写真:ろぼたん
地図を見る美しい砂浜、透明度の高い海、沖縄の昔ながらの伝統を守り、白壁に赤瓦の家が立ち並ぶ美しい景観を楽しめる竹富島は、人口わずか360人ほどの小さな沖縄の離島です。
集落を散策する水牛車だけ楽しんで島を後にする観光客もいますが、それだけではもったいない。青い空と透明度抜群の海は八重山諸島ならでは。まずは、竹富島でおすすめの3つの浜をご紹介しましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る最初にご紹介するコンドイ浜は、こんな海が見たかった!と声をあげたくなるほど美しいビーチです。海のコバルトブルーと砂浜の白さのコントラストにテンションあがること間違いなし。遠浅で波も静かなため、泳ぐにはもってこい。3つの浜の中で唯一海水浴ができます。
写真:ろぼたん
地図を見る幻の島の存在も見逃せません。潮の満ち引きによって大きさを変える幻の島までの距離は、潮が大きく引いているときで岸から約50m、満ち気味のときでも100mほど。
腰から下は濡れてもOKな格好であれば、泳がず歩いて行ける絶景スポットです。
<コンドイ浜 基本情報>
住所:沖縄県竹富町竹富
アクセス:竹富港から自転車で15分
写真:ろぼたん
地図を見る次にご紹介するのは、コンドイ浜の少し南にあるカイジ浜。遊泳禁止ですが、海の透明度は抜群。
砂をすくうと見つけられる“星の砂”が、カイジ浜で一番の特徴です。『綺麗な星の砂を見つけると願いごとが叶う』と、幸運を招くものとも伝えられています。
<カイジ浜 基本情報>
住所:竹富町字竹富
アクセス:竹富港より自転車で15分
写真:ろぼたん
地図を見る3つの浜の中で最も観光客が少なくて穴場と言われているアイヤル浜。南の島らしい植物や蝶などが浜へ向かう道すがら楽しめ、春先にはアオサなどの海藻採取に島民がやってくることも。
石垣島から各離島へ向かう船の航路となっているため遊泳禁止。浜からは石垣島の市街地も見え、様々な船が行き交う様子をのんびりと眺められます。
<アイヤル浜 基本情報>
住所:竹富町字竹富
アクセス:集落から自転車で15分〜20分
写真:ろぼたん
地図を見る浜ではありませんが、竹富島散策のマストスポットのひとつが西桟橋。小さな熱帯魚はもちろん、ときにはエイなどの大きな魚まで、肉眼で見られるほど桟橋近くにやってきます。
この天然の水族館のような桟橋から眺める突き抜けた青空と海の開放感は最高!西表島方向にまっすぐ伸びるこの桟橋は、2005年に竹富島で初の国の登録有形文化財として指定されたスポットです。
<西桟橋 基本情報>
住所:竹富町字竹富207
アクセス:集落から自転車で15分〜20分
写真:ろぼたん
地図を見る鮮やかな赤瓦の屋根と白砂の路、珊瑚の石垣が織りなす景観の向こうには、青い空を流れていく白い雲。どこからともなく聴こえる三線の音色。
この島にはレンタカーがありません。主な移動・散策手段はバスかレンタサイクル、水牛車に徒歩。急がない、急げないこのゆるりとした時間の中にこそ、竹富島の魅力があります。
写真:ろぼたん
地図を見るこのスピードに慣れてくると、本来の人間の生活するのに適したスピードはこのくらいなのでは?…と、自然の中で生かされている感覚や、どこか懐かしい居心地のよさを感じるはず。
集落や島全体を高い場所から楽しみたいなら「あかやま展望台」へ。老朽化によって立ち入り禁止になった「なごみの塔」に代わって、暖かな南風をうけながら赤瓦の竹富島の集落風景を眺められるスポットです。
<あかやま展望台 基本情報>
住所:竹富町字竹富379
アクセス:竹富港から徒歩15分
入場料:100円
写真:ろぼたん
地図を見る竹富島を訪れたら是非体験したいアクティビティが水牛車散歩。ときには道草を食べながら、ゆっくりと歩みをすすめる水牛車から眺める景色は格別です。
BGMはガイドが三線で爪弾く「安里屋ユンタ」。軽妙な語り口で集落の観光案内もしてくれます。
<水牛車観光基本情報>
・新田観光
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富97
電話:0980-85-2103
・竹富観光センター
住所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富441
電話:0980-85-2998
※いずれも所要時間約30分
写真:ろぼたん
地図を見る竹富島に宿泊すれば、もっとディープに竹富島を楽しむことができます。「星のや竹富島」の客室は島の建築基準と、伝統建築の合理性を受け継いだ造りで、ここを訪れた島民が「懐かしい」と驚くほど。
部屋の縁側で、ソファで、寝転んだ先に見える青い空や星空。島の空気や時間の流れに身をまかせると、心が浄化されるような気持ちに。
(「星のや竹富島」の詳細は関連MEMOをご確認ください)
島内に宿泊すれば、夕暮れ、星空、そして朝の景色まで堪能できます。島の西側にあるコンドイ浜や西桟橋から眺めるサンセットは是非とも見ておきたい景色です。
季節にもよりますが、竹富島発のフェリー最終便の時刻を考えると、日帰りで夕日が落ちてからのマジックアワー、ブルーモーメントまで存分に楽しむのは難しいでしょう。
周囲に明るい高層ビルのない竹富島の本領が発揮されるのが夜。国内初の星空保護区に認定された満点の星空が広がります。
上空の風の勢いで雲がかかっていても、数時間後には晴れていることもあるので、360度の天然のプラネタリウムを見上げてみましょう。
赤瓦の屋根の上にチョコンといる可愛らしい顔のシーサーや、風に揺れるハイビスカスやブーケンビリアの花、ひらひらと舞う蝶。鳥のさえずりや珊瑚の石垣の隙間を通ってやってくる南風を感じたとき。あなただけが見つける絶景がそこにあります。
写真:ろぼたん
地図を見る最後に竹富島のおすすめ観光スポットと滞在の雰囲気を動画でどうぞ。
動画:ろぼたん
竹富島は沖縄の原風景、美しいビーチ、日常では味わえないのどかな時間を味わえる場所。次の旅行は、体内時計を自然の時間にあわせて過ごす、そんな島時間を体験してみませんか。
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:星のや竹富島
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