湯布院温泉郷は郊外が面白い!地元で愛される穴場温泉を巡ろう

湯布院温泉郷は郊外が面白い!地元で愛される穴場温泉を巡ろう

更新日:2020/03/30 17:04

野水 綾乃のプロフィール写真 野水 綾乃 温泉旅ライター、ひとり湯治愛好家、栃木のいいとこ案内人
「湯布院温泉郷」をご存知でしょうか。全国的にその名が知られる「由布院温泉」だけでなく、同じ由布市内の「湯平(ゆのひら)温泉」「塚原温泉」「庄内温泉」「挾間(はさま)温泉」の5つの温泉地がひとつになった温泉郷で、令和元年に新しく国民保養温泉地に指定されました。特に郊外のエリアは温泉通にも知られていない穴場温泉の宝庫。わざわざ足を伸ばしてみたくなる、未知の温泉パワーを秘めた穴場の温泉をご紹介します。


昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)
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辿り着ければ極楽!?「極楽温泉」はトゥルトゥルの極上湯

辿り着ければ極楽!?「極楽温泉」はトゥルトゥルの極上湯

写真:野水 綾乃

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由布院温泉からは車で約40分。県都・大分市に隣接した衛星都市化が進む地域ながら、のどかな田園風景が広がる挾間(はさま)エリア。そこに「極楽温泉」という個人で経営されている人気の日帰り温泉があります。

この温泉、まずは辿り着くまでが困難で、この先に本当に温泉があるの?と不安になる細い田舎道を進みます。近くまで辿り着いても民家と見間違いそうな瓦屋根の建物でうっかり通り過ぎてしまいそう。事前にしっかりマップをチェックしておきましょう。

ご主人がヤマメの養殖をしようと井戸を掘ったところ、良質な温泉が湧出したのでお客さんにも開放したが始まり。なかなか辿り着けない場所だけど、入れば極楽ということから「極楽温泉」と名付けられました。

辿り着ければ極楽!?「極楽温泉」はトゥルトゥルの極上湯

写真:野水 綾乃

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母屋にも男女別の内湯がありますが、別棟には50分間貸し切りで利用できる家族湯が3つ(露天風呂1、内湯2)あります。大きな自然石を大胆に配した湯船で、貸し切りで入るには贅沢なほど広い。

泉質はpH8.8のアルカリ性単純温泉。わずかにヌメリを感じるお湯で、地元の人もここの温泉に入ると肌が整う感じがすると話していました。しっとり肌を潤す温泉と、静かな環境に癒される施設です。

<極楽温泉の基本情報>
住所:大分県由布市挾間町来鉢1148-1
電話番号:097-583-5511
アクセス:大分ICから車で約15分

庄内エリアでは地元密着型の温泉と美しい水の湧く森へ

庄内エリアでは地元密着型の温泉と美しい水の湧く森へ

提供元:公益社団法人ツーリズムおおいた

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次に紹介するのは由布市の南西部に位置する庄内エリア。庄内駅近くにある市直営の「みことピアほのぼの温泉館」は、毎日のように入りにくる地元の常連客でいつもにぎわっています。

かすかに黄色がかって見える温泉は、弱アルカリ性の単純温泉で、塩素消毒や循環なしのかけ流しです。湯加減はやや熱めの44度。天然の保湿成分であるメタケイ酸が200mg以上含まれていて、美肌効果も期待できる泉質です。小さめですが露天風呂も付いていて、地元の常連さんと会話を楽しみながら、その名の通り「ほのぼの」できる温泉です。

<みことピアほのぼの温泉館の基本情報>
住所:大分県由布市庄内町庄内原355-1
電話番号:097-582-2864
アクセス:庄内駅から徒歩5分

庄内エリアでは地元密着型の温泉と美しい水の湧く森へ

写真:野水 綾乃

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庄内エリアに訪れたら、「男池湧水群」にもぜひ立ち寄ってみてください。阿蘇くじゅう国立公園内にある黒岳のふもと、原生林の中の道を進んでいくと、神秘的なラムネ色をした池が見えてきます。黒岳の地下水が長い時間をかけて湧き出したもので、湧出量は毎分14トン。そのまま柄杓ですくって口に含めば、体の中からクリアになっていく心地がします。近くには天然炭酸水が湧き出す「白水鉱泉」もありますので、自然豊かな山あいのドライブを楽しみながら巡ってみましょう。

