写真:麻田 ユウミ
地図を見る新幹線乗り場もある神戸の玄関口の「新神戸駅」。新神戸駅の後ろにそびえ立つ山は「再度山(ふたたびさん)」と呼ばれ、六甲山の西側に位置します。標高470mと初心者でもお手軽に楽しめることから、地元の人から観光客まで人気のハイキングコースになっています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る再度山へは新幹線駅の新神戸駅1階に降りると、高架下に大きく布引の滝までの距離が書かれています。布引の滝まではわずか400m。都会からすぐ近くに自然があるのが神戸の魅力です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る看板に沿って効果を潜り抜けて歩いて行き、「砂子橋(いさごばし)」と呼ばれる橋を渡ります。ここが再度山の入口になります。この砂子橋は明治後期に造られ、導水管を渡すために造られた石造りのアーチ型をした橋です。橋のサイドには神戸市のマークが掲げられた珍しい橋です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る「布引の滝」は、「雌滝(めんたき)」、「雄滝(おんたき)」、「夫婦滝(めおとだき)」、「鼓ヶ滝(つつみがたき)」の4つの滝からなり、古くは平安時代から親しまれている滝の1つです。砂子橋を渡るとどこからともなく滝の音が聞こえ、歩くこと5分程で雌滝に到着します。右手に見える石造りの建物は取水施設。明治33年に建てられた取水施設ですが、現在も現役です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る雌滝を進んで行くと次に見える滝は「鼓ヶ滝」。鼓ヶ滝は滝の音が鼓の音のように聞こえることから名付けられました。滝の姿は見えにくいですが、ぜひ滝の音を楽しんで下さい。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るそのまま進むとダイナミックな滝が現れます。こちらが布引の滝最大の見どころである「雄滝」。4つある布引の滝の一番上流にあり、高さ43mの大迫力でまさに絶景の一言!雄滝の滝が落ちる場所には、流れる水の勢いでできた5つの穴があり、世界でも珍しい自然現象の1つ。この穴は竜宮城に続く道であるという逸話もあります。
雄滝の下にあるのが「夫婦滝」。雄滝の滝壺から流れた2つの滝が合わさり、1つになることから夫婦滝と呼ばれています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る布引の滝を抜けると絶景スポットのみはらし展望台へとたどり着きます。ここから見える景色は神戸の街並みや海の他にも、神戸を代表するランドマークのハーバーランドに神戸空港、天気が良い日には大阪湾や関西空港まで見渡せます。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るこのみはらし展望台は休憩スポットとしても最適。ベンチやトイレ、給水スポットがあります。素晴らし景色とともに体力と心をリセットしてから進みましょう!
写真:麻田 ユウミ
地図を見るみはらし展望台の近くにある「猿のかずら橋」。これはもともと猿の架け橋としてあったものを徳島県にある「祖谷のかずら橋」に似せてワイヤーにサルナシのツルを巻いて装飾され、風情のある造りになっています。この橋を渡って先に進むとさらなる絶景があります。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るかずら橋の先はかなり急な斜面になっていますが、上に登って行くとさらなる絶景が!「みはらし展望台」よりも高い位置から見ることができるので、空の上から眺めているようなダイナミックな神戸のパノラマサイズの光景を目にすることができます。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るさらに進むと、真上をロープウェイが通り過ぎます。ロープウェイと神戸の街並み、山と海の自然も同時に見ることができ、オススメの写真スポットです!
写真:麻田 ユウミ
地図を見るみはらし台の先にある「布引貯水池」は必見!国の重要文化財に指定されている布引貯水池は明治33年に完成したもので、正式名称を「五本松堰堤」と言います。当時は「コウベウォーター」として外国人にも美味しい水として評判で、現在でも環境省の名水百選にも選ばれています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るこの布引貯水池は日本最古の水道用のコンクリート製のダムであり、当時の先進国に負けない土木技術が用いられ、世界的にも最先端のダムとして完成しました。明治時代から現在も使われているダムとして、文化的にも技術的にも非常に価値のあるダムの1つです。
住所:兵庫県神戸市中央区葺合町
アクセス:新神戸駅より布引の滝まで約10分、布引貯水池まで約40分
営業時間:24時間
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
麻田 ユウミ
はじめまして。私にとって旅とは非日常な空間。旅の中で出会ったモノ、人、風景、グルメどれをとっても普段の生活に活力を与えてくれます。弾丸で旅することも多いのですが、その中で出会った心に残る非日常空間をご…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索