実は愛知は面白い!歴史的景観に浸れる「古い町並み」5選

実は愛知は面白い!歴史的景観に浸れる「古い町並み」5選

更新日:2020/03/19 13:47

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、樹氷を愛する登山家、B級グルメ探訪家
工業地帯や住宅街が多く、観光色が強いとは言いがたい愛知県。名古屋のイメージは強くても、愛知県内の見どころは思いつかない方も多いかもしれません。でも、実は県内には穴場の名所がたくさん存在しています。その筆頭格と言えるのが「古い町並み」。東海道や伊那街道の宿や、愛知の伝統的な繊維業で栄えた町、三河湾の黒真珠と呼ばれる離島集落など、色濃い文化景観が残ります。愛知の歴史風情に浸る旅はいかがでしょうか?

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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伝統工芸「有松絞」で栄えた町並み!東海道・間の宿「有松」

伝統工芸「有松絞」で栄えた町並み!東海道・間の宿「有松」

写真:土庄 雄平

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愛知県の古い町並みと言えば、最初に挙げられるのが名古屋市南部に位置する「有松」。かつて江戸時代に旧東海道が整備される中で、池鯉鮒宿(ちりゅうのしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間に設けられ、尾張藩の庇護下のもと伝統工芸の「有松絞」で繁栄した小さな町です。

伝統工芸「有松絞」で栄えた町並み!東海道・間の宿「有松」

写真:土庄 雄平

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「有松絞」とは、独自の絞りの技法、染色の技術を使って作り上げられる伝統工芸。かつて街道を行き交う人々のお土産として一世を風靡したことで知られ、歌川広重の東海道五十三次にもその繁栄ぶりが描かれています。

伝統工芸「有松絞」で栄えた町並み!東海道・間の宿「有松」

写真:土庄 雄平

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有松の凄いところは、その景観が変わらず今なお受け継がれているということ。町並みを形成する大きな問屋の邸宅では、今なお彩り豊かな有松絞の品々が立ち並ぶ風景が見られます。江戸時代の風情に浸る散歩を楽しみながら、町並みやお店を巡ってみてはいかがでしょうか?

<有松の町並みの基本情報>
住所:愛知県名古屋市緑区有松809
アクセス:名鉄・有松駅からすぐ

風情ある町並みと町興し!知多木綿の町「知多岡田」

風情ある町並みと町興し!知多木綿の町「知多岡田」

写真:土庄 雄平

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有松より時代としては後ろになりますが、知多市にある「岡田」も繊維業で栄えた町。かつて農家の副業として行われていた木綿栽培が、近代以降になると本格的に「知多木綿」産業として独立し、やがて「日本の三大絹織物生産地」と呼ばれるまでの生産量を誇るようになりました。

風情ある町並みと町興し!知多木綿の町「知多岡田」

写真:土庄 雄平

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ノスタルジックな町並みはしっかり残っていて、当時の繁栄が偲ばれます。かつて知多木綿の問屋として栄えた大邸宅を中心として、石垣や黒壁、塀や坂道など、高さを活かした起伏のある景観が特徴的!

<知多岡田の町並みの基本情報>
住所:愛知県知多市岡田
アクセス:名古屋から車で40分、名鉄常滑線「朝倉駅」からバス(岡田線)に乗りバス停・岡田で下車

風情ある町並みと町興し!知多木綿の町「知多岡田」

写真:土庄 雄平

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また現在は、その町並みの知名度を上げて、後世へ残していこうと、古民家レストランや知多産クラフトビール造りで町興しも活発化。素朴な心癒される風景の中に、地元想いでアクティブな現地の人のふつふつとしたエネルギーを感じられることも魅力の一つと言えるでしょう!

<OKD KOSINKA BREWING/お食事処 範丈亭の基本情報>
住所:愛知県知多市岡田中谷4
定休日:月〜水曜日
電話番号:0562-85-1360
アクセス:名古屋から車で40分、名鉄常滑線「朝倉駅」からバス(岡田線)に乗りバス停・岡田で下車、知多岡田の町並み内

近くにはお昼寝ハウス!三河湾の黒真珠「佐久島の黒壁集落」

近くにはお昼寝ハウス!三河湾の黒真珠「佐久島の黒壁集落」

写真:土庄 雄平

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あまり海や離島といったイメージが少ない愛知県ですが、実は知多半島と渥美半島で囲うようにして広大な三河湾を形成し、そこには小さな離島がいくつか存在しています。

その中で、一番大きな「佐久島」は近年、創作活動で盛り上がっているアートの島。若者を中心に目新しいフォトジェニックな風景が支持されているのですが、その一方で島の西側に残っている「黒壁集落」の素朴な文化景観も見逃せません。

近くにはお昼寝ハウス!三河湾の黒真珠「佐久島の黒壁集落」

写真:土庄 雄平

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家屋の外壁へコールタールという黒い塗料を塗って、塩害対策を行ってきた佐久島の人々の暮らし、そしてその知恵が作り上げた唯一無二の景観です。潮の香りを感じながら、町並みを散策すれば旅情抜群!なお近年、ギリシャのミコノス島に対比させて名付けたという「三河湾の黒真珠」という呼び名も面白いですね。

