写真:カノオミツヒサ
地図を見る「妙海寺」へのアクセスは、電車の場合、東京駅から勝浦駅まで特急電車で1時間半。高速バスを利用する場合は、約1時間50分です。勝浦駅からはタクシーを使い、およそ8分で到着します。お車の場合は、アクアラインを渡って圏央道に入り、市原鶴舞ICから45分ほどです。
妙海寺の歴史は古く、室町時代の1359年(延文4年)に開創されました。当時は勝浦市内の別の場所にありましたが、江戸時代の1656年(明暦2年)に、海に面した現在の場所に移転しています。中心地から少し離れているので、往来する人や車は少なく、とても静かです。耳を澄ましても、聞こえてくるのは波音や鳥の声のみ。喧騒を忘れ、何かに集中するにはピッタリの環境です。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る妙海寺では、瞑想を体験できます。(要予約)「感謝の瞑想」や「慈悲の瞑想」などコースがありますが、初めての方は基礎編の「マインドフルネス瞑想」から。本堂でご住職の説明を受け、座禅の座り方や呼吸法を学びながら、「今」の心と体の状態に集中していきます。
人は過去への後悔や、未来への不安に揺れ動いてしまうものですが、意識を「今」にコントロールすることでその揺れがだんだんとおさまってきます。ご住職は「瞑想を通じて、心の休ませ方を手に入れてほしい」と語ります。しっかり休むと、気力が充実!日頃ストレスを感じている方は、ぜひ体験してみてください。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る仏さまに見守られながらゆったりと過ごしたい方におすすめなのが、お寺が運営する民泊「波の音」。門前にあり、海に面した2階建ての一軒家です。玄関から海まではわずか30歩足らずで、名前の通り波の音が響きます。
1階は和室2部屋と、キッチン、お風呂、トイレがあります。中に入ってまず驚かされるのが、その清潔さ。隅々まで徹底的に掃除の手が行き届いており、民泊でありながら生活感を感じさせず、まるで高級旅館のようです。ご近所のお年寄りが力を合わせ、入念にお掃除をされているため、安心して利用できます。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る特にキッチンは明るく、食器や調理器具が揃っています。車で3分ほどの場所にスーパーがあるので、現地で食材を購入して調理できます。名物のカツオや新鮮な魚介類を手に入れて、料理の腕をふるってみてはいかがでしょうか?
写真:カノオミツヒサ
地図を見る2階には和室が3部屋と、トイレ、ドレッサーがあります。到着時にはすでに人数分の布団が敷いてありますので、あとはくつろぐだけです。窓の外は、どこまでも続く青い海。ぼんやりと海を眺めていると、時が経つのを忘れます。日本人のみならず、外国人観光客にも人気で、「ココを売ってください!」と懇願した旅行者もいるほど。トラディショナルな和の雰囲気もあいまって、とても落ち着きます。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「波の音」に来たら是非見て頂きたいのが、美しく鮮やかな朝日。東に面しているため、部屋にいながらゆっくりと日の出を鑑賞できます。周囲がだんだんと明るくなり、やがて水平線の向こうから、その日最初のまぶしい光が差し込みます。その感動はとても言葉では表せません。
上記でご紹介した瞑想体験は、宿泊のオプションとして利用可です。朝のさわやかな空気が、よりいっそう集中力を高めてくれます。早起きをして瞑想を体験することで、「三文の徳」以上のものが得られるかもしれません。みなさまもぜひ、妙海寺を訪れてみてください。
住所:千葉県勝浦市新官174
電話番号:0470-73-0399
アクセス:JR外房線・勝浦駅から車で8分
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
カノオミツヒサ
はじめまして。カノオです。普段は自家製キャラクターのペンギンたちを引き連れて、都内各所のエリアガイドを作成しています私のテーマは「安・近・短」です。東京近郊の、安くて楽しめるスポットをご紹介します。遠…
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