手造りの洞窟湯も!「湯平温泉」の珍湯で歴史を感じる

手造りの洞窟湯も!「湯平温泉」の珍湯で歴史を感じる

写真:野水 綾乃

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江戸時代に敷かれた石畳のゆるやかな坂道が続く「湯平(ゆのひら)温泉」。温泉街の原風景を見るようなそのたたずまいに、誰もが心揺さぶられるはず。この石畳を往来しながら、旅館の日帰り湯や共同湯を巡るのが湯平温泉ならではの楽しみです。

手造りの洞窟湯も!「湯平温泉」の珍湯で歴史を感じる

写真:野水 綾乃

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旅館の日帰り湯でぜひ立ち寄りたいのが、「旅館志美津」の大洞窟温泉です。この温泉で驚くのが、すぐそばを流れる花合野川から運んできた大きな石を、地域の造園会社と石工さんが組み上げた手造りだということ。湧き出す温泉は塩分を含んだ肌によい重曹泉で、洞窟のミストサウナ状態も加わって、肌がしっとり潤います。

<旅館志美津の基本情報>
住所:大分県由布市湯布院町湯平263
電話番号:0977-86-2111
アクセス:湯平駅から車で約10分。由布院駅から車で約25分

火口すぐそばの特濃温泉「塚原温泉」は家族湯がおすすめ

火口すぐそばの特濃温泉「塚原温泉」は家族湯がおすすめ

写真:野水 綾乃

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由布院駅から車で約15分。伽藍岳の中腹にある「塚原温泉 火口乃泉」は、山の上にありながら車でのアクセスがしやすく、地元の人でいつも賑わっています。

温泉へ直行する人が多いのですが、まずは火口見学(200円)に向かいましょう。整備された散策路を5分ほど登るだけで、荒涼とした岩肌と噴火口から立ち上る噴気が迫る圧巻の景色が広がります。日本でこんなに火口に近づける場所は少ないので、ぜひとも間近で大地の鼓動を感じてみてください。

火口すぐそばの特濃温泉「塚原温泉」は家族湯がおすすめ

写真:野水 綾乃

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「塚原温泉 火口乃泉」には男女別の内湯と露天風呂、そして鍵を借りて入る家族風呂があります。写真はいちばん奥にある離れの家族風呂。男女別の内湯はそこまで広くなく混雑しがちなので、静かにゆったりと塚原の温泉を楽しむなら家族風呂がおすすめです。

温泉は火口付近で湧き出した湯をそのままかけ流しにしています。特徴的なのが日本2位の酸性度を誇るpH1.4の酸性泉。なめると酸っぱく、体を沈ませた時も最初はピリピリとした刺激を感じます。この酸性泉に含まれる亜鉛やマンガンが血糖値を下げ、血管を若返らせる効果があると言われています。

酸性泉は刺激が強いので、肌の弱い人は注意が必要な泉質ですが、「塚原温泉 火口乃泉」の湯には天然の保湿成分であるメタケイ酸が406mgも含まれているので、湯上がりもツルツル感が持続しますよ。

<塚原温泉 火口乃泉の基本情報>
住所:大分県由布市湯布院町塚原1235
電話番号:0977-85-4101
アクセス:由布院駅から車で約15分。由布岳スマートICから車で約5分

定番だけじゃない、通の湯布院温泉郷の旅を

いかがでしたでしょうか。由布院からいちばん遠い挾間エリアまででも車で約40分。なかなかすべてのエリアの温泉を巡るのは大変かもしれませんが、由布院と塚原温泉、由布院と湯平といったように、周辺の温泉地を組み合わせた周遊を楽しんでみてください。二度目の由布院でも違った姿が見えてくるはずです。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/03/04−2020/03/06 訪問

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