絡めて天ぷらの1つとして揚げています。から揚げ程の油っぽさはなく、朝から2つ3つと食べる事ができますよ。

大分愛を感じる「豊の国の朝ごはん」

写真:藤谷 ぽきお

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大分県産品メニューの三つ目は「りゅうきゅう」です。アジやサバなどの魚の切り身を九州独自の甘口醤油と生姜・ネギ・ゴマなどと和えた、漁師メシです。ドンブリにしたり、お茶漬けにしたり、魚の新たな美味しさを引き出したメニューです。

「ななつ星」の豪華さと大分愛の詰まった朝食を味わう!

豪華列車「クルーズトレインななつ星in九州」は値段も豪華で、事前予約も大変ですが、JR九州ホテルブラッサム大分はお手頃な値段で「ななつ星」気分が味わえます。しかも、地上80mの屋上露天風呂や、九州・大分の美味しさの詰まった「豊の国の朝ごはん」などもあり、列車では味わえない贅沢な気分にさせてくれます。大分に来たら、旅行の拠点となる、JR九州ホテルブラッサム大分に是非泊まってみて下さい。

2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/02/17−2020/02/18 訪問

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