写真:Chanos Maya
地図を見るサンフランシスコから北に車で1時間ほど走ったところにあるソノマカウンティ(カウンティ=郡)。ソノマの東側にはナパカウンティがあり、一般的にナパ&ソノマバレーと呼ばれるカリフォルニアワインの生産地です。
ワインの新しい生産地の一つだったカリフォルニアも、本格的なワイン造りが始まって50年ほどたち、世界的にも認められるワインがたくさん生産されています。
オーパスワンやロバートモンダヴィなどブランドワイナリーが多数あるナパに対し、小規模のワイナリーが点在するソノマ。作り手のこだわりが詰まったユニークなワインを味わえるのがソノマの魅力です。
写真:Chanos Maya
地図を見るソノマは18世紀のスペインによる西部開拓の重要な拠点となった「カリフォルニアミッション」最北の街でもあります。カリフォルニアへやってきたスペイン人により、サンディエゴからソノマまでの21カ所にキリスト教のミッション(伝道所)が建てられました。
ソノマのダウンタウンにはその一つ「ミッション・サンフランシスコ・ソラノ」が今も残ります。このミッションを中心に、19世紀初めのメキシコ統治時代に使われた倉庫など、多数の歴史的価値のある建造物が集まっており、「ソノマヒストリックパーク」として無料で公開されています。
幹線道路に沿ってどこまでもワイナリーが続くナパに比べて、ぶどう畑、歴史的な建物、牧草地帯がパッチワークのように広がるソノマは、どこかのどかでくつろいだ雰囲気があります。
写真:Chanos Maya
地図を見るソノマのダウンタウンからぶどう畑やオリーブの並木道を越えて、車で20分。ソノマカウンティ・グレンエレンの丘の上に建つオレアホテルはたった15室の小さなブティックホテル。
ソノマ郊外の小さな街、グレンエレンはグルメ食材を取り扱うスーパーや個人経営のカフェやレストラン、世界から集めたこだわりのワインを扱うテイスティングルームなどが並ぶ「食」にこだわる街。ふらっと立ち寄りたくなる小さなお店が集まった集落です。
ショップやレストランが多数並ぶソノマのダウンタウンは夜遅くまでにぎやか。穏やかな景観の中に建つオレアホテルでは、喧騒から離れて、静かな時間を過ごすことができます。グレンエレンの街も、21歳以上のゲストのみが泊まれるというのオレアホテルのポリシーも、落ち着いた滞在を求める大人にぴったりです。
写真:Chanos Maya
地図を見るオレアホテルのゲストルームはオリーブやオークの木に囲まれる中に点在しています。3棟ある木造のバンガローに13のゲストルームと、独立した2つのコテージタイプのゲストルームが用意されています。
バルコニー付きのお部屋やキチネット付きのお部屋まで、全15室に対し10のカテゴリに分かれおり、どんな旅のスタイルにも合う滞在ができるのもオレアホテルの魅力です。予約時にはホームページなどでお部屋の特徴を確認しましょう。
写真:Chanos Maya
地図を見るどのゲストルームからも大きな窓からはソノマの穏やかな景観を望みます。一番下のカテゴリの「ヒルサイドルーム」でもシッティングスペースがあり広々としています。
真っ白のベッドリネンとオークの板張りの床、木目のテーブル・・・ナチュラルですっきりとしたデザインのゲストルームは暮らせそうなほど快適。テーブルにはコーヒー&紅茶と、たっぷりのスナックが入ったバスケットが用意され、これらはすべて無料のルームアメニティです。
ワインカントリーでの滞在を十分楽しんでもらえるようにと、各部屋にワイングラスも用意されています。1エーカーもの広大なバックヤードには、アウトドアヒーターやソファーなどが置かれ、ゲストはいつでも気の向くままに屋外でリラックスすることができます。ロマンチックなランプがともる夜には、ワイナリー巡りで見つけたワインとともに、敷地内のお気に入りのスポットで贅沢な時間を過ごしましょう。
写真:Chanos Maya
地図を見るオレアホテルでの滞在には朝食がついてきます。ナパやソノマの数々のホテルでシェフをしてきたオレアホテル専属シェフが腕を振るう朝食。季節ごとに変わるメニューの中から、卵などのファーストコースと、ワッフルなどのスイートなセカンドコースをチョイスする2コースブレックファースト。
メープルフレーバーのベーコンにワッフルというユニークな組み合わせが楽しい一皿や、塩味のコーンブレッドには白ワインの香りのクリームが添えられて。地元のソノマカウンティで採れるオーガニック食材がふんだんに使われるオレアホテルの朝食は、ワインカントリーの真っただ中にあるグルメな街らしい、ひと工夫がされています。
季節のフルーツやハーブなどがたくさん使われた美しい盛り付けにも注目。ソノマの絶景を望む美しいダイニングルームでいただく、ブーケのような朝食は滞在中のハイライトです。
写真:Chanos Maya
地図を見るゲスト同士で共有するリビング・ダイニングエリアでは、朝から夜8時までの間、いつでもワインとコーヒーをいただくことができます。ワインはグレンエレンのローカルワイナリーから、またコーヒーは日本にも最近進出したクラフトコーヒーのヴァーヴロースターズ(Verve Coffee Roasters)から。細部までとことんこだわっています。
リビングルームでワインを片手に、地元を知りつくしたホテルのスタッフからおすすめのレストランやワイナリーを聞いたり、ゲスト同士のコミュニケーションも。このゲストとスタッフの距離感が心地いい、オレアホテルのオーナーによるもう一つの温かなサービスです。
オレアホテルはソノマダウンタウンへも車で20分、ナパダウンタウンへも1時間弱でアクセスできる場所にあります。グルメレストランやワイナリーなら徒歩でも行ける距離に。
ワイン、絶品の朝食、そしてワインカントリーの絶景、ナパ&ソノマの魅力に満たされるオレアホテル。気取らないフレンドリーな雰囲気でありながら、上質で洗練されたサービスが心地のいいブティックホテルです。
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/15更新)
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