<佐久島・黒壁の集落の基本情報>
住所:愛知県西尾市一色町佐久島西側
アクセス:一色港から船で30分

近くにはお昼寝ハウス!三河湾の黒真珠「佐久島の黒壁集落」

写真:土庄 雄平

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また黒壁集落を浜辺へと歩いていくと、佐久島を代表するアート「おひるねハウス」へ辿り着くことができます。浜辺に突如現れるシンプルな外観がフォトジェニック!そして、よく見れば、実はこの「おひるねハウス」も黒壁となっています。波の音を聞きながらゆっくりと寝転がるのがオススメ!

<おひるねハウスの基本情報>
住所:愛知県西尾市一色町佐久島石垣
アクセス:佐久島西港からレンタサイクルで7分、徒歩15分

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全国的に有名な景勝地・香嵐渓も!伊那街道の中継地「足助」

全国的に有名な景勝地・香嵐渓も!伊那街道の中継地「足助」

写真:土庄 雄平

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これまで尾張地区を取り上げてきましたが、愛知県の西側・三河にも面白い町並みが存在しています。中でも特に有名なのは、豊田市街から稲武町へ向かう途中に位置する「足助」。かつて江戸時代に、伊那街道における物資の中継地として大きな役割を果たした宿場町です。

全国的に有名な景勝地・香嵐渓も!伊那街道の中継地「足助」

写真:土庄 雄平

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江戸時代中期の大火により町の大方は焼けてしまったのですが、その後、防火のために漆喰で軒先まで塗り固めた町家が江戸時代後期にかけて築かれ、現在に至るまで残っています。美しい清流が流れ、周囲に緑が溢れているのが特徴的!古き良き街道の情緒を満喫することができますよ。

<足助の町並みの基本情報>
住所:愛知県豊田市足助町本町20
アクセス:豊田勘八ICから車で30分、名古屋から車で1時間半

全国的に有名な景勝地・香嵐渓も!伊那街道の中継地「足助」

写真:土庄 雄平

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またそんな足助の町の近くには、愛知が誇る代表的な景勝地「香嵐渓」も!春から夏にかけては生命力あふれる青紅葉が美しく、秋にかけては鮮やかな紅葉が山全体を彩ります。四季を通じて何度も訪れてみたくなる町。それが「足助」の最大の魅力と言えるでしょう。

<香嵐渓の基本情報>
住所:愛知県豊田市足助町飯盛
アクセス:豊田勘八ICから車で30分、名古屋から車で1時間半

三河の奥座敷でレトロな風情を感じる!新城「三河大野」

三河の奥座敷でレトロな風情を感じる!新城「三河大野」

写真:土庄 雄平

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三河エリアの中でも内陸に位置し、工場地帯や都会という愛知県のイメージを覆す「新城」。周囲に自然が溢れながら、活気も感じられる三河の奥座敷に、素朴で癒される文化景観が存在します。それは、新城市街から車で15分ほど東へ走った場所にある「三河大野」の町並み。

三河の奥座敷でレトロな風情を感じる!新城「三河大野」

写真:土庄 雄平

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かつて秋葉街道(新城・鳳来寺〜浜松・秋葉神社)と別所街道(豊橋〜東栄町)の交差点という役割を担ったほか、林業で繁栄した近代の町並みが今でも静かに残っているのです。観光地化されていないため、現地の生活風景に溶け込みながら鑑賞できる点もポイント!

<三河大野の町並みの基本情報>
住所:愛知県新城市大野山伏通
アクセス:JR新城駅から車で約30分

三河の奥座敷でレトロな風情を感じる!新城「三河大野」

写真:土庄 雄平

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そんな大野の一角には、当時のこの地域の経済を支えた「旧大野銀行」が佇みます。外観はいかにもコンクリート造りですが、中は木造建築となっていてびっくり!現在は「美術珈琲 鳳来館」として営業しており、レトロな雰囲気の中、ランチやカフェを楽しむことのできる穴場スポットなので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

<美術珈琲 鳳来館の基本情報>
住所:愛知県新城市大野上野17-2
電話番号:0536-32-2332
アクセス:JR新城駅から車で約30分
月曜日が定休日

町並み巡りで発見!こんなにも魅力があり、面白い愛知県

「愛知県は名古屋めしだけ」「ナガシマスパーランドも、なばなの里も、愛知県ではなく三重県」と自虐的に語られがちな愛知県ですが、実は“町並み”という観点から深掘りすれば、とても個性豊かでポテンシャルを秘めた県だということが分かります。

今回紹介したように、古くから残る愛知県の町はどれも、産業や地理と結びつき、唯一無二の景観や雰囲気が今なお根付いているのです。町並み巡りで愛知県の魅力を再発見する旅はいかがでしょうか?

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/04/21−2020/03/09 訪問

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